読書。
『菅井友香1st写真集 フィアンセ』 菅井友香 撮影:LUCKMAN
を眺めた。
欅坂46のキャプテン、菅井友香さんのファースト写真集です。
撮影地は、パリでした。
秋元康さんが帯に寄せたコメントに、
「菅井は親に紹介したいタイプの女子だ。」
とあります。
その言葉にあるように、
かわいいし、穏やかそうで、表情が愛らしく、
ほっそりとして手足が長いスタイルのシルエットが美しいし、
でも派手すぎな感じがなく、
もしも家庭に居ると想像してみると空気がやわらぎそうで、
よくすごい魅力的な美人に対して言われる
「トロフィーワイフ」的なものとはまた違う意味で、
仮に自分の彼女だったら親に紹介したくなるような気がします。
菅井さんを紹介されて嫌な人はいないだろう、みたいな感じがします。
僕は乃木坂46が大好きですが、
菅井さんが所属する姉妹グループの欅坂46については詳しくはありません。
それでも、菅井友香さんは魅力的な人だなあと、
テレビや雑誌やネットでお姿をみたり、
記事を読んだりしたときに感じていました。
水着姿やランジェリー姿の写真もあります。
ほんとうに、とってもきれいでしたね。
そういう写真での控えめな態度というか、
それは恥じらいなのかもしれないのですが、
そんな彼女から感じられる温度・テンション感覚が、
彼女の内面というか、私的な部分を垣間見せているようでもあって、
眺めている自分とちょうどよい距離感でいられるように思いました。
これは、いろいろな写真集でもそうなんですが、
被写体のパーソナリティに好いところがあるからこそ、
眺めていて居心地のよい距離感でいられるのでしょう。
巻末のインタビューを読むと、
厳しい家で育ったため、
漫画やアニメに触れる機会がなかなかなかったそうなのがわかりました。
たとえば乃木坂46のメンバーには、
アニメや漫画が大好きな人たちがたくさんいるのですけれども、
菅井さんの場合、『魔法少女まどか☆マギカ』でハマったそうで、
僕もあの作品を劇場版のディスクで見ましたがおもしろかったですから、
ああ、あの作品でアニメ系の分野へ解放されたんだねえ、と思うと
なんだか嬉しい気持ちになりました。
また、お嬢様育ちらしく、長く乗馬をやってらっしゃるそうです。
馬術部にも属していた、と。
馬に乗っている時もそうでしょうけど、
馬房の掃除やカイバやりなどを通じて、
人間以外の生きものと交流するのは精神面を豊かにしそうです。
そこは犬や猫などのペットでも良い影響はあるでしょうけれど、
馬なんていう400~500kg前後の巨体で、
反面、繊細な心をもつ動物と気持ちを通わせてきた人って、
それだけでひとつの立派な教育を受けてきたことになっているのではないか。
で、話をちょっと戻すと、
厳しい家で、学校も厳しくて、お嬢様育ちでっていう、
一般庶民からすると比較的特異な生き方をしてきた人ですから、
内面にも、自分はこういう点で周囲から比べて特異かもしれない、
と自分自身でなんとなく気付くところがあるかもしれない。
その点を考えると、ふつうの若い女性のように
アニメや漫画にハマれたことは良かったよねえ、と思えます。
(このあたりはオースターの『鍵のかかった部屋』を読んだばかりだから
考えたことです。)
というところですが、すべてのページをめくり終えてメロメロになっています。
それも、切なさすら感じるくらいに。
裏の帯には、読者に向けた菅井さん自身の言葉が書いてありました。
「この1冊が、あなたの日々を少しでも明るく照らせたらいいな。」
本写真集を手にとって、
活力が湧いてきた、だとか、元気になった、だとか、
きっとそういう男性は多かったでしょう。
自分の生活に明るい光をさしてくれたので、
感謝の気持ちと共にあるというような。
世の中に、自分の人生を振り返って「誠実です。」
ときっぱりいいきれるような人はいない。
いても、それは勘違いをしていたりするものです。
最初から最後まで誠実でいることは不可能なくらい難しい。
でも、そんなには多くはないかもしれないけれど、
「誠実であろうとしています。」
とちょっと自身無げに思う、ということはできて、
ぐっと勇気を出せばそう口に出せるかもしれない人はいます。
菅井友香さんはそういう人なのではないのかなあ。
僕は「誠実であろう」とする人を尊敬します。
そして、味方でありたいし、大好きなのでした。
