massy-academy

advice for consumer

<Font size=3>  “TLC”     ‘09-10-27</Font>

2009-10-27 09:37:02 | Megu's Sports
Magu’s Advice!

親父の顔を立てるために、先に言っておこう...うちの親父は、Successfulなビジネスマンである。親父の知識の量、好奇心、向上心、努力には尊敬せざるを得ない。それに加えて、Friendlyで社交上手な人柄が、親父を成功に導いたに違いない。

However! そんな親父にも問題点がある。これは、日本の典型的な男の問題なのか? 親父の世代に多いことなのか? 職業上の特色か? 世界共通の問題なのか? 何ともいえないが、これは、Approachされるべき問題である。

先週の木曜日は、母ちゃんの誕生日。前の日に、親父に “ケーキでも買って来てあげなよ” と電話で言った。いつもの通り、何が “いい” のかわからないが、親父は、“いいよ、ケーキなんて買わなくたって” と言う。母ちゃんの誕生日に、親父は友人の食事に出かけ、手ぶらで家に帰宅。10日程前に、家でつまずき、動くのが不自由な母ちゃんは、家で留守番していて、僻み気味。そこで、親父は、しぶしぶ近所のケーキ屋に行ったらしい。

母ちゃん、僻むのあたりまえだよね。親父は、こういう小さな心使いにかけるのだ。私が、“何で買ってこなかったの” と言うと、“大きなケーキしか売ってないから、食べきれない” とか、母ちゃんは “駅のホームにあるようなケーキ屋はいやがる” とか言う。デパ地下に行って、個別のもの買えばいいのに。 親父は、どこでどんなものが売っているか知らないのだ。 気が効かないのと無知のコンビネーション。昨年母ちゃんが股関節の手術で入院するまで、食料品の買い物などしたこともないからね。

親父は昔から、会社と家で、同じコミュニケーションの仕方を取りがち。私が高校生の頃から “家は会社と違うんだよ” って言っているのに、御偉いさんだった親父からは “いや、ひとを扱うのはどこでも一緒だよ” って答えが返って来る。Frustrating…

確かに、人と接するという面では、会社でも家庭でも共通点はある。みんなに同じ接し方をしても、それが、一人には効果的でも、他の人には効果的じゃない時もある。個人をよく知り、それに基づいて接し方を変えなければいけない。パーソナルトレーニングでも、コーチ/選手の関係でも同じこと。たぶん、親父は、会社ではこれを上手くやっていたんだろうけど、家では、いまいち。いつも、“うちで、気を使い過ぎて疲れちゃうよ” とか、母ちゃんに “何十年も同じ事いっているのに、わからない” なんて文句言っているけど、親父、コミュニケーションの取り方、思いやりの表現の仕方変えてみた? こんな事言うと、“俺にどうしろって言うんだ” とか、“勝手にしろ” とか、極端な態度が返って来る。せっかく、いい考えをもっているのに、それがうまく伝えられなかったら、それも悲しいよね。

夫婦であり、ビジネスパートナーであるうちの両親。お互い、夫婦である時と、仕事のパートナーである時の接し方変えなくちゃ。仕事のパートナーとしては、甘えたり、物を事実でなく推測に基づいて考えたりするのはよくないけど、夫婦としては、ちょっとしたお互いを喜ばせられるような気の使い方をしてもらいたい。

私の文句も、20年程続いていて、親父には何の効果もないんだから、これも問題なのかもしれないけど...こう言う事、親父の年代の夫婦関係の中で多いんじゃないかな。結婚40年以上でも,TLC (Tender Loving Care) とthoughtfulness は、大切だよ。


<Font size=3><自動車革命...>  ‘09-10-20</Font>

2009-10-20 10:36:11 | Massy's Opinion
☆18日のNHKスペッシャルで「自動車革命」と言う番組があった。

今、巷間騒がれている未来の自動車...近未来の自動車についての番組である。自動車の動力源についてハイブリッド、プラグインハイブリッド、そして電気自動車へと移行して行く事は間違いない事だが、「何時の時期にそうなるのか?」「自動車の全て、トラック、バスまでそうなって行くのか?」全く五里霧中である。只、この分野では10年前から先行して「ハイブリッド車、プリウス」を市場に出しているトヨタが世界の中で一歩も二歩も或いは10000メーター位現実にはリードしているのは事実だろう。

☆自動車が生まれて約150年、(何を以って自動車の起源とするかは?があるが)持ってガソリンを燃焼させる事を基本として、軽量化や安全性、そしてコストダウンが考えられて来て、経済を牽引して来た事が電気になると全く基本が変わってしまう訳である。其処には革命的な産業構造の変化が起きる。そんな事の現状をレポートした番組だった。

50年位以前から、自動車のセールスは「teacher,lawyer,位の知識が必要だ」といわれて来たが、「自動車のセールスが出来れば、どんな物のセールスも出来る」とも言われた。これは自動車には鉄、アルミ、布、プラスチック、ゴム、硝子、そして油脂等が使われて居り、お客様には色々な仕事の専門家も居るので、いい加減な説明は出来ない。セールストークにはあらゆる物の知識が必要な訳である。自動車のセールスも今まで以上の勉強が必要だ。

さて、今の保有台数がどんな形で、「何年位の間に電気自動車に代替されて行くのだろうか?しかも、世界規模で...」チョット想像のつかない問題である。電気自動車と言っても充電設備等のインフラの変更も大事だ。

今までの自動車の変化を見ても、後輪駆動が常識で、次に今主流の前輪駆動に成り、セダンは荷物の積み降ろしし易いバン型へと変わって来た。昔から変わらない部分はワイパーとバッテリー(小型軽量化されて来たが)だと思うが、原動力がバッテリーに替わればガソリンタンクも要らなくなるし、ゴルフのカートから自動車を想像した方がいいだろう。今話題に成っている、「カーシェアリング」も言葉は耳新しいが、「レンターカー」の亜流である。運営、経営面では可なり問題を含んでいる筈だ。抜本的な交通問題を考える必要があるだろう。

自動車業界が経済の牽引力であると言う考え方はもう当てには出来ない。しかし、経済効果は大きいし、なだらかな移行を考えなくては成らない、とすれば、電気自動車に進む前には、未だ時間が掛かる。ハイブリッド、プラグインハイブリッドが主流となる時代が半世紀は続くだろう。あの番組にあれだけ情報開示できるトヨタはほぼ万全の自信があるのだろう。さて番組の中で若い人の自動車離れが言われている昨今であるが、次の世代の自動車への関心は、「若い人の方が強い...」と言う意見があった。僕は、「通行区分の世界統一」を訴えているが、この事についての反響もアクセス解析に依ると若い人の関心が多いので意外に感じている。


<Font size=3><ニュースを追って...>     ‘09-10-13</Font>

2009-10-13 10:02:58 | Massy's Opinion
早いものだ10月も早や半ば、新政府が動き出して閣僚の皆さん精力的に動かれているようだ。僕は全てのニュースは新聞、週刊誌、TV、インターネットによるものが多いが、それでも色んな動きは良く解る。気の付いたニュースについて感想を記そう。

☆オリンピック候補地の落選 
最近大型の設備投資は償却負担を将来に残すだけに、僕は反対だった。石原さんの都政には東京マラソンを始めた時から、「何故青梅マラソンをモット育てないの?」東京の中に都心と三多摩の格差があるのに。。。」と言うことである。今度の2020年の広島、長崎の2都市の連携開催は本当に意義が在ると思う。折しも、オバマさんの「ノーベル賞受賞」も驚きだったが、「核兵器廃絶」をアメリカが唱えた事の意義を考えるとイラク戦争のアメリカの取り組みに核兵器を持っている国が「何故、核の摘発で弱い国を攻めるの?」と言う疑問があっただけに本当に「チェンジ」だと思った。石原さんの発想はもう古い。今度、東京が落選した原因と反省を広島、長崎に伝え、東京が先頭に立って、広島、長崎での開催を日本全体で推進する音頭を石原さんが取るべきだ。


☆新政府の閣僚総理も精力的に近所御挨拶ご苦労様英語が上手いので流石スタンフォード間違いなく卒業したんだろう。岡田さんも流石、若い。アフガニスタンまで電光石火だ。「自分眼で見たい」と言うのは大事な事。其の感じを有りの儘に国民に話をするべきだ。そして、今までの民主党の考えが「如何だったか?」これから「如何したいか」率直に話す事だ。

期待している亀井さんが矢張り面白い。色んな難しい問題が在るのは良く解っているが、この際,「借りたものは、返す」と言う倫理観だけはキチンとして欲しい。週刊誌は面白おかしく書いているが、50年続いた体制が変わるのだから成果が現れるのには50年掛かる。皆で新しい日本を作るのだから、週刊誌も協力して、国民に格調の高い視点を持つように指導して欲しい。今日本を立て直すには、「一人当たりの売上を上げる、要するに活動すること」が大事だと思う。政府、連合、経団連と言うトライアングルも組み換えが必要。一番人間が関わっている部門は販売、流通だ。経団連の中に販売、流通部門が参加できる様な組織が出来ると良いなと思う。

☆通行区分’08-6月のブログで「2070年の世界を考える」のサブタイトルで「通行区分の世界統一」を4回に分けて書き込んだ。当初は皆に、2070年何て生きていないじゃないの?何考えているの?」何て言われた。結構、見てくれる人が居る。処が、「サモア独立国」が’09-9月から右側通行から左側通行に替えたそうだ。急遽、変更した為に相当混乱した様だ。
理由は、自動車は日本からの輸入中古車が多い為とか?’08年に書いた時には、2070年何て遥か未来と思っていたが、「政権交代、其の成果は...30年後か?」「オリンピック広島、長崎誘致2020年」、片一方では、「通行区分の変更」なんかが起こり、ニュースを追うだけで息が切れそう。世界は猛スピードで「Change」している。



