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<Font size=2>“ 賢い患者”       ‘07-8-28<Font/>

2007-08-28 08:04:26 | Megu's Sports
Megu’s Advice!

うちの母ちゃんが、股関節の再手術をするようだ。19年前の手術に比べて、医療技術もかなり進化していると思う。当時15歳だった私は、どんな手術をしたか、さっぱり理解していなかった。が、今、私の職業柄、今回はしっかり手術の過程を理解し、リハビリの計画を立てようと思っている。

これがまた”Frustration”になっているところだ。

典型的な日本人の考え方なのか、世代の違いなのか、また,性格の問題なのか...よく人々は,医者、大学教授、政治家,等の”High Profile”の人々を“お偉いさん”として敬いすぎである。医者も人間で、商売のうちだ。患者は,客と一緒。医者と患者と同じレベルで コミュニケーションができることが大切だ。もちろん、医者は医療の専門家だから、一般人よりは知識があるにきまっている。そこで,医者として、優しい言語で患者に説明できることが必要となる。

また、うちの母ちゃんは、医者と“顔見知り”になることと信頼関係を築くことを重視している。これも,大切だが、はっきりいえば、中身のない社交辞令だ。信頼関係は、医者の経験、技術、性格、手術のプランを理解した上で築くべきである。また、母ちゃんは,医者の言う事は絶対だと思い、完全に受け身で、質問をしたがらない。一番こわいのは,“無知”ということだ。何に関しても,質問ぜめのおやじのほうが、賢いように思われる。

患者も消費者として、自分の直面していることをリサーチし,理解し、質問をしなければいけない。そうしないと、満足のいくサービスを受けられないだろう。以下は,母ちゃんに医者に聞くように提案したこと。もちろん彼女は、“聞きにくいのよね~”と言った...

まず始めに...医者は以下の検査/テストをしたか?
その結果は? 

***レポートのコピーをもらってくるように

?触診:触って・見て明らかな違い (左右比較) 
- 姿勢 (脊髄、骨盤、大腿、膝、足首の高さ/位置/回転)
- 痛み
- 奇形
- 筋肉の衰え
?関節の稼働範囲:
 股関節のflexion, extension, adduction, abduction, 外転、内転(左右比較)
- 自分で動かせる範囲
- 医者が動かして動く範囲
- 抵抗を加える (筋肉の強さ)
?機能 (左右比較)
- バランス (片足で立つ)
- 歩き方

☆質問事項
?痛みの原因
・前回の手術後と比較して,今の状態はどうなっているのか
?手術前のプラン ( 筋肉の強化、”pre-rehabilitation”)
?手術のプラン (過程、素材、時間)
?Complication
?手術後のプラン =リハビリテーション
- 病院滞在期間
- 入院中のリハビリ
1週目の目標 
2週目の目標  
3週目の目標

***目標: 例:アシスト付き/なしでの歩行,関節稼働域,等
- 飛行機での旅はいつから可能か
- 退院後のリハビリ




<Font size=2>“体の中からきれいになろう”   ‘07-8-20</Font>

2007-08-21 10:05:38 | Megu's Sports
Megu's Report

日本に帰った時いつも思う事...町中で見る日本の女の子って、オシャレだな...さりげなく ブランド物持っていたり、着こなしもうまく、”Stylish” である。また、アメリカと違って、デブがいない。みんなこじんまりとしている。

11年も日本で暮らしていないので、浦島太郎のようになってしまっているが、日本では、“少女系”のかわいい女の子が、理想とされているみたい。(まだ、そう?)

ここで、私が職業柄、彼女達の体を分析してしまう...この細くてオシャレな女の子達、肩幅がないため、頭がでかく見え、棒のような腕で、お尻がたれている。姿勢が悪くで、内股の足にカカトの高い靴。いくらいい物を身に着けていても、あんまり格好良くない。いくら細くても、骨と脂肪で、筋肉がない。体脂肪がかなり高そうである。こんな事言ったら、超非難されそうだけど...

2-3年前に帰国した時には、ファッシション雑誌系で“小顔に見せるこつ”のようなことが特集になっていた。メイク、着こなし、顔の体操、などなど。
そんなことより、アーノルド・シュワルツエネッガーになれって言うわけじゃなくて、ちょっと運動始めて、肩に筋肉着けてみたら、顔もちいさく見えるんじゃないの? 家でコアエクササイズでもやって,腹筋/背筋強化と姿勢の補強を心掛けてみたら? 垂れたお尻もちょっとは上がるんじゃないの?と思ってしまう。

男の人にしても、がっかりさせられる。San Joseあたりでは、スーツを着て仕事に行く人をあまり見かけない。東京に帰って、スーツを着た人たちをみるのが、新鮮だったりする。ところが、いいスーツ着ていても、体がやけに細かったり、腹だけポッコリでてたりして、どうもバランスが悪く、魅力的じゃない。

昨年帰国し時、テレビで久しぶりに木村拓哉を見た。大学時代、結構好きだったのに、体が、なんか、小さくなっちゃったみたいで、“ふけたな”とか思い、寂しくなってしまった。

ちょっと前に、新聞で日本のサラリーマンが語っていた。“ストレス解消は、仕事のあと、同僚と飲みにいって、仕事や、ほかのたわいのない事について語ること” 
 1.酒の飲み過ぎと煙草は体に良くない 
 2.一時的なストレス解消になるけど、ほんとうのストレス解消の解決策にはならない 
 3.いくら愚痴っていっても、仕事の後まで、仕事のこと話すの??? Hummm…..
そのかわり、バッテイングセンターにいったり、ちょっと友達や同僚とウオーキングやランニングしたり、ジムでクラスをとったりしたら... 体動かせば、頭もスッキリして、仕事の効率も上がるんじゃない? 運動するってだけじゃなくて、そう言うActivity を通して仕事以外での友達も増えるかも。


