MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

読み聞かせボラのおはなし会で読む絵本を黙読

2013年11月12日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
今日は子供たちが寝た後に、おはなし会等で読む絵本の黙読をしました。
家の子供たちに読むときは、音読をするのですが
声を出して読むことに気を取られて、作品を深く読むことができなかったりするので
一人の時はじっくり文章や絵を読み、絵本のストーリーを味わうようにしています。

こうすると、しみじみと絵本のストーリーのよさがわかるのです。

言葉の選び方が上手だなとか、主人公の表情が少しずつ変化していっているなとか
なんて微笑ましいんだろうと思ったり、私も食べてみたいなと思ったり・・・

すっかり絵本の世界に入り込んでしまいます。
そのあとに子ども達が目の前にいることを想定して音読します。

こうやって内容に親しむと、先にどんな展開が待っているかわかるので
ゆったりとした気持ちで絵本を読むことができます。

あまり事前に読まないで読んだ絵本は、内容が頭に入ってないので
なんとなく宙に浮いているような感じで読んでしまい
その絵本の中に込められたメッセージをうまく届けられなかったりします。

院生時代の指導教授がよく言っていました。

何事も準備が大事。
ゼミでの発表も準備をしていないとあたふたしてしまうけれど
準備をしていれば何を聞かれても大丈夫と自信が持てる。

クリスマスおはなし会は1ヶ月ほど先ですが
早めに準備しているのは、やっぱり直前になってあたふた読んでしまうと
そのあたふたがこどもに伝わってしまうと思うので
時間をかけて、仲間とじっくり作品を鑑賞するようにしています。

そうすると、ちょっと工夫をして読むところなどにも
気を配ることができるのです。

そうなると、練習が大変かな?と思うので、練習は自由参加にしています。

ボラをやっている人はいろいろな人がいるので
出席しないと居づらくなるような雰囲気を作らないよう心がけています。

この辺の加減は難しくて悩みますが
どの程度まで読み込んでいくかは、メンバーの意見を尊重しようと思います。
小さな子がいるお母さんも多いので。

完成度の高いおはなし会にするのも大事ですが
楽しくボラを続けられるようにすることも大事なので
そこの調整をうまくやっていけたら・・・と思います。


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