水曜教室

　今年度も退職をしたときの中学校で引き続き水曜教室の担当をすることになった。「授業支援ボランティア」というらしい。この中学校に勤務して授業で教えた生徒はもういないので、親しんでくれるかしんぱいだった。
　さっそく質問をする生徒が見つかった。「因数分解が分からない」というのである。公式を使った因数分解でつまづいているらしい。
公式を使った因数分解に就いてはかつて記事に書いたことがあった。こことここ。
（昔の記事なので見にくいから、書き直した記事が、これとこれ）
　だいたいこの流れで説明をしたところ納得してくれた。
この公式は出来たのだが、２乗の公式でまたつまづいていた。
「式を積の形にするのは難しいので、公式の力を使うんだ。式を型にはめてその型を使う気持ちでやるといいよ」
それでもたとえば (xの２乗をx^2と表すことにして)
x^2+6x+9=(x;3)^2+3^2などとやってしまっていた。この生徒は公式を使うことに納得していないようだった。
この対策は次回までの課題としておこう。とりあえずここでは、「展開してみてもとにもどらないと正しくない」
と押さえた。

　こうして、また水曜教室（補充教室）の仕事が始まった。
この他に英語の質問も来た。授業で教えた生徒の弟だった。

３年生を教えたが、私も３年前から水曜教室に来ていたので、顔なじみだったのだろう。
お客さんが来てくれてよかった。次はこちらからセールスに行こうと思う。