ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

「ワイン&グルメ ジャパン 2018」で飲むべきワイン

2018-04-13 10:27:59 | ワイン&酒
本日、4月13日まで、東京ビッグサイトで開催されている「ワイン&グルメ ジャパン」で飲むべきワインを紹介します。

アズマコーポレーションのブースでは、ヨーロッパ東寄りの国のワインが、手に入れやすい価格で紹介されていました。




左)ゼニット 2016 ヴィンツェーレ (ハンガリー)
中)ラ・ドンセラ・シャルドネ 2016 ボデガス・ファミリア・コネサ(スペイン)
右)リズリング・ヴラシュスキー 2016 メチル・ウヘレク(チェコ)



ゼニットはブドウ品種の名前で、ハンガリー西部ショプロンという産地の白ワイン。
ほっこり、ジューシーな辛口で、色々なフードとの相性が良さそうです。



輸入元希望小売価格は1,820円。
ハンガリーはトカイワインの印象が強く、甘口は非常に高価ですが、トカイの辛口ワインも高価で、それは土地柄なのかもしれません。
オーストリア国境に近い西部のハンガリーワインは、もっと親しみやすいタイプが多いので、最初に飲むなら、このゼニットのようなローカルなワインを飲むのがオススメです。




チェコのワインの品種はリズリング・ヴラシュスキー(ウェルシュリースリング)100%で、産地はモラヴィア。



果実味とミネラルと酸のバランスが取れ、ジューシーでおいしい白ワインです。
チェコの産地はまだ未知で、モラヴィアと言われても、なかなか把握しにくいかと思いますが、チェコ東部に位置し、その南部はオーストリアやスロバキアとの国境があります。

画像真ん中のスペインのシャルドネも品質の高いワインでした。



Hide's Wine 639 (Germany)

ドイツブースで目立っている「639」ワイン
左端の「Hde's Black」は、先ごろ、ANAの国際便ファーストクラス(ドイツ航路)に採用されました。
ファーストクラスのワインを飲んでみたい方は、ぜひ(笑)



Hide's Wineはラインヘッセンのリースリングです。




ドイツブースのセレクションカウンターで「いま飲むべきドイツワイン」20点が紹介されていますので、こちらも要チェック!




フランスのオーガニックワインの「TKフィールド」の担当者さんイチオシというロワールのナチュラルワイン。
左は泡のあるタイプ。



どちらも果実味がチャーミングで、特に右のピノー・ドニスはイチゴ!
デメター認証のロワールの生産者で、ここのシュナン・ブランも気に入ってます。




同じつくり手、私イチオシのシュナンブランのアンジュ・ブラン。
滋味でおいしいんです。



会場はそれほど広くはないですが、ひとつをじっくり見ていると時間がかかります。
今日が最終日。
まだの方は、お急ぎを~

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