#数学の勉強
久しぶりに数学の勉強。夏休み期間、と言っても私には夏休みはなく、年中休みなのだが、この夏は孫の子守や娘の里帰りなど夏の行事のためか、落ち着いてノートを取ることもなく、数学の勉強はおろそかになっていた。
振り返ると、電磁気学のほうに興味が向いていたせいかも知れない。こちらの分野はややこしく、勉強するにしてもなかなか理解が進まず、ノートも取らずグズグズしていたということだ。
そこで、電磁気学はしばらく封印し、またガロア理論に戻ることにした。ガロア理論は体の準同型のあたりで右往左往していたので、思い切って20ページばかりもどり、そこから復習を始めた。ともすると理解を焦るあまり、未消化のまま読み進めていたと思ったからだ。
体を加法群とみると「準同型は単位元0と逆元を保存する」と、本にはサラッと書いてあったが、そんな基本的なところもノートを取りながら一つ一つチェックして復習することが出来た。地味な作業だが、続けて行くと理解が以前より深まって行くと確信している。
自分の性格だろうか、どうも一つのことの集中しきれず、あちこち手を出して自滅することが多い。70歳にもなっても自分というものがコントロール出来ないのは情けないなと思っている。