★Megu’s Sports
・Sooo… I have a lot to say here. 今年の”Racecation (Race+Vacation)”は、World Championship Tour: ITU Age-Group World Championship (Olympic Distance) in Lausanne, SwitzerlandとIronman 70.3 World Championship in Nice, France。この2つのWorld Championshipが、2週続けて同じ大陸であることは稀。で、運良く、出場権取れましたので。
・旅のRouteは、San Francisco> Zurich-Lausanne>Genoa>Nice>Zurich>San Francisco。ベイエリアの友達で、この2レースに出るKyleとSan FranciscoからNiceまで、一緒に旅することになっている。
・San Francisco> Zurich-Lausanne: スムースな旅。フライト定刻。荷物も到着。ZurichからLausanneは、車で2時間半ほど。途中で、Bernに立ち寄ってランチ。ZurichとBernは、言語がSwiss-German。Lausanneは、フランス語。スイスって、小さい国なのに、最低3言語が使われている。
・Lausanne:ホテルにチェックインしたあと、Lake Genevaに泳ぎに行った。Lausanneは、クロワッサンの形をしている、Lake Genevaの上(北)の方に位置している。思ったより、暑くて湿気が多い。30度ぐらい。Lake Genevaの水は、ひんやり気味だけど、カリフォルニアの海に比べると、かなり水温が高い。で、澄んでいて、魚がたくさんいる。So far, a good start.
・レースの前は、登録、ミーティングなどに時間を取られるけど、その合間に、街の散策。レースが短いので、ちょっと気が楽。Kyleと一緒に“Old Town“ を訪ねる。“Old Town“ は、湖沿いのリゾートのような雰囲気とは違って、モダンながらも、歴史のある建物が多く、ずっしり感のある街。Lausanneは、坂の多い街。どこに行っても、坂の上り下り。レースのベニューに通うだけでも(私のホテルが坂の上だったんで)、坂を避けられない。レース前の数日、一日20,000歩以上歩き回って、足が結構疲れた。
・Lausanne
・ITU Age-Group World Championship:16th place AG out of 93。ITU Age-Group Worldsに出るのは、今回5回目。多分、成績としては、過去で一番良かったかな。スイムが、ウエットスーツなしで、水が荒かったのが、私に取ってプラスに。バイクは、長めの上り坂が入ったテクニカルなコース(2周)。1周目は、様子を見る感じてちょっと軽めに。で、2周目は、様子がわかったので、もっと積極的に。ランも、短いけど急な上り坂が入っているコース(2周)。初めの坂が、ランのスタートから1キロ目ぐらいにあるので、抑え気味でペースを維持するようにして走った。このレース、コースが、自分に好ましいコース。で、データをあまり気にせずに、自分に集中しつつも、レースの環境を楽しめたレース。で、結果が付いてきた。One done. One more race to go.
・Genoa via Torino: レースの翌日、地元のプールでちょっと泳いでから、Genoaに向かう。車で、約5時間半。途中で、Torinoに立ち寄って、散策。ヨーロッパの町は、どこへ行っても、歴史のある建築、古い建物から構成されている。歴史の浅いカリフォルニアと比べると、重みが感じられる。建物ひとつひとつが、アート。Torinoも、その町のひとつ。ちょっと、寂れてる感じ。 Genoaに、2泊。Genoaは、港町。これも、ちょっと、寂れてる感じ。スイスに比べると、道路があまり整備されていない。経済の反映でしょうか。Genoaの町は、朝、ランニングしながら散策。そのあと、Italian Rivieraにドライブ。ハイライトは、Portfino。Genoaから車で1時間ほどいった、海岸沿いのまち。観光地ながらも、そんなにギラギラしてなくて、景色はなんとも言えない。Picture Perfect。Portfinoに行く間に、いくつかのビーチを見つける。水着を持ってかなかったんだけど、どうしても泳ぎたくなった。ので、キオスクに行って、安いビキニ(Speedo for Kyle)と子供用のゴーグルを見つけて、購入。$10のタオルをシェア。で、海に入った。海は、しょっぱ目。かなり暖かい。で、すごく澄んでで、水族館の中を泳いでるみたい。This $25 for the swim gear…so worth it.