<Font size=3><Diary 33>    ‘09-10-6</Font>

2009-10-06 11:21:27 | Massy's Opinion
☆政治 社会 経済
鳩山内閣の顔ぶれが出揃った。なんったって「政権交代」。本当に政府が動き出すまでには時間が掛かる。普通の会社だって社長が変わったら、軌道に乗り出すまで3年は掛かる。閣僚の中には人生を掛けている人が居る。キャリアーも充分、マスコミの若い記者には解らない深みがある筈。選んだのだから信用して見守ろう。亀井さんが面白い。経済的には少しの停滞はやむを得まい。景気は一段と冷え込むだろう。町の中を見ているといろんなデフレ色合いの雰囲気を感じ、今ひとつの盛り上がりが無い。オリンピックの落選には石原さんはガッカリだろうが、僕は残念だけど、良かったと思う。大きな設備をして、後世に設備負担の重荷を残すだけ。もう彼の発想は古すぎる。


☆野球、ゴルフ、麻雀
・慶應高校 コールド負け東海大相模に...もう一度重い甲子園の扉を開けに、下半身の鍛錬から...
・大學
   VS立教 1回戦 完勝 2,3回戦 惜敗 
   VS法政 2連勝 良いゲーム 塾高の後輩達 頑張る 中林、漆、渕上、湯浅のデットボール、ああ言うプレーは他の選手に大きなやる気を出させる。殆どの人は見ていると思うが、慶應大学野球部の部員全員が順番に書いているブログは本当に心温まる。僕の投稿の一つを紹介しよう。


2. Posted by Massy September 27, 2009 21:50
本当にナイスゲームでした。中林君お疲れ様。スローカーブ スピードが落ちていて良かったよ。湯本君体の力が抜けていて、プレーが伸び伸びしていた。ナイスプレー...湯浅君デットボール気迫が感じられた。小室君気迫が有った。松本君の記事の通り...キャップ、ご苦労様。慶應は東大にいつも苦戦するよ。今日の緊張を持続して頑張って...http://blog.livedoor.jp/keiobaseball2009/archives/51309404.html#comments
大學野球部のブログに書き込んだコメント松本君が応えてくれている。上のアドレスで見て下さい。


P,S 10/4日 東大に無事連勝 対明治にひと頑張り...

・ゴルフ 進化も退化もなし 希望がない
・麻雀  必勝を期して臨む 僅かでもプラス。負けないのが大事...


☆読後感 
「降っても 晴れても」菅沼愛子著 幻冬舎ルネッサンス 09-9-15発行
帯び書き元シアトルマリナーズ 長谷川滋利氏「前向きでいれば、人生はいつだって感動的...」 


・色んな人との出会いが在る。著者菅沼さんの妹K,Oさんは僕の中学時代の親友の一人N火災のK,M部長の部下。女子営業職の言わば「走り」彼が僕の営業所の担当だった。もう30年前からの知り合い。それとなくお姉さまの話は聞いていた。偶々、我が家にA日産の跡継ぎH,M君がよく遊びに来る。彼が5年の東京での自動車ディーラーの実務経験を終えて2年米国留学をすると言って来た。海外経験旅行もなし。行く先はシアトルだと言う。そこで、其れでは、「シアトルに知っている人が居るよ」と言って、K,O嬢にあわせた。早速、下見にシアトルへ行ったが、そこで、著者の「宏徳インターナショナル」にお世話に成った。まあ、「犬が10何匹居る...」って聞いて驚いたが、僕の持論、「犬の飼い方を見れば其の人柄が解る」と思って、H,M君が「上手く行くといいな...」と案じていた。それから、2年間彼は有意義な留学生活を送って、今、第一線に立ってこの不況と闘っている。娘の恵もシアトルのレースでは、皆さんにお世話に成っている。こんな出会いがあって、本が出版された時に送って頂いた。会社の業績その他は、本を読んで頂ければ解るが、いろんな壁にぶつかりながら、其の都度、必然性の中で、前向きな判断を自分で下し乗り越えて来た事と、愛情豊かな人柄を「神様はご存知だったのだろう」。ドキュメンタリーだし、文章も平易に読みやすく区切りも良く書かれていて、著者の気持ちを考えながら一気に読んでしまった。

☆展覧会 
高橋誠一郎生誕125年 三井記念館で先生のコレクション300点の展覧会が開かれている。其の内覧会に招待され、高橋先生の浮世絵についての随筆集「わが浮世絵」著 三月書房 09-10-1発行 を頂いた。綺麗な品の良い装幀の小型蔵書本である。6月にアメリカから来た若い人に東京案内をする為に、「江戸東京博物館」に行き、改めて、江戸東京を見て、懐古に浸っていた。丁度、其の余韻が抜けきれない処に「浮世絵の展覧会」。興味深く時間を掛けて見学して来た。頂いた「随筆集」は昔の言葉も多く読むのには時間が掛かる。目下、急がずに読んでいる。僕は大学時代。午前中の授業には良く出たが、高橋先生の「経済学史略」の講義を受けた。当時では先生の浮世絵とは全然結び付かなかった。思いも掛けぬ先生の趣味の御高名さは後年に知ったが、この展覧会と随筆を読んで改めて先生の思考力の深さを感じている。


P.S.
ブログ左肩のアルバムを一部 更新 「Hannna House」 ,etc 写真をクリックすると大きい写真と説明文が見られます。是非見てください。