* 早くも’05年も終わりに近付いた。結構、色んな事が多 かったが、身の回りの出来事で振り返って見たい。
* 一番嬉しかった事。 なんと言っても母校慶応高校野球部の選抜大会出場である。この3年殆どのゲームを見てきた。昨年は春のキャンプに行き、8人くらいの大学生コーチと一晩話し込んできた。その内の一人にY,T君が居る。彼は当時2年生で今年から3年になるので「ゼミ」を取りたいと言っていた。チームは勝ち進み、秋には甲子園出場が決まった。コーチも練習に追われて大変なスケジュールだった。取りたいゼミは入試があると言う。そのうちに3月甲子園行きとなる。何しろ100人以上の大所帯の移動、しかも、監督も部長も副部長も初出場で、大変だったと思う。Y,T君「ゼミの試験と若しかするとぶっかってしまうのですが...」「君の入りたい塩沢先生の本くらい読んで置けよ。新幹線の中でも読めるだろう」甲子園に着いて3日くらいY,T君から電話「先輩、本読めないですよ」あの甲子園の状態の中で読めるわけはないと思いつつも「目次くらいは読んで置けよ」その後チームは勝ち進み劇的な逆転劇の連続。4月1日がゼミの試験日。29日夜、「試合の結果では試験が受けられなくなってしまうのです」「メールで失礼します。先生、大会終わり次第直ぐ帰りますので、追試を遣って下さい」と先生にメールを打っておけ。31日の神戸国際大付属とのゲームは力尽きて負けてしまったが、「これから直ぐ帰ります」「君、白紙はダメだよ。ミクロでもマクロでもなんか書けよ」翌日「テスト無事終わり、ゼミに入れました」と連絡があつた。その後、彼はゼミの代表、そして、学部ゼミ全部の代表にもなったとか。僕は「野球部馬鹿はダメ」と常々思っているが、この3年間、素晴らしい若者たちと出会えた事、学生の本分を忘れないY,T君の甲子園からの電話が一番印象的で嬉しい事だった。
P,SY,T君この間甲子園の土をお土産に持ってきてくれた。
* 一番悲しかった事。ご多分に漏れず麻雀好き勝負弱い僕は麻雀くらいはと、勝率65%を目標にしている。実績は55%くらい。処が今年はかってないつかない年。18戦3勝15敗である。点数は大した事はないが、兎に角、勝てなかった。ゴルフも人生最悪のスコア。早く年が明けるのを待っている。
* 5月にブログを始めてこんな多くのアクセスを頂くなん
て考えても居なかった。改めてIT時代を感じ、良い勉強を
させて頂いている。此れも嬉しい事の大きな一つである。どうか皆さん、よいお年をお迎え下さい!