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<Font size=2><酷すぎる「美しい国日本」>   ‘07-6-26</Font>、   

2007-06-26 17:10:55 | Massy's Opinion
☆年金問題 これも本当に酷い。総理以下減俸だとか?次から次へとあからさまになる不祥事。そして、結論が出ないで、或いは出さないで先送りする解決方法...

☆ 高野連問題 流行のように「第三者委員会」のご意見を...脇村さん、僕は貴兄のリーダーシップに期待をしていましたが、残念でした。「第三者委員会」に意見を聞くというのは一見民主的のようだが、リーダーシップの欠如その物だと思う。

☆それに加えて、ミート問題酷い酷い酷すぎる。僕がこのブログを始めたのは、以前にも書いたが、「レモン・マーケットと言われる中古車の市場」と流通を少しでも消費者の参考に成ればと思って始めた。自分でも「公正取引協議会」のワーキングスタッフを遣っていた事も在り、難しい「事故車」、「修復歴あり」等の表示問題の整理をしていたこともある。「腕のいい修理屋」とは「如何に直した跡が解らない」ような作業をすることだ。下取りで入庫した車をリビルトして立派な商品とするのは当然の経済行為だと思う。只、「嘘をついてはいけない」「消費者(買い手)も納得が行く」まで確かめるべきだ。自動車も食品もあらゆる製品はキチンとした表示を義務付けられている。消費者が余りにも無頓着なのもいけない。我が家ではひつっこく買物をするときに「産地、流通経路」を調べるように言っている。

☆以前、シンガポールへ仕事で行ったときに、あるホテルの日本料理屋に入った。其処の広告に「築地直送のマグロ入荷」と書いてあった。僕は現地の人に「いい漁労長はいないか?」と言う相談を受けている時だった。「マグロ」を獲る相談だ。「笑ってしまった。築地は水揚げされたマグロが集荷される所で、マグロが捕れる訳ではない。この種の話は色んな品物に沢山ある。消費者よ!利口になろう。

☆先日、秋葉原へ行ってウインドウショッピングをしていた。ご存知の方も多いと思うが外国人の店員も多い。丁度、中国人のツアー客がある中国製電気製品を買おうとしていた。日本の有名メーカーのものである。「此れ、中国製ですよ」「どうして此処で買うの?中国で買えばいいのに...」と言ったら、「このモデルは中国では売っていない...だから自分の国製とわかっていて買うんだ」と言っていた。此れなら「納得だ」

☆朝鮮総連問題も同じだ。元公安庁の長官が「なんて言うことをするんだ」人間が長生きになり定年退職後も働くからこう言う間違えも起こすのだろう。倫理観も何も有ったものではない。安倍総理!本当に「美しい日本」を作るならば「閣僚や、議員に言うのではなく、本当に国民に話して御覧なさい...竹中さん、小泉さん我が母校慶応では堀エモン、コムソンを応援した理由、今でも応援しているのか?キチンと学生に説明してくださいよ。


<Font size=2><Key Words 野球~自動車~...> ‘07-6-19</Font>

2007-06-20 00:02:49 | Massy's Opinion
☆ 野球 全日本大學野球選手権 早稲田大学優勝!おめでとう!
試合の経緯は「祐ちゃんブーム」で各紙に詳細に取上げられているので、割愛させていただくが、東京六大学野球部のOBとしては、本当に良かったと思っている。
とかく、東京六大学は、早慶がリードしてリーグ優勝が第一目的のような雰囲気でやってきたが、祐ちゃんが高校野球で「全国制覇」をしているので、早稲田も「全国制覇」をしなければなるまい。此れもフアン動員以外の「祐ちゃん」効果だと思う。兎角、歴史の古さに浸って地方大学を格下したに見がちな雰囲気があったことは否めまい。地方はこの大会に勝つことが最大の目標でチーム強化、日頃の練習を積み上げてきている。そういう意味では、歴史、伝統に甘んじている、東京六大学から、名実ともに「No,1の六大へ」と言う意味で万来の拍手をしたい。本当に、おめでとう。お疲れさんでした!秋の東京六大学は否応無しに早稲田を中心に激しい戦いがリーグ戦を盛り上げてくれるだろう。慶応も笑われるかも知れないが、塾高、大學とも昨年から「日本一」をスローガンにしている。これから高校野球が始まるが楽しみが増えるだろう。

