<font size=4>“2013 Ironman 70.3 World Championship” (‘13-09-20 ) </font>

Megu’s Sports

Henderson, NV September 8, 2013 (Swim: 1.2miles, Bike: 56miles, Run: 13.1miles)

☆Back in Las Vegas. ２年前のDNFの屈辱をはらしに戻ってきた。たかがトライアスロン。されどトライアスロン。完走しなかったことが、この２年間心のどこかに、引っかかっていた。

ということで、今年の第一の目標は、まずIronman 70.3 World Championshipの出場権獲得。第二の目標は、Vegasで完走。２年ぶりのハーフ、７月のVineman70.3で年齢別10位。納得の行くレースで70.3World Championshipの出場権獲得。いざLas Vegasへ！

そんなこんなで、８月の上旬まで、慢性のハムストリングの痛みがコントロールできていたんだけど、全米選手権の１週間前から痛みだし、さらにレース後悪化。Vegasまで、４週間。今回は、スマートなアプローチをとって、ランのトレーニングの量を減らし、痛みなしでレースにのぞもう、と。良くなってきて、調子良くトレールランをしていたレース10日前。木の根っこにつまずいて、同じハムストリングをまた痛める。Sigh…　不信感を持って レースに行くことって、どうもよくない。けど、行くぞ。

レース当日： レース前の天気予報によると、レース当日は３５度。しかしながら、2－3日前から夕立ちがあったりで、そんなに予報ほどは暑くない。レース当日の朝、起きて見ると、外は雨。かなり降っている。だけど、寒くないし、雨の中のレースは別にいやじゃないから、いいかなと会場に向かう。

Swim:  前日、アップした時も結構いい感じだったから、いい位置をねらうぞと秘かに思いつつ、スタートに向かう。クリーンなスタートがきめて。スプリンターじゃないけど、良いスタートがきれて、すぐに前にでられた。一人、自分の前にいるんだけど、泥色の水でよくみえない。ので、一人で泳ぎ始めた。そのまま位置をキープして30分32秒で２位で上陸。

Bike: 雨で道路が滑りやすくなっている。はじめから、押さえ気味に行く予定だったから、あせらず軽めのギアではじめの５キロほどの登りを通過。緩い登りがまだ続く。２年前に、ケガが痛み出した地点も、なんとか通過。ハムストリングに痛みがちょっとあるけど、以前程ではない。よし、よし。エアロでペダリングしているとハムストリングへの負担がかかるので、なるべくハンドルバーに手を置いて坂を登る。雨と前のバイクのしぶきで目が痛い。アップダウンの多いコース。登りで，何人か抜かすんだけど、軽いのでいつも下りと平らな所で抜かされる。それでも、あせらず折り返し地点を通過。あんまり脈拍が上がってないなと思うことも、所々あったけど、テンポを守って、残り10キロ地点まできた。最後の10キロはだらだらとした登り。“覚えてないな、こんな長い登り．．．”ようやく、バイクフィニッシュがみえてきた。タイムは、計画通り。３時間１分29秒で23位で通過。あとで、結果を見たら，２年前はバイクのあと41位だったから、まずまず。

Run:  ２時間のドラマの始まり。３周の周回コース。はじめの２キロほど、調子良く走っていたんだけど、着地するたびに足の裏が痛みだし、メカニクスが乱れ、ハムストリングが痛みだした。２年前と同じぐらいのところから、ちょっと歩き出し、また走る。“このレースは、私のレースじゃないんだ”とか、“先が長いな”とかいうネガティブな思考が浮かんでくる。とりあえず、はじめの1周は終えよう。登りだと足の裏が着地するたびに痛くって、下りだとハムストリングが悲鳴をあげている。けど、下りの方が、我慢できそうだから下りは走る。“今回、完走しにきたんだから”って、こんな調子で、ひたすら歩きとランを繰り返し、中間地点通過。思ったよりも、遅くない。２時間ペースかな。歩いていると、後ろから走ってきた友達が、声をかけてくれるので、また、走りだす。ようやくラストの１マイルマークまでたどり着いた。残りは下りだから、走ってフィニッシュするぞと、２時間13分かかってフィニッシュラインをクロスした。結果：5時間51分11秒；65位

今までで、一番時間がかかったハーフ。はじめて歩いてでも完走したレース。World Championshipだから、完走したかった。２年前に、あきらめたレースだから、完走したかった。歩き始めて、目標がタイムと順位から完走に変わると、レースに対する考え方が変わる。はじめて経験したメンタルゲーム。まだまだ、学ぶことは、いっぱいあるんだな。順位は、ともかく、完走という目標達成できて２年間ひっかかっていたものが、やっと取れた。 Finally, I can move on….

　　

<font size=4><strong>“世評雑記” ‘13－9－17 </strong></font>

　Opinion

☆税率アップ論争

昨日NHKの夜番組で消費税アップの論争を見た。甘利？大臣可なり慎重な話し方で、対応していた。女性が3名出ていたが、ファイナンシャルプランナーとか、証券会社の調査部長、ジャーナリスト大体皆さん40代か？叱られるかな．．．シッカリした意見を言って居るのに感心した。然し、最近のGDP関連のニュースとか、「景気が良くなっている」と言う話は、僕は実感として如何も景気が良くなっているとは感じられない。末端の消費活動の中に景気の良さが感じられないのだ。デパートの売り場を見ていても、色んな業種の「売り込み」や宣伝を見ていてももう一つ心に響くものが無い。片一方では、カネボウはじめ自動車でも大型のリコールが起きている。僕は消費税アップは、景気の腰折れを招くと思う。さりとて、国際公約もあるし、本当に困ったものだ。

☆労働問題の基本的部分の論議不足

僕は、日本の「年功序列型賃金」についてどう考えて居るのか？テレビ出演者の皆さんに聞いて見たい。今度の非正規、正規雇用の問題も一部では高齢者を端に押しやるような制度だと言う声もある。組織人員労働者の20%位の全労相手に議論しても将来を見越した議論は出来ないだろう。目指すべき賃金体系は「欧米型の職能給」と言う様な目標を定めた上で、社会福祉も考えて行くべきではないか？

☆日本の柱に成る産業は？

20世紀の大半は、裾野の広い自動車が中心で産業をリードしてきた。労働力不足、円高、現地での需要増、関税等の理由で、海外生産が進み、日本国内の空洞化が進み、今や、日本国内を牽引する産業は、見渡しても見当たらない。僕は、日本の社会は世界一安全で法律整備も行き届いて居て、むしろ、法律が多すぎる様な気もする。此の日本の組織、マネージメント・ノウハウは世界に役立てると思うが、残念ながら、ノウハウの様に形の見えない物はお金に成り難い。とは言っても、積極的に取り組んだ、結果かどうかは知らないが、都営地下鉄のノウハウを含めてハノイに輸出されると言う。日本の公共輸送機関はタクシーを含めて世界一のシステムだと思う。こういうパターンの「産業の柱」が明示されないと経済成長に国民は信頼が置けないだろう。消費税増税に不安が残るだけだ。

☆先日「自動車販売」

と言う雑誌に国土交通省の自動車局のある課長が前回の赴任地がヨーロッパで赴任した時に「左ハンドルで自動車運転に苦労した」と書いて居た。恐れながら今課長クラスの人は45歳位だろう。苦労したら「将来自動車はハンドルを統一した方がいいね」と言う様な発想を持って貰いたいものだと感じた。兎に角、シリアの問題だとか、北朝鮮の問題だとか、問題が多すぎて、政府も振り回されているんだろう。正直な処、オリンピックの開催も地域格差を広げるだけで現状の日本では諸手を挙げて歓迎出来ない様に感じている。ショウとしての招致委員会は素晴らしかったけれど．．．

<font size=4> ”オリンピック東京に決まる“ ‘１３－９－９ </font>

"Opinion!"

☆2020年のオリンピック開催地東京に決まる。先ずはおめでとう。さて、安倍総理大変な約束を世界に向けてしたものだ。一番の問題は原発問題だ。最近の新聞、テレビの放送によると放射能の地下水への漏えいは一向に止まらないようだ。あのようにタンクを積み重ねて一体どの位のタンクの数量に成るのだろう？漁業、農業に対する影響は？白河ではゴルフ場が放射能の影響が避けられず、閉鎖して、2ホールだけ、太陽光パネルを引きつめて、既に売電を始めた処があるという。勿論、こんな話はトライアルの話であるが、IOCの幹部はご存じなのかしら？

☆神宮の国立競技場の老朽化の話はよく解る。もう前回のオリンピック時から60有余年過ぎているのだから．．．今度は多目的な競技場に成るようだ。膨大な投資をすれば維持費も掛かる事を忘れてはいけない。さりとて適正規模も我々には解らない。お台場の活用とか「コンパクトな会場」と言うのは良いことだと思う。我々庶民は、兎角、テレビや新聞等を通じて知る事しか出来ないが、民放各社が競争で騒ぎ立てる様な報道は、冷静に距離を置いてみるようにしたいと思う。取り敢えず、ワーワー株が挙がるだの、今や好景気が来たような雰囲気に惑わされてはならない。

☆しかし、こんどのプレゼンテーションは若い選手たちと安倍総理のパホーマンスの力が大きかったと思う。そして、高円宮妃久子さんの綺麗な話し方にテレビを見ていて思わず、引き込まれてしまった。話し方は大事だと痛感させられた。立場と言いたい事をキチンと伝えるのには日頃の訓練も大事。お金も相当掛かったようだが、派遣された人も「血税」だと言う事を忘れないで欲しい。そして、今からが始まりで、国内には片付なくてはいけない問題が沢山ある。そして、スポーツには出来るだけ質素にやれるような指導と方向性を出してほしい。

☆この処、マスコミは好景気到来のヨイショ記事が多すぎる。末端は商売替えが多いし、タクシーだってそんなに売り上げは伸びて居ない。増して、地方と東京の格差は広がるばかり．．．安倍さんどう考えて居るんだろうね？もう原発は廃止だ。何か、オリンピックの開催地決定が、ご苦労様と同時に心から喜べない様な複雑な感想だ。

<font size=4> <strong>”Diary 80” ‘１３－９－３</strong> </font>

“Ichiro’S Record”

☆豊川稲荷

もう、６0年近くお一日には、お参りに行く。春にお参りに行った時、慶応のパーカーを着て行ったら、見知らぬご夫婦に「そのパーカーいい色ですね」と声を掛けられた。「これ三田の図書館の上で売っていますよ」と教えてあげたらとても喜ばれて、お一日のお昼頃挨拶しあうのが恒例に成って来た。もう一人、フエアーレデイー320かな？古い車をリストアーした人が、僕のフイガロを見て、声を掛けて来た。車好きは自分の車を褒められると凄くうれしいもの。この人は僕たちのお参りに来るのを一時間位待っていたらしい。今までは余りこういうことは無かったが、まあ、気の置けない話もお稲荷さんの御利益か？

☆8・7　パンダ会

東京日産の元社長、会長、正直物凄く僕とは縁の深い二人、＋サポートして呉れた二人。 5人の昼食会。お互いに退任してから10年以上経つ。全てが昔の話、企業のトップ経験者で、「人事で巧く行ったことどの位ある？」「そうだな、50％かな？」「引き上げると見込み違いの部分が出て来る」何て言うトップ経験者でないと出来ない話で尽きない。お店からもう時間ですよ」と言われて開き今度はゴルフで再会を期した。

☆高校野球

詰まらない世の中、高校野球だけは、熱かった。一般論は別にして、気が付いた事。審判が地方からも出て来るようになり、ある意味では、「審判甲子園」ジャッジの正確さが目についた。

☆８・２９　イチロー　4000本．．．

杉並三田会　六大学野球応援会　代表世話人　最上さんのメールから。今月は読みでが有りますよ．．．会員の一人が感激の余りか？イチローの記録に英文で投稿、これも、立派な物。いやいや、格調の高さに驚いた。

“皆様” 驚きましたね、アメリカの野球ファンの二木様から英語でイチローの記録に関する書き込みがありました。不肖、最上もアメリカ本土で８年間MBLを見続けて、そのうえでこの度のイチローの打撃を評価するものです。 まだ肝心の東京六大学が始まりませんので、二木様に対抗してイチローvsピート・ローズの寸評を英語で書いてみました。分かりやすいように和文を併記しました。反論がある方はどうぞ！ このメールは会員のどなたからでもアメリカの野球ファンに転送されても構いません。　　　　　　　　　　　　　　　　最上　徹

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Hi, yah all baseball fans!（野球ファンのみんな、こんにちは！） I was not a little surprised and at the same time appreciate very much to see the comment by Futatuki-san on the <ichiro’s></ichiro’s>in this our web-site. （私は二木さんから英語のコメント書き込みを受けて、少しびっくりしましたが有り難く拝読しました。） I personally honestly respect very much the ICHIRO’s mile stone record while Pete Rose’s life record. （私個人としてはイチローの通過点であろう記録を正直に敬服しています。ローズはもう引退していますから記録は変わりませんね。） At the same time I find very interesting to compare the record of ICHIRO and Pete Rose who still keeps the most hit-maker in the Major Baseball history. （同時に現在でもMBLの記録保持者であるローズとイチローの記録を比較すると大変興味深いものがあります。） Please see the following comparison of the two great hitter. （次に二人の偉大なバッターの記録を比較してみましょう。）

