★Megu’s Sports
・東京オリンピックまで、あと1ヶ月ほど。コロナ対策/ワクチンの普及が、Poorな日本。政府の政策には、Disappointing。ま、それは置いておいて。日本文化では、一般的に“Mental Health”について、話したり、トピックにあげられる事が、アメリカに比べると、あまりないですね。テニスのフレンチオープンで、大坂なおみ選手が、“Mental Health”の維持のため、記者会見の拒否、その後、辞退。これについて、どう思う?
・Well, BBC ( https://www.bbc.com/japanese/57303469)で、取り上げられたように、いくつか違った見解があるでしょ。プロ選手は、賞金のためにプレーして、スポンサーとの契約もあり、高い賞金・契約金をもらっているんだから、記者会見は“仕事”のひとつだから、どんな理由でも、出るべきだとも思える。一方で、メディアの質問の内容・記者会見のタイミングなどの選手に対する配慮があってはいいのでは。選手の身になってみると、レース、マッチ、ゲーム直後の感情は、結果が何であれ、高まっている時。直後ではなくても、意味のない、選手に対する配慮がない質問を繰り返されると、嫌になるって。
・プロ選手、スポーツが好きで、それを仕事としてやっている。でも、プレッシャーは、高いし、選手生命は長くなっていても、リミットがある。そんな中で、精神的に健康でないと、トレーニングも競技も、うまくいかないでしょ。
・私自身、運動選手の“Mental Health”の中で、よく見かけるのは、I call it “Athlete Identity Crisis” 。選手が引退して、自分の選手としてのidentityを失って、自分が何なのか、これからどうして良いのかわからない、不安で、鬱になってしまう。個人の問題と言っても、国、協会、クラブなどからの、表向きだけではなく、本当に効率的な、選手生活後のための教育やサポートがあっても良いのでは。
・また、特に現役の選手は、鬱になったりすると、 “精神的に弱い”って見方をされる。外から見ると、彼らはプレッシャーを承知の上で、プロアスリートを仕事として選んだって思う人が多い。で、これは間違えではない。この20年ほど、Social Mediaの発達で、選手にとって、プレシャーは、競技、昔からあった記者会見・テレビコマーシャルだけではない。Social Mediaは、24/7。ポジティブなフィードバックもあれば、ネガティブなコメントもあらゆるところから入ってくるはず。このような、コンスタントなExposureで、プライバシーも精神的に休める時間も少なくないはず。
プロ選手だけでなく、ユースや高校・大学で競技をやっているアスリートの精神的な健康をどうやったら、重視できるのかな。彼ら・彼女たちが、アクセスできるサポートシステムを身近なところから作っていけると良いんだけど。