☆自動車 最近の紙上では「日産の落ち込み」が随分話題になっている。幾らメーカーが良い車を作っても「売り屋」がシッカリしていなくては駄目だ。この所。本当に販売第一線は弱っている。ユーザーの車離れも甚だしい。僕も経緯から色んな人から「車処分」の相談を受ける。さりとて、今の業界紙に出てくるのは「オークション」の話題ばかり。オークションの出品が多くなるのは、小売が売れないからである。以前。このブログで書いたが、「買取業者の指値」に幅が有りすぎる。僕も50年昔、自分の車を売るのに「For Sale」とステッカーを貼り売ったことがある。日本の場合、登録手続きの煩雑さはあるものの、消費者が「自分自身、納得の出来る価格で車を処分できるのは、本当のエンド・ユーザーがハッキリ解かる事だろう。  散歩に行った時、良い犬を連れている人がいる。「何処から買われました?」と尋ねると「知り合いのブリーダーさんから...」と言われる。特に中古車は「どんな人が、どんな使い方をしていたか?」を知る事が大事だ。 自動車ディ―ラーも本当にお客に信頼されるセールスを作り上げる事が必要だ。しかし、此れには時間が掛かるし、トップの心からの覚悟要るだろう。

☆野球界も自動車界も問題の山だらけ、「日本自体が問題の山」なのだから...目先の話題に振り回されず、シッカリ問題を見つめていこう。




<Font size=2><コムソン問題を考える...>   ‘07-6-12</Font>

2007-06-12 11:49:35 | Massy's Opinion
☆福祉用車両の売り込み今から15年位前、自動車販売の前線に立っていた。ボツボツ、福祉車両の要望が出てくる頃だった。僕はセールスを有効に動かすには「具体的な指示」が絶対条件だと確信を持っている。新人が入ってくればある担当地域を決める。「一日20軒回って来い」と言う月並みな指示になる。こう言うのは大嫌い。僕は地域の不動産屋を回って、自分の担当地域の賃料相場「木造は坪幾ら?コンクリーは幾ら?」を聞いて来いと言う指示をする。真面目に行動したセールスは夕方生き生きと帰って来る。やがて、新人セールスの将来の営業に役立つ。
さて、こう言う考え方の延長で、あるモデルの福祉用車両を都内の老人ホーム、養護ホーム、公私の区別無く訪問させた。その答えが「高い、予算がない」と皆揃っている。展示会を開くと要介護の人がいる家庭では殆ど家族全員で見に来られるお客様が多かった。皆さん「車は欲しい」と言う。確かに当時は「改造」と言うジャンルに入るので高かったことは事実である。

☆この時に僕は考えた。要介護の人がいる家庭は「家計の内圧」要するに「家計費がかかるんだな」しかし、これからはこの種の需要は増えるだろう。

☆急速な高齢化社会の到来で、介護需要は急増そして、コムソンは急成長した。昨日、折口会長のTVを見ていて感じた。格好のいい事を言っていたが、「ジュリアナ東京」「ベルファーレ」とは「対象が違う」と言う事を彼は本当は見失っていたんだろう。或いは初めから、公的援助を念頭においていたか?兎に角、経営者としては大事なマーケッティングが間違っていたのだろう。
僕の会社でも、「これからは資格社会になる、介護士の資格をとりたい」と言って辞めた若い人も居た。僕は「介護の仕事は大変だよ。肉体労働だよ」「何れ、自分の親の事も在りますし、住まいの近所で働きたい」それではシッカリ勉強しなさい」と言った事を思い出した。

