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<Font size=2>“残暑お見舞い申し上げます“  ’08-8-24</Font>

2008-08-26 13:55:35 | Megu's Sports
Megu’s Now !

8月も、あと1週間。たいてい、自分の誕生日が近づいてくると年をとるにもかかわらず、なんとなくパワーがみなぎってくるんだけど、今年は、まだパワーが感じられない。先週、大学時代の親友に “Happy Birthday”のメールをおくったら、
“厄年だよ~”って返事が返ってきた。今年、順調に低迷が続いてるって言うのに、これ以上低迷したくな-い! 前厄ってことかな。母ちゃんに頼んで、お祓いしてもらおう。その前に、低迷だって言い続けるのやめた方がいいね、きっと。“Luck”が逃げちゃうもんね。

2週間前に友人を訪ね、3日間New Mexico州に行ってきた。Albuquerque は、 San Jose から飛行機で3時間半ほど。標高1500m。空気がうすい。ランニングしたら、脈がいつもより速く、足が重くて、かなり遅い。朝起きたときも、なんとなく胸が重い。Santa Feまで景色の良い山道を通ってのドライブ。American Indianの集落があったり、火山の遺跡のようなものがあったりと歴史のある地域。モンスーンで、激しいにわか雨と落雷が遠くから近づいてくるのを見ているのは、自然の力を感じさせられる。とは言いつつ、 たいていどこに行っても何かに刺激されるのだが、初めに感じたことは, “Boaring…”。レストランに行っても、サービスも質もいまいち。友達と家でオリンピックを見ながらワインを飲んだ事が、なによの娯楽。

日本のオリンピックの中継が、恋しい。時差もあるが、アメリカの放送は、カバーの仕方がよくない。かなり、自国中心主義。いくつかのチャンネルが、違った時間に中継してるから、どの競技がいつ放送されているか探すのが面倒。おかげで、トライアスロンとシンクロ見逃してしまった。で、アメリカ人は、実際のハイライトやバイオグラフィーを好むみたい。集中力がないんだよね。だけど、初めて、マラソンを初めから最後まで中継したのには感心。

母ちゃんが、4ヶ月の入院生活を終え、ようやく帰宅。とくに、友達(T君とMちゃん)、近所のMちゃんには、色々とお世話になり感謝、感謝。股関節の手術後、大腿骨の骨折と、母ちゃんは、かなり大変な思いをした。一度、帰国した時に、病院の理学療法士とリハビリに関する話ができたことは良かったが、もし話していなかったら、上半身のエクササイズは、すぐには始めなかっただろうし、いくら医者の指示のもとといっても、病院にいる間のアクテイビテイーがかなり限られていたように思え、私にとってはFrustratingなのだ。Disuseで筋肉がかなり落ちている。だから、母ちゃんは、今、帰宅後、普段の家庭生活に戻るのに苦労している。日本でも、病院の外に、退院後の患者が簡単に通え、 理学療法士とトレーナーが協力して個人的なプログラムを作ってくれるリハビリの施設が地域ごとにできれば、患者の回復と生活への復帰が早くなると思う。保険の問題などあるけど、入院期間を短くし、その費用をリハビリにまわせたらいいんだけどな。





<Font size=2><開き続けよう...甲子園の重い扉> ‘08-8-19</Font>

2008-08-19 12:18:21 | Massy's Opinion
☆今年の甲子園は、我われ塾校野球部のスーパーOB達には感無量のゲームの連続だった。
自然と昔の苦労や辛かった思い出が蘇えり、「野球を遣っていて良かった。野球から学ばされた」ことなど万感の想いが湧いてくる。想い出す儘に記して見よう。


慶応義塾高校野球部O,B会 日吉倶楽部会長交代に際して、  2002年5月20日
日吉倶楽部 会長 松方 正範 殿(抜粋 修正)            
                         4回生 学年幹事
                                増田 弘
                        
早めな梅雨時の様な日が続きますが、益々ご隆昌の事と思います。
この度は日吉倶楽部の会長おめでとうと同時にご苦労様ですが、がんばって下さい。
さて、19日神宮へ慶法戦を見に行きましたが、第一試合の早明戦から見ました。
ちょうど、珍しく上田監督が来ていましたので、一緒に早明戦を見ました。6回くらいに成ると、慶応の選手がスタンドに上がって来ましたが、塾高出身の早川君や菊地君等ユニホームを着ている連中が皆上田監督の所に挨拶にきました。菊地君には「寺田君とリードが違っていいぞ」とか「ユニホーム着ているのか」と激励していまして、非常に暖かい雰囲気でした。偶々一緒に見ていた早稲田のO,Bで親友の遠間君(34年桐生高校出)が「マスさん、慶応高校は良いね、俺も一度、高校の監督をやりたいよ...」と言っていました。

