<Font size=3 >“Japan vs. US ? 文化，習慣，生活，人々” ‘１０-９-２８</Font>

Megu’s Opinion!

☆カリフォルニアにやって来て、15年目に突入。よく、“日本とアメリカと、どっちがいい？”というような質問を受ける。どっちがいいかは、住んでる所、その人の好きずき、物の考え方、生活の仕方で様々。何にしても同じだが、長所と短所がある。そこで、思いついたことを並べてみた．．．

	J a p a n				U , S , A
	・公共交通手段の便利さ				・生活のバランス、選択肢
	・デパート/お店での包装のサービス				・自然とそのアクセス
	・時間に正確（人、電車、サービス、etc）				・カリフォルニア
	・パン、卵、牛乳、果物の味				・能力重視（vs年功序列）
	・コンビニの質				・あまり型に捕われない
	・謙虚さ				・リハビリの取り組み方
良	・無印良品				・大きな生活用品（ペーパータオル、トイレット
	・国民健康保険				ぺーパー、サランラップ、etc）
い	・製品/商品の質				・大らかさ
	・スターバックスの味の均一性				・要点を突いた話の運び
点	・繊細さ/丁寧さ				・大學や市営のクラス・コースが豊富にある
	・玄関の存在（家の中で靴を脱ぐ事）				（誰でも取りやすい）
	・正確さ				・創造性の豊かさ
	・清潔さ				・他民族/文化の共存
	・おしゃれ				・レジで現金を引き出せる
	・チップを払わないで良い
	・タクシーが綺麗で、怪しげでない
悪	・型にはまり易い				・公共交通手段の不便利さ
	・遠回しな話の運び方				・時間にノンビリし気味
い	・高速道路の料金				・スターバックスの味の不均一性
	・男の人の公共での不親切さ				・英語を話せなくても、暮らせるので
点	（ドアーを開けてくれないなど）				（特にカリフォルニアは）
	・一度　学校/大学を出たら、戻る事が難しい				共通語を習おうとしない人がたまに居る
	・大學で学部の変更が難しい				・当てにならない電話/ケーブル会社

☆　なにはともあれ、良い人々/友達に恵まれているということが、どこの国、地域に住んでいても、重要な事である．．．

<Font size=3 >＜新人セールスマンへ．．．＞ ‘１０－９－２1</Font>

Opinion.

☆朝夕は大分涼しくなり、矢張り９月半ばを過ぎると秋を感じる。政治情勢も何か余り替わり映えしないが、各企業とも期末でハッパが掛かっているのだろう。このところ、訪問セールスが矢鱈と多くなり、中でも証券会社が際立って多い。しかも、殆どが今年入社の新人である。


☆僕が自動車販売の第一線に居た初期の頃、新人セールスが配属されると、先ず、テリトリーを決め、「一日２０軒は訪問しろ」と指示をしたものである。しかし、「訪問」の中味が問題で、面談できるケースは本当に２～３軒あれば良い方である。選挙活動の訪問も同じである。誠に効率が悪い。


☆我が家へ飛び込んで来たセールスには、出来るだけ面談して、対応するようにしている。昔の訪問販売の難しさや、効率の悪さを知っているから、少しでもやる気を持たせて上げようと思うせめてもの親心からである。


☆今、自動車のセールスは「エコポイント」問題で大変だ。先日、証券会社のセールスと話をしていて思いついた。証券会社は社債であれ、株であれリスクを伴うはずだ。


☆そこへ行くと、自動車のセールスはお客様が欲しがっている車を売るので「喜ばれる」事はあっても、先ず，恨まれることは無い。増して、モータリゼーションの盛んな時だったので、僕達は「本当に幸せだったなあ」と思った。３社の証券セールスと話し込んだが、就職難とはいえ、「証券ビジネス」の実態を知っているのか？モット選ぶ仕事があったのではないか？と気の毒になったりした。


☆それでも仕事を選んだ以上頑張らなくてはならない。そこで、僕が、新人セールスに何時も言っていた事を話してあげた。次のような事である。果たして何人が実行するのやら．．．


☆＜新人営業マンの鉄則＞　　
１、 訪問、名刺交換した人には、「翌日必ず有り難う御座いました」のテレをすること。
２、 テレの長話は禁物。
３、 電話、貴重な営業ツールである。この使い方は　先ず、先方は「用事、話したい事」が有るから電話をして来る訳である。僕は電話を頂いた人、（会社、家庭を問わず）には、必ずその日の内に電話を入れることを社会人に成ってから、今でも実践している。
４、 名刺の「交換枚数目標」を自分で決める。時間(月、半期、年等)も自分で決める。

以上のことが習慣になるように．．．学校時代の人脈は「更に色濃く．．．」「社会での新しい人脈を作らないと本当に営業が出来たことにならない。その上で本当のマネージメントが出来る。

<Font size=3 >＜読後感「失踪宣告」 堀之内英二著 幻冬舎ルネッサンス＞ ‘１０-９-１４</Font>

Impression!

