ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

春と桜とロゼワインと重なるご縁と

2018-04-02 16:18:57 | ワイン&酒
桜吹雪が舞ったこの週末は、晩酌でロゼワインを楽しみました。


Château de la Vieille Tour Bordeaux Rosé 2017 
(France, Bordeaux)

Vignobles Boissonneauのロゼワインで、マルベックとメルロのブレンド
エビチリを作ったので、色で合わせてみました。



3日かけて飲みましたが、キリリと冷やし過ぎても、やや細身の白ワイングラスを使っても、このワインの魅力を発揮できなかったので、セラーから出した状態の温度で、このグラスで飲んだところ、ふっくらとした果実の味わいが楽しめました。





ボワソノーのロゼワインは、もう何回飲んだことでしょう。
最初の出合いは2016年の春。
SAKURA AWARDの受賞ワインということで紹介されていたのですが、キレイでふっくらとしたフルーツの味わいに魅了されました。

その年の9月、取材で訪問したボルドーの生産者の中に、このワインを造るPascalがいました。
ワイナリーを訪問したリポートのリンクは下に貼り付けておきます。

そして、同じ年の11月に東京で開催されたVINEXPO TOKYO 2016でも再会と、なにかと縁のあるPascalですが、今年3月に幕張で開催された「FOODEX JAPAN 2018」でまた来日していました。



Pascal Boissonneau (2018.3.8 Tokyo)

この時は、ボルドー&ボルドー・スペリュールのプロモーションということで、都内のビストロでいくつかの生産者のプレゼンテーションが行なわれました。
試飲しながら色々話をしていると、3月18日からドイツのデュッセルドルフで開催される「ProWein 2018」に出展するとのこと。
「じゃあ、またすぐ会えるね





ProWeinの初日、教えてもらったブースに行くと、10日前に会ったばかりのパスカルがいました。


Nicholas & Pascal Boissonneau (2018.3.18 Düsserdorf)

お隣はパスカルの兄弟のニコラ。
パスカルの両親にはボルドーのワイナリーで会っていますが、兄弟は初めて会いました!



彼らのブースは、French Oganic Wines というコーナーにあり、フランス各地のオーガニック生産者のワインが紹介されていました。



パスカル&ニコラ兄弟のワインもオーガニック。
2006年に転換しています。




私の好きなロゼワインも並んでいました。

不思議な縁を感じながら、帰国した自宅で彼らのロゼワインを開けました。
色はもちろん、このロゼの味わいの大ファンです。



さて、次はどこで彼らにまた会えるでしょうか?(笑)

[参考]

カジュアルに楽しむ ― 最旬ボルドー赤ワイン → コチラ

【ボルドー取材記】本場ボルドーワインの魅力的な生産者たち → コチラ

VINEXPO TOKYO 2016 report → コチラ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする