“Opinion”
☆台風に明け暮れた10月
台風の季節で毎年のこと。然し、数は例年位だが、今年は何か変わって居る。不順な気候で色々な災害の形が大規模になって居る様だ。10月の前半は台風と不順な天候、電子的友人や友人兄弟急逝等の知らせが多く、精神的にストレスの貯まる日々だった。
☆32年流通研究会10/21
稲嶺元沖縄県知事の講演。沖縄の歴史、現在の問題点、約一時間。当たり前の話だが...現職を離れるとフリーに話せる様だ。普天間を移設したとしても、後地の利用方法は決まって居ない様だ。僕は中古車部長時代に「沖縄オークション」を始めたが現車を持ち込むと、向こうの業者は値段を入札してくれない。出品した業者は船賃が掛かるので、本土に持って帰れない。要するに売り手と買い手の駆け引きで、運賃を掛けない方法を考えて、現車を持ち込まず、下見の写真を撮って沖縄のオークション会場に展示し、東京の会場と電話線でセリを聞く方法を考えた。今はネット化されているが、その原型を始めたのだ。数回沖縄には行ったが、普天間のあの広大な跡地の利用も考えなくては...沖縄問題は解決しない。ある友人が沖縄を「マカオみたいにカジノを作り、大リゾートにすればいい...」と言って居たが良い案だと思う。そして、辺野古の人たちの労働力を普天間で吸収すれば良い。どうも、今の日本には東京集中と将来形の発想が乏しいようだ。
☆ゴルフ
10/18 2年ぶりのカートなしの日高ワンララウンド。K君がメッキリパットが良くなった。7連続1パット。Pat is Money.... 10/28 鶴の会 幸い絶好の天気。此の頃、飛距離がメッキリ落ちて来た。 10/31石坂カントリー 快晴 ホームドクターの古河先生、整形外科の小林先生とラウンド今日も全然当たらない。可笑しい。先生方の巧いのに驚き、帰ってきてウツに成ってしまった。
☆川上監督亡くなる...
寂しい話。高齢だから...とは思って居たが...そんなに良く知って居た訳ではない。然し、アイドル的な「打撃の神様」以外に川上さんの監督時代の9連覇には凄いと常々思って居た。何で、9連覇も出来たんだろうと川上さんの本は殆ど読んだしいつも考えて居た。その謎が一部解けたのは、藤田さんのお葬式の時川上さんが「弔辞」を読まれた。それは藤田さんに対して愛情と信頼に満ちた素晴らしい弔辞だった。そして、藤田さんの弔辞の中に藤田さんに「君の座右の銘は」と聞いた時に藤田さんは初代慶応高校野球部長長尾先生の言われた、「当たり前の事を当たり前にやれば、当たり前の事が当たり前に出来る」です。と言って居た。と弔辞を読まれた。直接繋がりのない長尾先生の名前が出て来たとき、耳を疑い翌日の新聞を数紙確かめた。あんな「君の座右の銘は?」何て質問は試合の前にできる物ではない。これは川上さんが、シーズン始めか、監督就任時に自分の頭の中の構想を練り上げて置いて、スタッフと「腹を割った十分な話し合い」をして、信頼関係を作り上げたのだろうと推測した。9連覇は本当に凄い。僕もあるデイーラーの社長に就任した時、役員、部長級と一人一人話し合いに時間を掛けた。恐らく、川上さんも当時のコーチらスタッフと時間を掛けて、相対で話し合いをしたんだろうと思う。如何しても「すべてが打撃の神様」と言う記事に成ってしまうが、もっと川上さんの常勝チームを作るための「心の底」を取り上げて欲しいものだ。屹度、ダグラス・マクレガーの経営書に負けない物だろう。兎に角、川上さんの弔辞は土井正三さんの時も愛情深いものだった。強いリーダーシップには、愛情と信頼の上に強い厳しさが必要だ。
さて、今秋の慶應野球部は期待外れの成績の終わってしまった。然し、部員諸君が一番がっかりして、残されたメンバーは、来年の対策を考えるだろう。野球部のHPに部員のブログが作られている。その中に、4年生全員が一回ずつ色々な思いを書いている。学生コーチの佐藤達路君のブログの中に、この藤田さんの「座右の銘」と同じことが書いてある。これも又驚きであった。佐藤君は塾高出身しかし、彼が指導を受けた指導者の中には長尾先生に生前接した人は居ない。先生は「おい藤田これを座右の銘にしろよ」なんて押し付ける先生ではなかった。それでも良くボソボソ言われていた。それが佐藤君の代まで伝わる事が又謎に成ってしまった。良い教えは一人歩きして、語り継がれるようだ。
P,S参照:http://massy-academy.blog.ocn.ne.jp/ ‘06/2/18 さようなら 藤田投手(ブログ画面左側の月日をクリックする‘06年が出てきます)
☆今月のDiary は野球についてはもう止めよう。政治、経済、社会どうしようもない。消費税も内税、外税のベースをハッキリしないと価格の混乱を招くだけ...マスコミも勉強して報道して欲しい。