Total game Total at bats Total hits Home run 　　Stolen bases Batting average 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（総試合数）=A（総打数）=B（総ヒット）=C（総本塁打）=D（総盗塁）=E（通算打率）=F

               A          B          C           D         E          F

Pete Rose 3,562　 15,361 4,256 　160　１98 　0.303

Ichiro 　 　2,981 　 12,128 4,000　 228　1,218  0.330

As can be seen from the above statistics, Ichiro is superior to Pete Rose , no matter whatever point it will be. Physically Ichiro is skinny and a pale man, while Rose was used to be called “Big Red Man”and now being imposed to a lifetime ban due to gambling crime. (上表の統計から分かるとおり、イチローは総安打数以外のどの点を見てもローズより優れています。）肉体的にもイチローは痩せっぽちで青白いですが、ローズは「赤鬼」と呼ばれ現在は野球賭博の罪で終身刑を受けています。）

Pete Rose issued the comment to the Ichiro’s record, pointing out the followings. （ローズはこの度のイチローの記録に対して次の諸点をコメントしています。） 1, I can not respect the Ichiro’s record.（俺はイチローの記録を認めない。） 2, Ichiro’s hits in Japan might not be judged as a base hit in the USA.（イチローが日本で打った安打はアメリカではヒットとは見なさないものが多い。） 3, The level of the Japanese baseball is something like 3A in the USA.（そもそも日本の野球はアメリカの3A程度である。） Upon my personal history to see your baseball in the USA, while I lived in Houston, Texas from 1978 to 1985 I will tell that Pete Rose would not regain the hour and join the Baseball Hall of Fame in your country, unless you honestly respect Ichiro. （私は個人的に1978年から1985年までヒューストンに住みアメリカの野球を自分の目で見た経験で言わせていただくが、ローズはイチローの記録が素直に認められないようなら名誉回復もましては殿堂入りはありえない！） Mr.Rose, please be prepared for the near future when Ichiro reaches your record! At that time what will you say? （ローズ殿よ、イチローがあなたに追いつく日は遠くない。その時あなたは何と言うのか今から心得ておいた方がいい。） I do hope that such a time as soon as possible and Mr.Rose will admire Ichiro from the bottom of the heart and two great players are equally respected by the funs all over the world. （私はローズが心よりイチローを敬服し、二人の偉大な選手が同等に世界のベースポールファンから尊敬されることを記念してやみません。） From T.Mogami

☆神谷町の夏祭り町会で「いつも今年は止めようよ」と言いながら今年も開催。例年と同じパターンだが集まった人は昨年より多かった様だ。運営する側も昔2代目が今当代で平均65歳位。神谷町は既に模擬店だけでお神輿は出せない。担ぐ若い人で居住している人が居ないのだ。日本の風物詩が変わって行く．．．東京は何処の町会でも同じ傾向と悩み、来年はどうなるのか？

☆ジャック＆リエ子夫妻訪問10日位前に上記の人からメールが届いた。用件は「石勝」さんに合いたい。コンタクトを頼むと言う事。僕のブログを見て、”Stanford Univ, HanaHouse”のリコンストラクションを「石勝」さんがやった事を知って、勿論、Stanford のローラ先生にも聞いたらしい。要するにジヤック⇒HanaHouse⇒Megumi ⇒ジャック⇒僕とメールが回って来た訳。ジヤックは世界大戦当時ニューギニアに居た。その後、東京に来て、その仲間で一番初めに戦死した人の石像を東京勝鬨に在った海軍経理学校の門前に飾ったそうだ。その後、日本郵船ビルの前に移されたらしいが、壊されたのか行方が分からない。当時、ジャックは憲兵隊の偉い人だったらしい 。「そんな、そつにされているなら、彼の故郷テキサスの戻そうよ」と言う話が仲間から持ち上がり、「石勝」で作った事、八柳恭二と言う作者の名前までは解ったらしい。それで、巡り巡って僕の処にメールが来て、石勝の山口さんと高尾まで出向いた訳。山口さんも八柳さんを知っているし、まあ、色々手を尽くしてみる事にした。日本はスクラップ＆ビルトが進んでいくが、帝国ホテルでもフランク・ロイド・ライトの事を広報部に聞いても解らなかった。銀座の交詢社ビルや有楽町の糖業会館ビルは外装は新しくなったが中には古いステンドグラスなど歴史的な物は保存、活用されている。日本と外国の歴史観の違いを大きく感じさせられた。彼ら夫婦に「なぜ高尾に住んだのですか？」と聞いたら、「日本は、治安が一番良い、原発を除いて．．．」と言って居た。