ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ルグドゥノム ブション リヨネ@神楽坂

2008-10-30 16:12:58 | レストラン&店
飯田橋、神楽坂周辺にはフレンチのお店が非常に多く、私もOL時代からこのあたりの店にはよく出かけていました。

今回紹介する店は、
2007年9月にオープンしたビストロ「ルグドゥノム ブション リヨネ」

オーナーシェフは、かつてソフィテル東京のメインダイニング「プロヴァンス」で総料理長を務めていたフランス人のクリストフ・ポコ氏。

店名は覚えられないほど複雑ですが、「ルグドゥノム」がラテン語でリヨン、「ブション」がビストロ、「リヨネ」はそのままリヨンの意味という、直訳すると「リヨンのリヨン風ビストロ」でしょうか



ということで、料理は美食の都リヨンを中心としたものになります。

アラカルトで、前菜は一皿1500円、メインは一皿2500円ですが、料理によってプラス料金になるものもあります。
一皿の量が多いので、前菜とメインを1品ずつ頼めば充分楽しめます。


今回のチョイスは・・・

<前菜>

サラダ・リヨネーズ

リヨン風サラダによく入るのは「ゆで卵」。
ですが、ここは半熟の卵が上に乗っていて、卵をからめながらいただきます。ベーコンも入り、サラダとはいえ、かなりのボリュームがあります。



パテやハムの盛り合わせ

なにやら難しい名前が付いていたのですが、説明を聞くと、私の好きなものが盛り合わせになっているというので、迷わず注文。
2人で分け合ってちょうどいい感じです。


<メイン>

タブリエ・ド・サプール

リヨンの名物料理で、薄く伸ばしたカツレツ風のトリッパ(一見、ウインナー・シュニッツェル風)に、ジャガイモのオーブン焼きが添えてあります。普通は煮込みで出てくるトリッパが見事に平たくなっていて驚きですが、食べると、やはりトリッパの歯ごたえのある食感が楽しめます。
とても大きなサイズで、友人と半分ずつ分けても苦しい・・・



アンドゥイエット

内臓のソーセージ。苦手な人は苦手のようですが、私はこの手のものは大好きです。
中に入っている内臓が粗めに刻まれているので、それぞれ違った食感が楽しめ、臭みも全く気になりません。



パンは麻袋に入って出され、なくなると追加してくれました



チーズ盛り合わせ

デザートも魅力的でしたが、もうちょっとワインを飲みたかったので、デザートはパスしてチーズの盛り合わせにしました(1500円)。
今回は、お店のオススメという「アヴォンダンス」(左)と、私が食べたいと思った「エポワス」(スプーンに乗ったもの)をチョイス。

「アヴォンダンス」はサヴォワあたりでつくられる牛のミルクのチーズ。
直径が38~43cmほどの山の半硬質タイプチーズで、匂いがけっこう強めですが、チーズ好きにはたまらない匂いだと思います。



リヨンは内臓料理が多いので、その手の料理が好きな人には嬉しい店でしょう。
とにかく、料理のボリュームがかなりあるので、よく考えてから&スタッフに相談しながらオーダーを決めるのがオススメです。


ワインについては、また改めて紹介します。

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 ルグドゥノム ブション リヨネ

   新宿区神楽坂4-3-7 海老屋ビル1F

コメント (2)
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