読書。
『乃木坂46卒業記念 堀未央奈 1stフォトブック いつのまにか』 堀未央奈
を読んだ。
2021年に乃木坂46を卒業された堀未央奈さんの卒業記念ブック。全編セルフプロデュース。
堀未央奈さんは乃木坂二期生のエースでした。加入後いきなりシングル『バレッタ』でセンターに抜擢され、重圧に苦しみ、揉まれながら、一時期アンダーの経験を積むと、選抜に復帰しそれからは常に福神メンバーとして立ち並ぶ存在になりました。僕が乃木坂にのめり込んだときがちょうど、未央奈さんがアンダーにいたころです。そのころにディスクで見た乃木坂のドキュメンタリー映画では、自分がどうしたらいいのか悩み苦しんでいる姿が映し出されてたのを覚えています。
なんていうか、未央奈さんはそれから、気が付けば前面の際ぎりぎりのところにバンと立つ存在になっているように感じていました。本書のインタビューページにも書かれていますが、どんどん揉まれていくことで自分を磨いていくスタイルなのだそうです。そういった考え方だからこそ、前面に立ち、すべてに向かいあおうとしているような立ち姿なんだと思います。そのスタンスは卒業時には完成していて、僕が彼女を見始めたときにくらべるとそうとう強くなっているように見えました。
彼女のツイッターを読んでいると、まだまだ揉まれようとしているなあと感じます。もっと高みを目指しているのではないでしょうか。叩かれても、炎上しても、何度でもまた立ち上がって欲しい人ですからね、未央奈さんは。まだまだ過渡期で、旅の途中で、それを自覚されているんだと思います。
アンテナの張り巡らし方は研ぎ澄まされているし、未踏の地へ足を踏み入れるところなんて、一般的なというか平均的なというかそういった人たちよりも一歩先を常に行く。外見や発言からは感じられないのだけれど、そういう意味ではロックなんだと思いますね。そして、それが彼女の努力のスタイルの突き詰めた形。みんなと同じじゃだめなんだ、という気づきが根本にあるんじゃないでしょうか。
未央奈さんは乃木坂の現役とOGを併せても1,2を争うオシャレさだと思うのですが、本書に「おしゃれは自分を守るものでもある」というような名言がありました。こういった「自分の言葉」で語るところが、彼女のスタイルの間違っていないところだと思います。これからもっと、彼女の「自分の言葉」が豊かになりますように。その「自分の言葉」が、容姿の美しさと相まって、より魅力を増させるに違いありませんから。
それと、彼女が卒業するときにはまだ二期生が何人も在籍していて、本書では一人ずつとコラボしているページがあります。今眺めるととても懐かしいのですが、まだこれは2年前なんですよねえ。3期4期5期体制への乃木坂の体制変化はめまぐるしかったですから。でもこうやって思い出を噛みしめるみたいにして、ずっと応援したり励まされたりしていた二期生たちと本書上で再会できたようなあたたかな嬉しさがありました。
1期生、2期生が坂を駆け上がっていった時期、そんな素晴らしい時間の流れの中に応援する身としての僕もちょっとだけ混じっていたんだなあと思うと、自然と目じりが下がってくるのでした。
『乃木坂46卒業記念 堀未央奈 1stフォトブック いつのまにか』 堀未央奈
を読んだ。
2021年に乃木坂46を卒業された堀未央奈さんの卒業記念ブック。全編セルフプロデュース。
堀未央奈さんは乃木坂二期生のエースでした。加入後いきなりシングル『バレッタ』でセンターに抜擢され、重圧に苦しみ、揉まれながら、一時期アンダーの経験を積むと、選抜に復帰しそれからは常に福神メンバーとして立ち並ぶ存在になりました。僕が乃木坂にのめり込んだときがちょうど、未央奈さんがアンダーにいたころです。そのころにディスクで見た乃木坂のドキュメンタリー映画では、自分がどうしたらいいのか悩み苦しんでいる姿が映し出されてたのを覚えています。
なんていうか、未央奈さんはそれから、気が付けば前面の際ぎりぎりのところにバンと立つ存在になっているように感じていました。本書のインタビューページにも書かれていますが、どんどん揉まれていくことで自分を磨いていくスタイルなのだそうです。そういった考え方だからこそ、前面に立ち、すべてに向かいあおうとしているような立ち姿なんだと思います。そのスタンスは卒業時には完成していて、僕が彼女を見始めたときにくらべるとそうとう強くなっているように見えました。
彼女のツイッターを読んでいると、まだまだ揉まれようとしているなあと感じます。もっと高みを目指しているのではないでしょうか。叩かれても、炎上しても、何度でもまた立ち上がって欲しい人ですからね、未央奈さんは。まだまだ過渡期で、旅の途中で、それを自覚されているんだと思います。
アンテナの張り巡らし方は研ぎ澄まされているし、未踏の地へ足を踏み入れるところなんて、一般的なというか平均的なというかそういった人たちよりも一歩先を常に行く。外見や発言からは感じられないのだけれど、そういう意味ではロックなんだと思いますね。そして、それが彼女の努力のスタイルの突き詰めた形。みんなと同じじゃだめなんだ、という気づきが根本にあるんじゃないでしょうか。
未央奈さんは乃木坂の現役とOGを併せても1,2を争うオシャレさだと思うのですが、本書に「おしゃれは自分を守るものでもある」というような名言がありました。こういった「自分の言葉」で語るところが、彼女のスタイルの間違っていないところだと思います。これからもっと、彼女の「自分の言葉」が豊かになりますように。その「自分の言葉」が、容姿の美しさと相まって、より魅力を増させるに違いありませんから。
それと、彼女が卒業するときにはまだ二期生が何人も在籍していて、本書では一人ずつとコラボしているページがあります。今眺めるととても懐かしいのですが、まだこれは2年前なんですよねえ。3期4期5期体制への乃木坂の体制変化はめまぐるしかったですから。でもこうやって思い出を噛みしめるみたいにして、ずっと応援したり励まされたりしていた二期生たちと本書上で再会できたようなあたたかな嬉しさがありました。
1期生、2期生が坂を駆け上がっていった時期、そんな素晴らしい時間の流れの中に応援する身としての僕もちょっとだけ混じっていたんだなあと思うと、自然と目じりが下がってくるのでした。
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