☆堀エモン、村上フアンド、折口3人とも学歴、頭脳明晰だと思う。欠けているのは大事な「倫理的良識」 僕は何れの事業も金融のバックアップ無しでは急拡大は出来ないだろう。金融機関の責任も大きい。そういう意味では、今年の新卒募集を見ていると金融機関は大幅に増員しているが、一体、「誰が教育するのだろう」目先だけでない長期的な教育はトップ自身が遣らなくては駄目だ。 
僕の周囲では本当にボランティアーで介護を手伝っている人がいる。色んな実情を聞くと、地域に密着したNPOの互助組織でやれるような方法が一番ではないか?これには国民、一人一人が考えるべきだと思う。



<Font size=2><Diary Ⅹ...> ‘07-6-5</Font>

2007-06-05 11:44:53 | Massy's Opinion
☆このブログを始めて、丁度、2年になる。週一回の更新を目標に自分の経験やら、考え方等、「若い人が自分の意見を纏める参考に成れば...」と言うスタンスで思いつくままに書いてきた。お陰さまで、考え方や何かが同じ様な色んな素晴らしい人たちと「電子的知り合い」が出来、改めてIT世界の威力を感じて本当に有り難く思っている。まあ、こんなペースを維持しながら、3年目も続けようと思っている。

☆今週の出来事は先ず、珍しい「長唄ライブ」に行った事だ。場所は六本木の「スイートベージル」確か、以前はディスコ、今はライブ専門の可なりの大箱である。出演は「鳥羽屋里夕」さんの主宰するグループ「旬風」プラス鳥羽屋里長(長唄 人間国宝、慶大経済卒、里夕さんの親であり師匠)である。今から数年前、慶大川田ゼミOB会の主催でもう少し小編成のライブがあり、その時が初めてだった。歌舞伎に行くわけでもなく、聞く機会も無かったが、昔の江戸情緒と言うか三味線の音が好きなことと、川田先生が担任だった事などで、誘われた訳である。正直、その時に和服をキリット着た女性方(杵屋巳織さん)に魅せられたのと、「里夕」さんの新しい「伝統芸能プラス現代風」なコンセプトに興味を持った。今度のライブはベイジルが満員の盛況、約250名位のお客でその70%位が中年女性である。昔だとちらほらと粋筋の人らしい姿も見られたと思うが、殆ど見当たらない。普通の家庭の女性である。今時は洋風の家庭が多く、長唄を家庭内で聴くことは殆ど無いだろう。歌舞伎に行くのだろうか?或いは里夕さんの新しいコンセプトや地道なライブ活動がフアンを作り出しているのか?やっぱり地道なFace to Faceが大事なような感じを受けた。演奏は三味線2本、笛1本、お囃子2
唄手1(メンバーは殆ど芸大出)それにシンセサイザーが加わったジャズバンドで言えば「セクステット+Vo」である。出し物は「時雨西行」バックに大型ビデオで場面ごとに綺麗な写真を写し、解り易く解説トークを交え面白いライブだった。

☆土曜、日曜、月曜と神宮球場通い 優勝の望みを残した「早慶戦」に行った。球場は「祐ちゃんブーム」で異常な雰囲気。しかし、僕たちの時代の「六大学の雰囲気とは何か違う」球場はほぼ二日間とも満員。大きな違いは学生が制服を着ていないことだろう。ネット裏も日頃の顔ぶれとは違う。塾高後輩の中林君に期待したが、2戦、3戦共に相変わらずの「ボール先行」「ストライク痛打」のパターン。優勝の決まった月曜日は何時もの閑散とした神宮に戻ってしまった。斉藤投手から4点取れたのだけが見所の早慶戦だった。斉藤投手はこれから4年間「早稲田のエース」として頑張れるだろうか?秋には各校あの「低めのボール」を徹底的に捨ててくるだろう。しかし、その前に「日本大學選手権」で是非、早稲田に優勝して貰いたい。若い選手に見所の或る選手が多く秋が楽しみで、4日連投で今日も新人戦を見に行くつもりだ。