“シャンパン・チャーリー”の愛称で親しまれたシャルル=カミーユ・エドシックが29歳で立ち上げたメゾン「シャンパーニュ シャルル・エドシック」が、2015年9月1日より、新しい販売代理店から発売されます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/19/8e0050a48833d18053d48eff4bcd6726.jpg)
シャルルがメゾンを立ち上げた1851年当時はロシアの力が強く、他のシャンパンメーカーは皆こぞってロシアに目を向けましたが、シャルルだけがアメリカに目を付けました。
彼は1852年にアメリカに赴き、大きな町の富裕層にシャンパーニュを紹介し、成功を収めました。
シャルルは英語名ではチャールズですから、彼はそのニックネームで“シャンパン・チャーリー”と呼ばれるようになったのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/b1/c8ed1d0166426edef65693ff523c372b.jpg)
チャーリーは粋でカッコいい男前な人物だったとか![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
チャーリーは何度も渡米してアメリカ市場にシャンパーニュを広めます。
1855年にランスで開催されたコンテストで名声を上げたことを機に、シャルル・エドシックは1908年にはヨーロッパと世界各国の王室御用達のシャンパーニュにもなります。
シャルル・エドシックの本拠地はシャンパーニュ地方のランスです。
チャーリーはあえて畑を購入せず、ガロロマン時代の地下採石場(クレイエール)をシャンパーニュの理想的な熟成庫として購入しました。そのクレイエールは、現在もメゾンが所有しています。
近年のシャルル=エドシックは、2011年にジェイエムウエストン、ボンポワン、アランフィガレ等)のフランスのラグジュアリーブランドのグループとなりました。
そして、創業から現在まで高い評価を受けています。
例えば、歴代のシャルル=エドシックのシェフ・ド・カーヴ(醸造責任者)の中には、1976年から15回もスパークリングワインメーカー・オブ・ザ・イヤーの受賞があることも、クオリティの高いシャンパーニュを生み出していることの証明になっているでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0191.gif)
シャルル=エドシックで覚えておきたいのは、「60、40、10」という3つの数字です。
60
60のクリュから厳選したブドウを使用しています。以前は120あったものを絞りました。
40
シャンパーニュのメゾンには、各社の味わいの決め手となるリザーヴワイン(ストックワイン)があります。このリザーブワインを、可能な限り多い割合で、メゾンの顔である“ブリュット・レゼルヴ”に40%使用します。
10
リザーブワインは平均で10年寝かせます。15年前後になることもあるとか。現在リリースされているブリュット・レゼルヴには14年熟成のリザーヴワインが使われているそうです。
シャルル=エドシックは、ボトルをセラーに入れた年と、デゴルジュマンを行なった日の両方を裏ラベルに明記している唯一のメゾン(N.Mとして)だそうですよ。
※2012年時点(現在はPiper-Heidsieckの一部にも記載があります)
これも覚えておきたいですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/silver.gif)
現在、シャンパーニュ輸出市場は、1位がフランス(国内)、2位イギリス、3位アメリカ、4位ドイツ、5位が日本となっています。
日本は重要な輸出市場であるにもかかわらず、ディストリビューターの問題もあり、シャルル=エドシックは日本に十数年間入っていませんでした。日本での評価もいまいち手ごたえがなかったようです。が、新たなパートナーが見つかり(日本リカー)、9月1日より再び日本市場に登場します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/9b/7052f7fd8e203028e2f7a58c87a054cf.jpg)
日本では、ブリュット・レゼルヴ(左)、ロゼ・レゼルヴ(右)、ブラン・デ・ミレネール1995(中央)などが発売されます。
40%のリザーヴワインに、ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエをブレンドした“ブリュット・レゼルヴ”を試飲しましたが、さまざまな香りが重なり合い、複雑なブーケがあります。口当たりは繊細ながら、芯があり、キメ細かい泡が途切れることなく湧いてきます。果実味はしっとりとし、複雑味があります。うまみの乗った酸が舌をグイグイ押しますが、テクスチャーはしなやかです。じわーんとしたおいしい余韻が長く続きました。
他のキュヴェもぜひ飲んでみたいですね!
そういえば、10年近く前に“シャンパーニュ・チャーリー 1985”を飲んだことを思い出しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/shootingstar.gif)
今回の9月1日よりの日本での発売に際し、7月に都内でプレス会見が行われました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/5c/30dae9212f0f9f1732db3cdaa09506d1.jpg)
「欧州の主要国でNO.1になっていたブランドが日本で欠けていた」と、ロバート・ネムナント氏(右)(前シャルル・エドシック社長、現同オーストラリア、ニュージーランド、日本代表)
「世界的には高い評価を得ているものの、日本でこれから、というブランドを扱うのは嬉しく、また名誉なこと」と、日本リカー株式会社の竹内誠 代表取締役社長(左)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/8f/fb5fab61a19ca4e6ca1486babf6dc01c.jpg)
個性的なシェイプのボトルは、クレイエールのNO.9の通路の形から。
ネックが細いので空気が入りにくく、ゆっくり熟成します。香りも深くなるそうですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cups.gif)
そうそう、映画にまつわる楽しいエピソードを2つ紹介します。
ひとつは、シャンパン・チャーリーの生涯をヒュー・グラント主演で描いた「シャンパン・チャーリー」というTV映画(1989年)があるそうです。これはぜひ観てみたくなりました。
もうひとつは、あのレオナルド・ディカプリオがシャルル=エドシックの大ファンというのです。オリジナルグラスも自ら買い集めたそうです。
いつか機会があれば、レオ様にシャルル=エドシックの魅力を尋ねてみたいものです(笑)
(輸入元:日本リカー株式会社)
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シャルルがメゾンを立ち上げた1851年当時はロシアの力が強く、他のシャンパンメーカーは皆こぞってロシアに目を向けましたが、シャルルだけがアメリカに目を付けました。
彼は1852年にアメリカに赴き、大きな町の富裕層にシャンパーニュを紹介し、成功を収めました。
シャルルは英語名ではチャールズですから、彼はそのニックネームで“シャンパン・チャーリー”と呼ばれるようになったのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/b1/c8ed1d0166426edef65693ff523c372b.jpg)
チャーリーは粋でカッコいい男前な人物だったとか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
チャーリーは何度も渡米してアメリカ市場にシャンパーニュを広めます。
1855年にランスで開催されたコンテストで名声を上げたことを機に、シャルル・エドシックは1908年にはヨーロッパと世界各国の王室御用達のシャンパーニュにもなります。
シャルル・エドシックの本拠地はシャンパーニュ地方のランスです。
チャーリーはあえて畑を購入せず、ガロロマン時代の地下採石場(クレイエール)をシャンパーニュの理想的な熟成庫として購入しました。そのクレイエールは、現在もメゾンが所有しています。
近年のシャルル=エドシックは、2011年にジェイエムウエストン、ボンポワン、アランフィガレ等)のフランスのラグジュアリーブランドのグループとなりました。
そして、創業から現在まで高い評価を受けています。
例えば、歴代のシャルル=エドシックのシェフ・ド・カーヴ(醸造責任者)の中には、1976年から15回もスパークリングワインメーカー・オブ・ザ・イヤーの受賞があることも、クオリティの高いシャンパーニュを生み出していることの証明になっているでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0191.gif)
シャルル=エドシックで覚えておきたいのは、「60、40、10」という3つの数字です。
60
60のクリュから厳選したブドウを使用しています。以前は120あったものを絞りました。
40
シャンパーニュのメゾンには、各社の味わいの決め手となるリザーヴワイン(ストックワイン)があります。このリザーブワインを、可能な限り多い割合で、メゾンの顔である“ブリュット・レゼルヴ”に40%使用します。
10
リザーブワインは平均で10年寝かせます。15年前後になることもあるとか。現在リリースされているブリュット・レゼルヴには14年熟成のリザーヴワインが使われているそうです。
シャルル=エドシックは、ボトルをセラーに入れた年と、デゴルジュマンを行なった日の両方を裏ラベルに明記している唯一のメゾン(N.Mとして)だそうですよ。
※2012年時点(現在はPiper-Heidsieckの一部にも記載があります)
これも覚えておきたいですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/silver.gif)
現在、シャンパーニュ輸出市場は、1位がフランス(国内)、2位イギリス、3位アメリカ、4位ドイツ、5位が日本となっています。
日本は重要な輸出市場であるにもかかわらず、ディストリビューターの問題もあり、シャルル=エドシックは日本に十数年間入っていませんでした。日本での評価もいまいち手ごたえがなかったようです。が、新たなパートナーが見つかり(日本リカー)、9月1日より再び日本市場に登場します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/9b/7052f7fd8e203028e2f7a58c87a054cf.jpg)
日本では、ブリュット・レゼルヴ(左)、ロゼ・レゼルヴ(右)、ブラン・デ・ミレネール1995(中央)などが発売されます。
40%のリザーヴワインに、ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエをブレンドした“ブリュット・レゼルヴ”を試飲しましたが、さまざまな香りが重なり合い、複雑なブーケがあります。口当たりは繊細ながら、芯があり、キメ細かい泡が途切れることなく湧いてきます。果実味はしっとりとし、複雑味があります。うまみの乗った酸が舌をグイグイ押しますが、テクスチャーはしなやかです。じわーんとしたおいしい余韻が長く続きました。
他のキュヴェもぜひ飲んでみたいですね!
そういえば、10年近く前に“シャンパーニュ・チャーリー 1985”を飲んだことを思い出しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/shootingstar.gif)
今回の9月1日よりの日本での発売に際し、7月に都内でプレス会見が行われました。
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「欧州の主要国でNO.1になっていたブランドが日本で欠けていた」と、ロバート・ネムナント氏(右)(前シャルル・エドシック社長、現同オーストラリア、ニュージーランド、日本代表)
「世界的には高い評価を得ているものの、日本でこれから、というブランドを扱うのは嬉しく、また名誉なこと」と、日本リカー株式会社の竹内誠 代表取締役社長(左)
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個性的なシェイプのボトルは、クレイエールのNO.9の通路の形から。
ネックが細いので空気が入りにくく、ゆっくり熟成します。香りも深くなるそうですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cups.gif)
そうそう、映画にまつわる楽しいエピソードを2つ紹介します。
ひとつは、シャンパン・チャーリーの生涯をヒュー・グラント主演で描いた「シャンパン・チャーリー」というTV映画(1989年)があるそうです。これはぜひ観てみたくなりました。
もうひとつは、あのレオナルド・ディカプリオがシャルル=エドシックの大ファンというのです。オリジナルグラスも自ら買い集めたそうです。
いつか機会があれば、レオ様にシャルル=エドシックの魅力を尋ねてみたいものです(笑)
(輸入元:日本リカー株式会社)
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