☆慶応の対法政快勝で気持ち良く帰りながら考えましたが、僕達の頃は大学と高校の関係はこんなでは在りませんでした。当時、阪井監督は優勝から遠ざかって居ましたし、兎に角、関西出甲子園出場者重視でした。今、考えると慶応高校1、2、3回生は人数も少なく途中で休部したりして殆ど練習には来て居ませんでした。当時の三田倶楽部理事長は山岡さん(復活早慶戦時の主将、商工時代から大学の試合に出ていたと言う名選手、「ファインプレーをフアインプレーで無くするプレーが大事」が口癖。僕はこの意味が解らず山岡さんに質問しました。山岡さんは、「どんな難しいボールでも早く球の下へ行き、イージーボルのようにとること」「パーセンテージべースボール」「一死2,3塁、ボールカウント1&3.次球は無条件でヒットエンドラン」考えて見れば当たり前、打者はストライクだけ打てば良い)でしたが慶応野球部の将来を考えて「高校から入らないと駄目だ。大学は強くならない」と何時も言われていました。

☆僕はある時、当時の野球部長の長尾先生から教員室に呼び出され、先生から山岡君のお母様を紹介され、「今度、山岡君が野球部に入るから友達に成ってくれ」と言われました。キット山岡理事長は長尾先生と良く慶応野球部の将来を話し合われて息子さんを野球部に入れたのでしょう。大学の野球部ではバッティングをしようと思うと「慶応高校は打たんで良い」と阪井監督に言われたりしました。「監督、個人名なら仕方ありませんが、学校名で練習させてくれないのは困ります」「力は違っても練習はさせて下さい」と言いました。この時の惨めな気持ちは未だに鮮明です。山岡君は黙っていました。彼とは大学4年まで一緒でした。僕も度々山岡宅に呼ばれて「練習はどうか?」と聞かれました。ある時、「慶応高校は打たせて呉れません」と言ったら、すぐ翌日山岡さんが阪井さんに「慶応高校も練習させてやれ」と言われたので、僕は阪井さんに呼び出され、「差別している訳ではない。チャント君達の事は見ているよ。例え球拾いも一球たりとも粗末にするな」と1時間半もお説教をされました。「黒松君達が甲子園に出場したので、来年はキット皆大学に来るだろうな」と思い止めずに居たのです。(そして,良い仲間が沢山出来ました)この時の事は、後年、社会人になって、「職場の末端を大事にする」と言うこと学び、卒業後、10数年経ち、「阪井監督の立場が良く解りました」と懇談したことがあります。

☆こんな状況の中で、黒松君達を中心に日吉倶楽部が発足しましたが、我々世代O,Bの最大の目標は専任監督を置く事で、赤島事務局も本当に長い間よくやって呉れました。長い話に成りましたが、この神宮での上田君と選手のやり取り、今年の塾高の活躍を「特に山岡さん長尾先生がご覧になったらなあ...本当に喜ばれて居るだろうな」と言う強い思いがしています。僕も会社を辞めて地域三田会等に出ますと本当に熱烈な塾野球のファンが多いのに驚いています。三田倶楽部報や日吉倶楽部報など欲しい人にドンドン配ったら喜ばれると思います。

☆さて、こんな時代から今日、大學の内野は塾高出身者で恐らく、歴史的に始めての激しいポジション争いが繰り広げられているでしょう。兎に角、時代の変わり目と「甲子園の扉を一度開けて、足を出したんだ」「扉を閉めたら足が折れて」しまいます。全国から素晴らしい文武両道の学生が集まってくるでしょう。部員も更に増えるでしょう。指導部の先生方も大変でしょうが、新しい日本を背負う大きな人材を、野球を通じ育てて下さい。



<Font size=2><格差、介護、最低賃金...>  ‘08-8-12</Font>

2008-08-12 18:49:24 | Massy's Opinion

☆今日のタイトルは最近マスコミを賑わしている言葉。言葉としてはスルーっと頭の中に入るが良く考えると何か一つ明確でない。振り返れば、学校を卒業以来、「所得倍増」路線とそれを牽引していた様な自動車界で車を「売る」マーケッティングばかり考えていた。職場の経験も労働組合を始め色々な部署でトップをやらせて貰ったが、何時も昔からぶち当たっていた問題である。

