文字式の基本の基本はこの記事とタイアップして、生徒用のプリント
を作っていた。学習教室のある生徒向けだったが、その生徒の進路も
決まりそうだ。
このあとは、文字同士の加法に入る。
例えば
2x+3x=5x が成り立つことをプリントで示す。
目的は2x+5+3x-1 などの計算をするためだ。
ここでは「分配法則」についての復習をする必要がある。
分配法則は
2x+3x の x にいろいろな数を代入して確かめさせるのが良い。
x=1 のとき
2x+3x=2×1+3×1=5
x=2 のとき
2x+3x=2×2+3×2=10
x=3
2x+3x=2×3+3×3=15
x=4
2x+3x=2×4+3×4=20
x=5
2x+3x=2×5+3×5=25
式の値が5, 10, 15, 20, 25, ...となっていることに
着目すれば、これらの数は5xに1, 2, 3, 4, 5, などを代入した
値と一致することが分かる。
したがって、
2x+3x=5x が成り立つのだと導く。
つづく