読書。
『15歳から、社長になれる。』 家入一真
を読んだ。
会社を作るためには、「登記」という手続きをしないといけないのですが、
その「登記」ができるのは15歳からということで、
このようなタイトルの本になったようです。
本当だったら、何歳からでもいいんだよ、したいことをするならば、
という論調にも読める本書です。
そこはすごく「自然」であることを大事にする考えで、
「~するべき」「~するのが常識」「~しないといけないものだ」
というような、最初から、範囲や可能性を狭めるような考え方は違うよね、
というようなことを述べています。
著者は、僕も使っているのですが、あのブクログの創業者であり、
楽天とはまた一味違うネットショップの集合体BASEや
クラウドファンディングのキャンプファイヤーなどに関わった方です。
その他、シェアハウスやカフェを作られたり、
人の集まる場所、人の居場所をつくることを使命としておられるような感じがする方です。
このあいだの都知事選で立候補されていましたが、僕はその時にやっとお名前を覚えたクチで、
実にネットビジネスなどにうといのですが、
本書には、もっと僕のうとさを思い知らせるような、
若くてやる気も能力も抜群のIT起業者のインタビューが何本か出てきます。
それを読んで、若い人(15~25歳くらいまで)ってこんなにすごいのか!やるんだな!って
いまさらながらびっくりしました。
捨てたもんじゃないですよ、この国の未来は。
そして、彼らの言葉のシンプルでシャープで、妙な思惑のない屈託のなさが好かったです。
おいおい、そこはちょっと青いぜって思う部分もありはしましたし、
そこは経験で僕は勝っているのだ、と大人げなく薄気味悪くニヤけもしましたが、
おしなべて、立派でしたね。
それでもって、そのインタビューを読んでいると、僕の中でふにゃけてきている若さの部分が刺激されて、
そうだった、そういうモチベーションってあったんだったと再確認させられたりしました。
自分も、もうちょっとやれるよな的に元気になったくらいです。
順序が逆になりましたが、第二章のインタビュー集の前に
家入さんによる起業の順序と、なぜ起業なのかという思想が語られます。
とてもフランクな調子の文体とざっくりとした中身ながらも、
そうであるがゆえに家入さんとサシで話をしているかのようで、
響いてくるものがあるんです。きっと、共鳴する部分があるのだと思います。
とはいえ、きっと、起業したり投資したりして成功している人なので、
随分厳しいなぁという部分はあるはず。そう見受けています。
最後に、「保護者へ」「学校の先生へ」という短い章があります。
ここもまた、本質を柔らかく射抜いているような考えで、面白く読めました。
男女問わず、若い人たちにおすすめできる本ですよ。
30代を過ぎて、「なんか違うんだよなぁ」と行き詰って、
悩んだり迷ったりしている人も、読んだらいいのかもしれない。
中学校あたりの図書室には必ず所収されていないと、
と思えるほどその年代ではマストとも言える本かもしれない。
『15歳から、社長になれる。』 家入一真
を読んだ。
会社を作るためには、「登記」という手続きをしないといけないのですが、
その「登記」ができるのは15歳からということで、
このようなタイトルの本になったようです。
本当だったら、何歳からでもいいんだよ、したいことをするならば、
という論調にも読める本書です。
そこはすごく「自然」であることを大事にする考えで、
「~するべき」「~するのが常識」「~しないといけないものだ」
というような、最初から、範囲や可能性を狭めるような考え方は違うよね、
というようなことを述べています。
著者は、僕も使っているのですが、あのブクログの創業者であり、
楽天とはまた一味違うネットショップの集合体BASEや
クラウドファンディングのキャンプファイヤーなどに関わった方です。
その他、シェアハウスやカフェを作られたり、
人の集まる場所、人の居場所をつくることを使命としておられるような感じがする方です。
このあいだの都知事選で立候補されていましたが、僕はその時にやっとお名前を覚えたクチで、
実にネットビジネスなどにうといのですが、
本書には、もっと僕のうとさを思い知らせるような、
若くてやる気も能力も抜群のIT起業者のインタビューが何本か出てきます。
それを読んで、若い人(15~25歳くらいまで)ってこんなにすごいのか!やるんだな!って
いまさらながらびっくりしました。
捨てたもんじゃないですよ、この国の未来は。
そして、彼らの言葉のシンプルでシャープで、妙な思惑のない屈託のなさが好かったです。
おいおい、そこはちょっと青いぜって思う部分もありはしましたし、
そこは経験で僕は勝っているのだ、と大人げなく薄気味悪くニヤけもしましたが、
おしなべて、立派でしたね。
それでもって、そのインタビューを読んでいると、僕の中でふにゃけてきている若さの部分が刺激されて、
そうだった、そういうモチベーションってあったんだったと再確認させられたりしました。
自分も、もうちょっとやれるよな的に元気になったくらいです。
順序が逆になりましたが、第二章のインタビュー集の前に
家入さんによる起業の順序と、なぜ起業なのかという思想が語られます。
とてもフランクな調子の文体とざっくりとした中身ながらも、
そうであるがゆえに家入さんとサシで話をしているかのようで、
響いてくるものがあるんです。きっと、共鳴する部分があるのだと思います。
とはいえ、きっと、起業したり投資したりして成功している人なので、
随分厳しいなぁという部分はあるはず。そう見受けています。
最後に、「保護者へ」「学校の先生へ」という短い章があります。
ここもまた、本質を柔らかく射抜いているような考えで、面白く読めました。
男女問わず、若い人たちにおすすめできる本ですよ。
30代を過ぎて、「なんか違うんだよなぁ」と行き詰って、
悩んだり迷ったりしている人も、読んだらいいのかもしれない。
中学校あたりの図書室には必ず所収されていないと、
と思えるほどその年代ではマストとも言える本かもしれない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます