3月にドイツのデュッセルドルフで開催された「ProWein」では色々な収穫がありました。
ポーランドのワインと並び、非常に印象的だったのが、エストニアのシードルハウス 「Jaanihanso」(ヤーニハンソ)です。
美しいボトルが並んでいるので、ワインだと思ったら、リンゴのシードル!
クラフトシードルのメーカーだといいます。
ブースにいた若い女性にお願いし、色々と試飲をさせてもらいました。
左)Jaanihanso Rosé Méthode Traditionnelle
右)Jaanihanso Brut Méthode Traditionnelle
ロゼは本当に色がキレイです。
リンゴを野生酵母でアルコール発酵させたものを、瓶に詰め、瓶内二次発酵を6カ月以上行ない、発泡させています。
ワインのシャンパーニュと同じ“メトッド・トラディショナル”です。
ワインで「リンゴのような香り」と表現することがありますが、これは本当のリンゴからつくられていますから、自然にリンゴの風味がします。
ちょっと甘いDenmiSecで、アルコール度数は6.0%。
ほっこりします。
右は、辛口のBrut(ブリュット)。
姿はもう、ワインにしか見えませんが、これももちろんリンゴが原料です。
ロゼと同様、野性酵母で発酵させ、瓶内二次発酵6カ月以上でつくられます。
アルコール度数は8.5%。軽やかでですが、芯がしっかりしています。
Jaanihanso Craft Cidre ― Estonia/ Eesti
いやいや、恐ろしくおいしいです、ここのシードル!
泡のキメが細かく、すべらかでしっとりしています。
ナチュラルな味わいがスーッと沁み込み、どれを飲んでも感動がありました。
エストニアはリンゴの栽培が盛んで、リンゴを原料にしたアップルワイン、シードルは、エストニアでは定番の飲み物だそうです。
ヤーニハンソのある場所は、北緯59度。
スウェーデンのストックホルムとほぼ同じくらいです。
左)Jaanihanso HQ Brut Méthode Traditionnelle
右)Jaanihanso Christmas Méthode Traditionnelle
HQ Brutは、リンゴのシードルにカリンとハチミツを加えた、お祭り用の特別なキュヴェとのこと。
アルコール度数は、意外にも9%あります。
Christmasは、その名前の通り、クリスマス用の特別キュヴェで、シナモン、カルダモン、ナツメグを加えています。
味わいはエキゾチックで、やや甘口に仕上げ、アルコール度数は5.8%。
シーンや季節に合わせた、スペシャルなシードルがあるとは驚きです。
しかも、どれを飲んでも、相変わらずおいしい!
素晴らしい!と感動していたら、「アイスワインタイプがあるけど、飲みますよね?」と言われました。
― ええ、もちろん!
Jaanihanso Organic Ice Cider 375ml
冬の寒さが厳しくなり、収穫を遅らせた、凍ったリンゴを使っています。
凍ったブドウ同様、凍ったリンゴもエキス分、糖分が凝縮し、完熟した深み、複雑味のある味わいで、甘さが濃い!
アルコール度数は12%もありました。
これは極上のデザートワインとして楽しめますね。
本当に、どれを飲んでも素晴らしく、ここのシードルハウスのレベルの高さを思い知らされました。
そんじょそこいらのワインじゃ、ここのシードルの足元にも及びません。
これだけ高品質のシードルがエストニアで造られていることに驚きました。
これが日本で飲めるようになれば、と思いましたが、
Ice Ciderが17ユーロ(375ml)、ロゼが6本で50ユーロ(1本あたり約8.5ユーロ)という具合ですから、価格的に厳しいかもしれません。
ただ、上等なワインを扱う専門ショップとか、勢いのある某グロッサリーチェーン店などなら、そこそこのお値段のシードルでも売れそうな気はしますが。。。
ともかくも、これだけ上質なシードルに、しかも、エストニアという国のシードルに出合えたことは、非常に大きな収穫でした。
さすが、世界最大規模を誇る「ProWein」ですね。
ポーランドのワインと並び、非常に印象的だったのが、エストニアのシードルハウス 「Jaanihanso」(ヤーニハンソ)です。
美しいボトルが並んでいるので、ワインだと思ったら、リンゴのシードル!
