試験教室でまずはリスニングに有利な席と思い、試験監督の前あたりに席を取った。
中央の前から2番目の席。以前に準2級と3級を受検したとき、CDプレーヤーが試験監督の机、つまり教卓にあったからだ。
・・・ところが試験監督の人がやってきたとき、CDプレーヤーは窓際の一番前にあるロッカーのものを使うらしいことが分かった。

座席を換えようとしたが、見苦しいので止めた。これが後悔のもとになった。
案の定、このプレーヤーからの音声は教室に響いて聞きづらかった。だが、受検者で聞きづらいという人がいなかったので、覚悟を決めた。
筆記試験が始まった。これまでは過去問を解くのに、問題文に下線などを引かずに解いていた。本を汚すのがもったいないと思ったからだ。本番では思い切って問題に下線や丸やメモを書き込んだ。普通は10分の大問1に15分近くかかってしまったが、解いてみると思ったより簡単な気がした。準2級の問題の様に感じた。ところが・・・。大問2の並べ替え問題で1問分からない問題があった。これまで過去問で分からないというか並べられない問題はなかったのに・・・。あせったが、放っておいて次へ進んだ。
いつもであると75分の時間切れに15分は余るのだが、5分しか余らなかったので、リスニングの選択肢を予め読んで、質問を予想する時間がとれなかった。こうして悪夢のリスニングが始まったぁぁーーー。
つづく