『菅井友香1st写真集 フィアンセ』 菅井友香 撮影:LUCKMAN
を眺めた。
欅坂46のキャプテン、菅井友香さんのファースト写真集です。
撮影地は、パリでした。
秋元康さんが帯に寄せたコメントに、
「菅井は親に紹介したいタイプの女子だ。」
とあります。
その言葉にあるように、
かわいいし、穏やかそうで、表情が愛らしく、
ほっそりとして手足が長いスタイルのシルエットが美しいし、
でも派手すぎな感じがなく、
もしも家庭に居ると想像してみると空気がやわらぎそうで、
よくすごい魅力的な美人に対して言われる
「トロフィーワイフ」的なものとはまた違う意味で、
仮に自分の彼女だったら親に紹介したくなるような気がします。
菅井さんを紹介されて嫌な人はいないだろう、みたいな感じがします。
僕は乃木坂46が大好きですが、
菅井さんが所属する姉妹グループの欅坂46については詳しくはありません。
それでも、菅井友香さんは魅力的な人だなあと、
テレビや雑誌やネットでお姿をみたり、
記事を読んだりしたときに感じていました。
水着姿やランジェリー姿の写真もあります。
ほんとうに、とってもきれいでしたね。
そういう写真での控えめな態度というか、
それは恥じらいなのかもしれないのですが、
そんな彼女から感じられる温度・テンション感覚が、
彼女の内面というか、私的な部分を垣間見せているようでもあって、
眺めている自分とちょうどよい距離感でいられるように思いました。
これは、いろいろな写真集でもそうなんですが、
被写体のパーソナリティに好いところがあるからこそ、
眺めていて居心地のよい距離感でいられるのでしょう。
巻末のインタビューを読むと、
厳しい家で育ったため、
漫画やアニメに触れる機会がなかなかなかったそうなのがわかりました。
たとえば乃木坂46のメンバーには、
アニメや漫画が大好きな人たちがたくさんいるのですけれども、
菅井さんの場合、『魔法少女まどか☆マギカ』でハマったそうで、
僕もあの作品を劇場版のディスクで見ましたがおもしろかったですから、
ああ、あの作品でアニメ系の分野へ解放されたんだねえ、と思うと
なんだか嬉しい気持ちになりました。
また、お嬢様育ちらしく、長く乗馬をやってらっしゃるそうです。
馬術部にも属していた、と。
馬に乗っている時もそうでしょうけど、
馬房の掃除やカイバやりなどを通じて、
人間以外の生きものと交流するのは精神面を豊かにしそうです。
そこは犬や猫などのペットでも良い影響はあるでしょうけれど、
馬なんていう400~500kg前後の巨体で、
反面、繊細な心をもつ動物と気持ちを通わせてきた人って、
それだけでひとつの立派な教育を受けてきたことになっているのではないか。
で、話をちょっと戻すと、
厳しい家で、学校も厳しくて、お嬢様育ちでっていう、
一般庶民からすると比較的特異な生き方をしてきた人ですから、
内面にも、自分はこういう点で周囲から比べて特異かもしれない、
と自分自身でなんとなく気付くところがあるかもしれない。
その点を考えると、ふつうの若い女性のように
アニメや漫画にハマれたことは良かったよねえ、と思えます。
(このあたりはオースターの『鍵のかかった部屋』を読んだばかりだから
考えたことです。)
というところですが、すべてのページをめくり終えてメロメロになっています。
それも、切なさすら感じるくらいに。
裏の帯には、読者に向けた菅井さん自身の言葉が書いてありました。
「この1冊が、あなたの日々を少しでも明るく照らせたらいいな。」
本写真集を手にとって、
活力が湧いてきた、だとか、元気になった、だとか、
きっとそういう男性は多かったでしょう。
自分の生活に明るい光をさしてくれたので、
感謝の気持ちと共にあるというような。
世の中に、自分の人生を振り返って「誠実です。」
ときっぱりいいきれるような人はいない。
いても、それは勘違いをしていたりするものです。
最初から最後まで誠実でいることは不可能なくらい難しい。
でも、そんなには多くはないかもしれないけれど、
「誠実であろうとしています。」
とちょっと自身無げに思う、ということはできて、
ぐっと勇気を出せばそう口に出せるかもしれない人はいます。
菅井友香さんはそういう人なのではないのかなあ。
僕は「誠実であろう」とする人を尊敬します。
そして、味方でありたいし、大好きなのでした。