・Nice via Monaco /Monte Carlo: Genoaを出て、Niceに向かう。車で2時間半程。バケーションの気分でいたけど、まだ長いレースが残っている。ちょっと現実に戻って、緊張感が出てきた。Monaco /Monte Carloは、Genoa からいくとNiceの車で30分ほど手前。カジノで知られている。品のあるLas Vegasって感じ。1時間半ほど歩き回って、Niceに向かう。
Niceは、想像していたよりも、混雑している。ブランド品の店、観光客、トライアスリート。運転・駐車するのに一苦労。この旅で、初めてストレスを感じた日。友達に文句を聞いてもらって、気を取り直す。で、頭もレースモードに切り替える。ベイエリアからIronman 70.3 Worldsに出る4人の友達が合流。翌日の朝、スイムに。Niceの海も暖かく、澄んでいて、魚が泳いでいる。難しいのが、海への出入り。砂じゃなくて、ゴロゴロした石のビーチ。水辺が、ちょっと急。笑っちゃうけど、四つん這いになって、水から上がる。
・Ironman 70.3 World Championship:103rd place AG out of 240。6回目のIronman 70.3 Worlds。目標は、トップハーフ。スイムは、12位で通過。まあまあ。バイクのコースが、challengingなのは承知。コースをドライブしたのと、コースをバイクで乗った友達のタイムから、3時間半かかるかなと予想(ほとんどのレースでバイクは、2時間45分から3時間ほど)。半分登りで、半分下り。登りは、心してトレーニングしていたので、そんなにキツくなかった。下りがテクニカル。もともと苦手な下り。下りも意識してトレーニングたけれど、慣れないコース、スピードバンプ、路面の亀裂などでリズムが取りずらい。無事に終えられて、最後の10キロほどの平地に戻ってきて、ホッとした。ランは、フラット。心拍数が高め。維持できそうなペースでスタート。10キロほどから、足の指に”hot spot”ができて、走りずらい。観戦しているともだちに”Don't give inwalking!”と言われて、”ok, don't walk”と自分に言いながら走る。最後の5キロぐらい、ペースを持ち直す。で、ラストの200mほど浮きまくって、Finish。Done! It was f*^king hard… レースは、タイムとしては、ほぼ予想通り。でも、予想以上を、願っていた部分もあって消化不良気味なところ。けど、とりあえず、完走したので、よしとしよう。
Nice
・After the race in Nice: フランス人の友達がパリから来てくれた。彼とは、彼が昨年、サンフランシスコに来ていた時に会った。一緒にランをしたり、ロッククライミングを教えてくれたりと気が合う。“来年、Niceに行こうとしてるんだ”って言って、その後、連絡をたまに取り合っていた。レースの前は、イベントやミーティングで忙しいから、レースの後に来れたら来てって。私自身、レースの前の“ルーティン”があるし。と言いながら、レースの2日前に来ることになった。気があうのはわかってるけど、そんなに長い時間を一緒に過ごした訳でもない。良いDistractionになるか、Screw-upになるなって思っていたら、良いDistractionになった。トライアスリートでもなく、知的にレースに関しての興味はあるけど、それほど真剣にレースの話をしないところが、いい。で、レースの前の“ルーティン”を保たなくてもいい自分を見つける。レースの後は、雹が降ってきた中ハイキングに行ったり、車で石をぶつけた時に助けてくれたり(英語は通じても、フランス語の方が物事が早く進む)、暗い中ヘッドライトをつけて、海で泳いだりと数日の間に、普段ではできない・しないようなことを体験した。
・今回のRacecation、学んだことが多い。
1)英語が今話せるけど、英語圏でないところで、英語で通用させようとすると、なんか典型的なアメリカ人になった気がする。最低でも、そのエリアの言葉を、一言でも言えるようにという努力した方がいいなと。
2)一緒に旅している人をお互いに説明なしで、理解することって大切。で、自分にまだ適応性があると(笑)。
3)たいてい、Racecationからリフレッシュして帰ってくる。今回は、Vacation Blueから1週間ほど抜けられなかった。仕事に戻ったら、自分の世界が小さく見えたり(笑)。3日前の8マイルのトレールラン、久しぶりに足が軽く、いいランができた。これが、きっかけで、ようやくVacation Blueから抜け出した。