クラフトシードルのメーカーだといいます。
ブースにいた若い女性にお願いし、色々と試飲をさせてもらいました。
左)Jaanihanso Rosé Méthode Traditionnelle
右)Jaanihanso Brut Méthode Traditionnelle
ロゼは本当に色がキレイです。
リンゴを野生酵母でアルコール発酵させたものを、瓶に詰め、瓶内二次発酵を6カ月以上行ない、発泡させています。
ワインのシャンパーニュと同じ“メトッド・トラディショナル”です。
ワインで「リンゴのような香り」と表現することがありますが、これは本当のリンゴからつくられていますから、自然にリンゴの風味がします。
ちょっと甘いDenmiSecで、アルコール度数は6.0%。
ほっこりします。
右は、辛口のBrut(ブリュット)。
姿はもう、ワインにしか見えませんが、これももちろんリンゴが原料です。
ロゼと同様、野性酵母で発酵させ、瓶内二次発酵6カ月以上でつくられます。
アルコール度数は8.5%。軽やかでですが、芯がしっかりしています。
Jaanihanso Craft Cidre ― Estonia/ Eesti
いやいや、恐ろしくおいしいです、ここのシードル!
泡のキメが細かく、すべらかでしっとりしています。
ナチュラルな味わいがスーッと沁み込み、どれを飲んでも感動がありました。
エストニアはリンゴの栽培が盛んで、リンゴを原料にしたアップルワイン、シードルは、エストニアでは定番の飲み物だそうです。
ヤーニハンソのある場所は、北緯59度。
スウェーデンのストックホルムとほぼ同じくらいです。
左)Jaanihanso HQ Brut Méthode Traditionnelle
右)Jaanihanso Christmas Méthode Traditionnelle
HQ Brutは、リンゴのシードルにカリンとハチミツを加えた、お祭り用の特別なキュヴェとのこと。
アルコール度数は、意外にも9%あります。
Christmasは、その名前の通り、クリスマス用の特別キュヴェで、シナモン、カルダモン、ナツメグを加えています。
味わいはエキゾチックで、やや甘口に仕上げ、アルコール度数は5.8%。
シーンや季節に合わせた、スペシャルなシードルがあるとは驚きです。
しかも、どれを飲んでも、相変わらずおいしい!
素晴らしい!と感動していたら、「アイスワインタイプがあるけど、飲みますよね?」と言われました。
― ええ、もちろん!
Jaanihanso Organic Ice Cider 375ml
冬の寒さが厳しくなり、収穫を遅らせた、凍ったリンゴを使っています。
凍ったブドウ同様、凍ったリンゴもエキス分、糖分が凝縮し、完熟した深み、複雑味のある味わいで、甘さが濃い!
アルコール度数は12%もありました。
これは極上のデザートワインとして楽しめますね。
本当に、どれを飲んでも素晴らしく、ここのシードルハウスのレベルの高さを思い知らされました。
そんじょそこいらのワインじゃ、ここのシードルの足元にも及びません。
これだけ高品質のシードルがエストニアで造られていることに驚きました。
これが日本で飲めるようになれば、と思いましたが、
Ice Ciderが17ユーロ(375ml)、ロゼが6本で50ユーロ(1本あたり約8.5ユーロ)という具合ですから、価格的に厳しいかもしれません。
ただ、上等なワインを扱う専門ショップとか、勢いのある某グロッサリーチェーン店などなら、そこそこのお値段のシードルでも売れそうな気はしますが。。。
ともかくも、これだけ上質なシードルに、しかも、エストニアという国のシードルに出合えたことは、非常に大きな収穫でした。
さすが、世界最大規模を誇る「ProWein」ですね。