※この記事は
「原稿の下書きを書き始める」の続きです。
いつの間にやら原稿締め切り前日。
前回記事を書いた直後に私が体調を崩し、思い切って2日ほど休み、
さぁ書こう!と思った矢先に、子どもの幼稚園の休みが続き、
バタバタした日が続きましたが、なんとか形になりました。
(そんなわけで、ブログは二の次となりました)
しかし、数か所気になる表現があり、書いた文章を印刷して赤を入れたり、
声に出して読み上げたりなどし、今もチェックを続けています。
私はできるだけ、自分の考えを押し付けないようにと思いながら、
文章を書いているのですが、自然と押し付けがましい文章になってしまい、
夫や息子から厳しい声が上がりました。
絵本の読み聞かせの時に、好きな絵本だと、読んだ時に
ついつい力が入ってしまう、あの感じです。
本を勧めるのはいいことですが、すべての人が同じ印象を持つわけではありません。
といっても、書店で店員さんのPOPを見かけると、
気持ちが伝わってきて、買おうかなと思う感覚も大切にしたいです。
事実を淡々と書くだけで、人は心が動くのか?
その辺の力加減が課題だなぁと、今回思いました。
原稿を書いては家事をするなどして、文章と距離を置き、
落ち着いてからまた原稿と向き合うと、どんどん赤が入ります。
ここ数日は、
「普段からもっと良書や書評を読んでおくべきだった・・・」
と、引き出しのなさを痛感させられる日々でした。
まだ一日あるので、今夜も書き直し、他の紹介文や作品を読んだりし、
明日もギリギリまで書き直します。
ひたすら書いていても、煮詰まってしまうので、
家のことをしながら、休み休み書く予定です。
それにしても、息子からアドバイスが出たときはビックリしました。
国語が苦手で、文章を書くのが大嫌いな息子に、
私は文章の書き方を教えているのですが、
今日は私が原稿を音読していたとき「○○って言葉を入れてみたら?」と息子に言われたのです。
国語が苦手とか、勝手に思いこんではいけないと反省しました。
息子はいい文章をいっぱい聞いているので、
あれ?と思う箇所には敏感に反応するのかもしれません。
読み聞かせを続けてきたおかげではないか?
と思わずにはいられませんでした。
泣いても笑っても明日が原稿締め切り日。
最後まで諦めずに書きあげます!
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【今日(昨日)読んだ本】
★ 松岡享子 作 /加古里子 絵 『とこちゃんはどこ』 福音館書店、1970年(こどものとも傑作集)
「おはなしのような語り口の文章にウットリ。幼稚園年少くらいから楽しめる絵本。」(絵本)