☆経験の中から記してみよう。

☆「格差」昔は「学歴別、年功序列型賃金」で初任給の「学歴別格差」が大きかった。
組合委員長になって一番初めに取り組んだのはこの問題だった。第二学部(夜間)出は高卒の基準給だった。労使に此れを理解させる為、「年令別基準ライン」を作って団体交渉をした事がある。18歳の初任給を最低として、確か、30歳で一子を持つポイント賃金としたモデルを作った。組合員は僕の顔を見れば「給料が安い」と言う。其の額は「手取額」で支給額ではない。最近、「最低賃金」の時給議論がされているがどの新聞も明解な解説をしている物はない。良く、組合員に「支給額で高い安いを論じろよ。手取りでは駄目だよ。何処に比べて安いんだ?」「健康保険の自己負担部分や社内預金は君の財産だろ」と言って「経営者みたいですね」と文句を言われた。「会社と話をする時にベースが揃わなくては話に成らないだろう」と言ったものだ。今やこの「格差」も世界的に基準を揃えた議論がいるだろう。僕はワイフに「オリンピックが終わったら、中国では暴動が起きるよ」と去年から言っていたが始まる前に暴動が起きてしまった。それだけ「格差の内圧」が高くなっていたのだろう。

☆「介護」
1993年頃、「障害者用の車」に特別仕様の車を作り売り込みに掛かった。ターゲットを「養護施設」に限りセールスに個別訪問をさせた。展示会をやれば必ず人は集まる。唯、売れなかった。価格がお客様の思惑と違いすぎた。其の時、痛感したのは障害や介護の必要な家族のいる家庭では「家計の内圧」が高いのだなあと言う事である。その後、量産、コストダウンが進み今では福祉車両は当時と比べれば相当安くなっている。僕のいた会社で若い人が「結婚するし、給料が安いから介護の資格を取るので退社したい」と言ってきた社員がいた。「止めろよ、大変だよ。給料もそう高くは無いよ。我が社の給料はそんなに安くないよ」と言ったが辞めて行った。介護で働く人の離職率は相当高いようだが、彼はどうしているだろう?今度、インドネシアから200人の介護要員が来るようだが、国の間の「格差」を利用しているだけで、本当に日本の将来を考えた施策と思えない。

☆「最低賃金」
世の中見て廻すと、「最低賃金」はドライバーの賃金のように思える。しかし、企業が利益を挙げようとすると、流通コストを一番始めに下げる。この所、明るみ出た「餃子」、「食肉」、「鰻」も流通が複雑すぎる。労働組合も「標準生計費」なんて言う議論を聞いたことが無い。日本は豊かになり過ぎだ。何処かの学校で、先生かゼミで「日本の生活モデル」を具体的に研究発表して貰えないだろうか?今の真面目な大学生にこんな話をしても、凄く時間が掛かる。普段、学校で教えていないからだ。「最低賃金」と「標準生計費」から、公務員給料や日本の国家予算を論じるべきだろう。「道州制」とか色んな議論がある中、基礎的な経済再構築と日本の将来の為に是非、必要だと思う。



<Font size=2><Diary 19>     ‘08-8-5</Font>

2008-08-05 17:23:14 | Massy's Opinion
☆ママの闘病
去る4月9日の入院から、丸、4ヶ月をむかえる。「長いね...」本人もよく頑張っている。「再置換」の手術が終わり、退院まじかでの「骨折」再度の手術...全て、順調にいくかな?
と僅かな疑念はあったが、最悪の状態が起こった。でも、帰宅して暫くしてから起こるよりも良かったかも知れない。まだまだ予断は許せないが何とか無事にいくだろう。
昨年、11月「人工股関節の再置換」を決めてからMeguと色々情報を集めたが、この20年間に医療、機具、体制全てが凄く進歩していること、高齢化に伴い患者が増えていること、驚くばかりだ。若し、慈恵医大元整形外科部長の藤井先生がご存命ならリハビリやシステム等についてMeguを含めて、同じ悩みを持つ人に役立つ懇談が出来たのでは無いか?と残念だ。ITを使って情報収集をしたり、病状の経緯を「病院報告」と言う形でMeguに送っているので、この手術に関してお問い合わせがあればご説明は出来ると思う。