☆ 慶応高校野球部ＯＢ会日吉倶楽部　財務担当役員の堀之内君から　残暑お見舞いを頂いた。半分は「最近の自分の活動をご報告します」と言う内容の葉書で「失踪宣告」と言う我々には余り聞きなれない本のタイトルが載っていた。彼が弁護士事務所を開いているのは知っていたし、オフイシャルウエブサイトも覗いて見て、本を読んで見たくなった。（補足だが日吉倶楽部員には、５０年を越える歴史の中で、弁護士、税理士等第一線で活躍している元球児が沢山居る）

☆ 僕は最近、本を買う時は殆ど「アマゾン」を使って居る。本屋を歩いて探すのも面倒、割合に早く届く。
早速、検索に掛けてみた。驚くべき事か、「失踪宣告」と言うタイトルの本が沢山有るのには驚いた。早速、当該書を間違えの無いように発注。３日後には届いた。
約３００ページに及ぶ長編である。最近長編を読んでいないので「大変だな！マア、字も大きめだからいいか？」と目次を明ける。プロローグ、エピローグを入れて１０章。一日一章ずつ読むか？」と考えた。本を読み始めたら面白くて、３日で読んでしまった。

☆ 内容は著者が依頼された弁護事件で、失踪者の捜索依頼である。今まで良く知らなかったが、生命保険は自殺だと免責期間が３年らしい。失踪要するに行方不明の場合はその宣告が裁判所で認められて７年過ぎると生命保険が受け取れるらしい。
小説は著者が捜査依頼を受けた所から始まる。そして、失踪者はバリ等に行っているらしい。其処で、筆者は、現地調査にバリへ飛ぶ事にする．．．．依頼者が美人の若奥さん、二人では何かと誤解を受けてもと、友人に依頼して、３人でバリに飛んだ。そして、解る範囲の情報から失踪者の足跡を追う。僕はバリに行ったことは無いが、度々，行っている連中から話を聞いているので、割合とイメージが湧いてくる。著者は流石に職掌柄、細かい観察で情景、風景を瞼に浮かぶように書いているので、まるで、バリに行っているような感覚に引き込まれる。

☆ 失踪者は自家営業の洋菓子店主、５店舗１工場を持った２代目社長、商売は時代背景もあり、流行っていたらしい。ご多分に漏れず、この不況で売上ダウン、資金ショート、暴力団系の高利貸に頼り金利が嵩み、脅かされて「失踪宣告」をして貰おうと言うことでバリに逃亡した。自殺も考えるが死に切れず、バリに来ていた奥さんと密かにあい、死ぬことを思い止まり、帰国。筆者の適確な弁護を得て、軽い罪で事業の再生に取り掛かる。と言うストーリーである。

☆ リーガルミステリーと帯書きには書かれている。確かに僕には面白い題材だった。筆者は恐らくモット書きたかった事が有るに違いない。「何故、高利を借りる前に不採算店舗の整理をしなかったのだろうか？」「中小企業の経営者は、バリへサーフインに１１回も行く暇が有るのだろうか？」「経営の姿勢に甘さは無かったのか？」
☆ この失踪経営者が、「どんな再建の道を辿っているのか？」続編を期待したい。

<Font size=3 >＜Diary 44＞ ‘１０－９－７</Font>

☆ 今、僕のブログは、毎週火曜日にupdateをしている。そして、第１週は、＜Diary＞第２週～第３週はその時々の事や、若い人に参考に成りそうな事を中心に書き、最終週はMegumiに協力をして貰い、USA,BayArea,SantaClaraからメールで送って来る原稿を僕がUPしている。言うなればReal Timeのアメリカ情報。(Category Megu's Sports)
早いもので、この形を取り出して４年になり、古いものを遡って目を通した。世の中が進んで居ない事、変わったのは高校野球のレベルだけ、自分の生活は比較的に定型化されているかなァと言う感じである。コメントを頂く事もあるし、メールで感想を頂く事も多いが、長いと言うご批判も頂く。Megumiの記事は結構評判がいい。専門的なリハビリの事なんかは整形外科治療の人には参考に成ると思う。


☆ 今年の８月は例年と違う事が多かった。酷暑の為だろうか？家の近所では蝉が少なくなり、雀を始めとした小鳥類が減った、そして、雑草の伸びが速くなり、夏枯れする花や木が多い。矢張り地球温暖化の影響だろうか？
何か街中へ出るとやけに反射熱の暑さを感じる。お陰さまで家に籠り甲子園の高校野球は殆どの試合をテレビで見た。興南高校のいい野球には驚いた。東海大相模は神奈川予選から、結構見る機会が多かったが、何処の学校も選手の体が厚くなり、バットが良く触れているのには本当に感心した。オフの期間に筋トレを徹底しているのだろう、ガッチリした選手が多かったな。我々の時代とは月とすっぽん位に違う。


☆ 暑さのせいで、散歩の代わりの運動にプールへ行く回数が多かった。しかし自分に適当な水泳量が解らない。疲れの取れ方が年のせいか時間が掛かる。勿論、スピードも出ないし、昔の仲間と泳いで較べて見たい。
それにしても、景気は悪いな。自動車なんか特にひどい。色んな補助金も出たりして何とか台数は維持をしているみたいだが、実際の値引きは酷いだろう。兎に角、中古車屋は潰れる店が多い。オークション場だけは何とか車は集まっているようだが、金融機能（業者の換金売り）を果たしているのだろう。


☆ 昨日、民主党の党首選の討論があった。小澤さん、マスコミが皆週間紙的なのに不満もあるだろう。菅さんも「小沢さん、少し、引っ込んでいて．．．」とかあの発言は何であの場で言うのか？相当現職が強いと思ったのか、挑戦的過ぎる発言だ。「政治と金の問題」一番解っているのは小澤さんだろう。菅さんは良く解っていないのかな？人と言うのは難しいもの。「小澤さんに一度やらせて見たら。。。」と言う気がして来た。

☆ さて、もう少しすると、又、神宮球場通いが始まる。友人に会えるし待ち遠しいな．．．
それにしてもcrazyに暑い８月だった。