☆Megu’s Sport.
・しばらくFitness / Healthに関するトピックを書いてなかったので、今日は、久しぶりにFitness / Healthに戻ってみます。ということで、“Skinny Fat”について。
・What is “Skinny Fat”? 痩せているけど、体脂肪率が多い人。肥満が問題になっているアメリカ社会。そのなかで、もともとアジアからきたアジア人(アメリカで生まれ育ったアジア人ではなく)は、比較的痩せている(これは、リサーチに基づいた見解でなく、私自身の経験に伴ったものなので、その辺、ご了承くださいね)。他の人種に比べて、痩せているから、アジア人は健康? それが、そうでもないんですね。いくら痩せていても、実際に体脂肪が多く、年齢に伴って、コレステロールや血圧などの問題が出て来ることもあるわけです。
・日本に行って、いつも思うこと。日本の、特に、女の人は、やせているけど、筋肉がなくて“Skinny Fat”の人が多いなって。若い時に、しっかりと体を作っておかないと、年をとってきた時に関節や骨粗しょう症などの問題が出て来るんですよね。また、減量のための流行っているダイエットも色々あるけど、 高いお金を払って、減量に成功したあとも、それを維持しなければならないでしょ。なので、アスリートでなくても、コアはもちろん、全身を使ったウエイト・ストレングスエクササイズが必要。体脂肪が減って、筋肉がふえれば、新陳代謝も良くなって、体が効率的に働くようになるので、自然にカロリーを消費する率も高くなる。ので、減量・体重維持につながると。また、負荷をかけたエクササイズで骨を刺激すれば、骨密度の維持にもなります。
・適度な有酸素運動は、健康維持のためには必要ですが、健康向上のためには、体脂肪率を減らす事+筋肉を増やす事が大切。ダイエットのみだと、体重は減っても、脂肪とともに、筋肉が落ちることもあるので、理想的なBody Compositionの結果を得られないこともあるでしょう。エクササイズとダイエット両方を使った減量は、筋肉は脂肪より重いので、実際の体重の減少につながらない時期もあるかもしれないけど、結果的には理想的なBody Compositionの変化と減量が達成できるのです。
・この10-15年程、ランニングが人気。走っていると骨に負荷がかかって、良い意味で下半身の筋肉と骨密度の向上/維持にはいいですが、強度な有酸素運動ばかりやっていると、常に必要なカロリーを消費しているので、筋肉がつきにくく、トレーニングに耐えられる体が作れなくなってしまいます。これは、一般人アスリートだけでなく、ストレングス/コンディショニングコーチや知識にアクセスのない持久系スポーツの学生選手にも言えること。
・エクササイズは、外見向上の目的だけでするものではなく、体の機能・効率生向上—‘Feel Good’−自信の向上−日常生活/アスレティックパフォーマンスの向上ということを考えて、行ってみてください。