☆塾高 (北神奈川代表)と今日の試合
北神奈川代表決定戦 テレビに釘付けで見ていた。今年のチームは慶応高校始まって以来最強のチームだと思う。何しろ、投手が二人居る。野手も集中力が途切れない。良いチームだ。今日の対松商戦も持ち味通りのゲームが出来た。NHKの解説「慶応高校は泥臭い野球...に替わった」なんて変なこと言っていたが、「野球は2アウトから...好球必打...ファインプレーをファインプレーでなくするプレー」が慶応野球なの。松商も伝統校...強いな。監督が良く選手を知っている。救援投手が見事だった。

☆読んだ本 人から送られて来て...
この4ヶ月間、二人分の仕事+病院通いで、振り返ってみると、殆ど本も読んでいない。
一冊だけ我がPCの先生Flamandさんが「面白いですよ」と送ってくれた「隠された皇室人脈」園田良明著を読んだ。天皇陛下と皇后さまの御成婚に至る秘話そしてそれをセットした人達のなかにクリスチャン人脈があること、よく調べてあるし「へっ」と言う感じがする。余り、読みやすくは無いが、自分では書評を見るだけで買わないだろう。でも人から送られた本は、自分に足りない部分があるのか...読んでみるものだ。為になる。

☆ライブ探訪
友人に銀座タクトで開かれた「ウクレレ界のスパースター」杉本いわお氏のライブに行く。メンバーを見るとフルートに小宅朱美、ベース野中英士なんて言うJAZZのメンバーも入っている。ウクレレは大体伴奏楽器それが主役...もう一つはフラダンスブーム、何たって同級生のレスリング部の奴が先生の代役を務めたり、テレビに出ていたり、又、近い後輩の奥さんがそいつにフラを習って居たり、ハワイアンは混迷の世界。興味が湧き,行ってみた。80~90人の満席。女性が70%。2ステージ、曲目はハワイアン以外にもラテン、スタンダードも入り2時間。面白かった。年に二回位こんなライブをやるようだ。結局、お弟子さんとか好きな仲間を自分で集められないとライブも駄目。全て、「face to face」の人間関係が第一。
かえりに竜土町の「クールトレイン」に寄ってみた。大矢江美さんと言うジャズスタンダードの歌手が出演している。8月に毎年、小コンサートを開くが今年はママが駄目なので、謝りついでに店に行って見た。多分、「がらがらだろうな」と思っていたら、何と座る所も無い満席。しかも、若い客が多かった。伴奏のバンドマンが年を取った。偶然、「我が電子的友人、Toshisan」に出会った。彼も「キーワード ...野球、ジャズ、酒より夜かな」

☆一人暮らしで解った日本経済
今の若者と同じ様なコンビに生活を送っている。マア、経営者の顔を思い浮かべながら「売り場を見たり、商品を選んでくる。そして、一人暮らしの連中に意見を聞いてみる。経営者的に透視すれば、「在庫管理」が大変だろうな。商品はお客が食べやすく皆、「包装」に力を入れているようだ。「一円硬貨」の利用価値に改めて大事さを感じる。

☆銀行、デパート、トップの言うことと全く違う第一線の動き「トンでもないお客目線」
先日「香典返し」を頂いた。今、流行の厚いカタログ本から選ぶやつ。ママは退院後家で使いたい物を頼むと言う。申込書に「8月中旬以降、配送を頼む」と書いたらと言う。
其のデパートの女の子から「8月中旬以降には配送出来ません」と電話が来る。「おい!君のところお客様第一と言っているんだろう。お客の希望を聞いてよ。責任者をだしてよ」責任者と話をする。「お客様の仰る通りです。早速、手配します」何と其の品物翌々日届いてしまった。この老巨大百貨店は業績が上らずI百貨店に統合される。統合する方もよく考えた方がいい。腐っている組織と統合しても効果は挙がるまい。

・僕はある銀行のキャッシュカードを個人で使わせて貰っている。「法人キャッシュカード」「当座預金」「名義個人」である。
新任の渉外課長に尋ねる。「此れ、解る?」「ええっ何ですか?チョット変ですね...」「此れわね。新規店開設の時に個人、法人、預金口座、当座口座の獲得目標が組まれるでしょう。その内の一つなの...古い客だと言う事」「成るほど、勉強になりました」「俺の金利安くしろよ!」「お客様第一だろう」

☆内閣が「目線論議」をするほど、程度の低い日本になってしまった「経団連」で「教育勅語」を読んだほうがいい。