日本人は、食文化,生活習慣,人種的にも、ラッキーなこと肥満になる割合もアメリカ人に比べるとかなり低い。 だけど高齢化社会となり、糖尿、高血圧、コレステロールなど (Metabolic Syndrome)外からは見えない障害も増えている。

日本でも,“フィットネス”傾向で、ジムに通う人、趣味でスポーツしている人もこの10年増えてきたと思う。でも、まだまだカリフォルニアあたりに比べると、accessibility, choice, opportunityが少ない。

日本人はブランド志向として、世界に知られているが、見かけだけじゃなくって、積極的に自分の体にも、時間とお金の投資をした方がいいんじゃないかな。
やっぱり、体の中から磨かなくちゃ...



<Font size=2><夏祭り...> ‘07-8-14</Font>

2007-08-14 22:23:41 | Massy's Opinion
僕は芝、田村町6丁目、御成門の生まれ。と言っても、余り判らないかも知れない。
芝、増上寺の側である。近所には有名な愛宕神社や金毘羅さまもあり、江戸時代は浅草や上野に比べれば、山の手風な処だったのだろう。町会や江戸火消しの名残を汲む消防団等の組織も重要な地域交流の役割を持っていた。

あの芝界隈の夏祭りにはお神輿が出て結構な賑わいを見せていたが、もうこの30年くらい前からお神輿は担ぎ手が居なくなり出なくなってしまった。

それでも、町会の青年部を中心に、「何かイベントを...」と言うことで、焼きそば、金魚すくい、ビール、等の模擬店を出し、道路を通行止めにしてイベントを開いている。一応、お神酒所と舞台を造り、提灯を飾り、昔のお祭りの雰囲気は残している。

周辺はビルが増えて、街並みもすっかり変わってしまい、暮らしている人もサラリーマンばかり、土地柄、外資系の企業も多く、外国人も多いし、中には家族連れの外国人も見かけられる。

舞台では、ギター、ベース、歌手のトリオでプレスリー時代の演奏をしていた。今年は、それにハワイアンのトリオとフラ踊り手が一人加わり、巧い、下手は別にして ライブはそれなりに面白かった。

お神酒所の回りには自然と昔のご近所さんの旦那衆が集まってきて、「昔はよかったなあ...」と言う話に成る。「いやー」しかし、皆、年を取り、住まいは結構、遠くなっている。皆、長居はしないがそれでも一時間くらいは旧交を温めていく。このイベントも実際に下準備をする「町会青年部」のメンバーも60歳平均くらい、皆、自分の商売の後継者難と同様に町会メンバーの後継者難に悩んでいる。僕は50年来、職、住別で暮らしていたので町会活動には距離を置いていたが、改めて、「旧交を温める場」としての「模擬店だけの夏祭り」を「ウン...」「続けていくべきなんだなあ」と思った。

以前は、区議会議員、銀行等の顔が見えたものだが、今年は全然目に付かなかった。
選挙の影響か、社会上層部の地域とかけ離れていく様子も感じられ世の中の移り変わりを目の当たりにした。何か、古き良いものを大事にした世の中にならないかなあ。何時になったら改革が落ち着くのやら...。




<Font size=2>“In the Middle of the Season…”   ’07-8-7</Font>

2007-08-07 10:23:45 | Megu's Sports
☆Megu's Now !

6月の末に 2007 USA Triathlon Age-Group National Championship, 言わばアマチュアトライアスロンの全米選手権、に出てきた。
今回は、私にとって2度目の全米選手権である。 今年は、このレースにFocusし、トレーニング、レースのスケジュール、レース前/トラベル中の食事、等々、昨年に比べて “Well Prepared” で望んだ。結果は Age-groupで、15位。昨年の34位に比べると上出来。

今年の全米選手権は、2007年のドイツ・ハンブルグでの世界選手権と2008年のカナダ・バンクーバーでの世界選手権の選考会である。

Age-groupで8位にはいると、ドイツとカナダの世界選手権の出場資格が取得できる。9-16位は、ドイツへの出場資格は取得できるが、カナダへの切符は、8位以内の選手が行かないと決めたら、そのぶんが順番で回って来る。

レース後、どうしてもカナダに行きたくなった。15位だったので、出場資格は回ってこないだろうと思い、Seattle で1ヶ月後にある“Regional Championship”に出る事に決めた。このレースでは、 Age-groupで1位にならなければならない。誰がくるかわからないし、全米選手権で出場権を取れなかった人たちが出場権を狙って来るかもしれないので、ちょっとした“かけ”である。

Seattleのレースまでの4週間、気持ちを入れ替えてトレーニング。
調子がいいかどうかは、レースが始まってみないと分からない時もしばしば。テーパーもうまくいってるんじゃないかなと思いつつレースがやってきた。

思ったよりも小規模なレースだったが、カナダでの世界選手権を取りにきたと思われる人々ちらほらいた。結果は、女子総合1位 (Yes!!)
今まで、今回のように特別な目標をもってレースしたことが少ないので、「目標達成は、結構いい気分である」と、いうことで、来年の6月にアメリカ市民でもなく、永住権もない私が (あと6ヶ月位でとれる予定だが...)、”Team USA”として、アメリカを代表し、バンクーバーでの “ITU Short Course Age-Group World Championship” に向かうのだ。

P,S
"Thank to Miura Family, who had me stay, got up before 5am on the weekend, and drove me around everywhere, and Ms. Oda and her Sister, invited me for dinner during my stay in Seattle. I very much appreciate your hospitality. It was great to get to know you."