MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

ロースタイルリビングで子供とスキンシップ

2017年01月10日 | 絵本とインテリア
関東の寒さが厳しくなり、窓際から寒気を感じるようになったので、
リビングの丸テーブルをキッチン側(ダイニング)へ移動させました。

ついでに、パソコンデスクとして使っていた文机を窓際に移したところ、
今まで無印良品のダメソファ(1)の上で絵本を読んでいた娘が、
自分の椅子を持ってきて、自分の居場所にしてしまいました。


雨が降っていて、部屋が薄暗かったので、照明をつけています。

子どもたちは大幅な模様替えは苦手ですが、ちょっと位置が変わるくらいなら、
いい気分転換になるようで、それぞれ居心地のいい場所をみつけてくれます。

息子と娘は家のいろいろな所で本を読むのが好きで、
息子は和室や本棚の横、床など、その時々で読書をする場所が変わり、
娘はリビングの床やダメソファの上で絵本を読んでいることが多いです。

ロースタイルリビングは床が散らかりやすいのが難点ですが、
リラックスした状態で、どこででも好きなことができるのは、いい点だと思います。

座っている場所からちょっと手を伸ばすだけで、絵本棚に手が届くので、
絵本の読み聞かせも読書も気軽にできます。

また、時々ノートパソコンでテレビを見るときも、
部屋の好きなところに座り、そこから少し離れたところに、
ノートパソコンを置いて、家族みんなでテレビを楽しんだりもできます。

座っている私の膝の上に、娘がちょこんと座りにきて、絵本の読み聞かせをねだるなど、
家族の距離がとても近いように感じます。

子どもが私の膝に座ってきたり、布団にもぐってきたりすると、
私も子供のころ、こうして親の膝や布団に飛び込んでいったのを思い出します。

しかし、小学校の高学年くらいから、こうしたことはしなくなってしまったので、
最近はこんな風にスキンシップをとりながら読み聞かせを楽しめるのも、
あと少しかなと思うようになりました。

子供が生まれて10年が経ち、早く手が離れてほしい気持ちが強くなっていましたが、
なんだかんだいっても、手がかかるのはあと数年だと思うと、
残された貴重な時間を大切に過ごしたいと思うのでした。


※こんな関連記事もあります。→「お膝に抱っこで絵本を読んでもらうのが好き」「かけがえのない時間 ―親子で絵本の読み聞かせ」

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【注】

(1)正式な名前は「体にフィットするソファ」だが、別名「人をダメにするソファ」と呼ばれている。我が家では「ダメソファ」と呼んでいる。

【今日(昨日)読んだ本】

★ 桑原崇寿 作 『盲導犬チャンピィ』ハート出版、1999年。
「日本初の盲導犬を育てた塩谷賢一の物語。自分の知らない世界を知りたい中高学年の子たちにおすすめ。」

★ ウイリアム・スタイグ 文&絵 /うつみまお 訳 『歯いしゃのチュー先生』 評論社、1991年。
「娘が大好きな絵本。ねずみの歯医者さんの知恵が、聞き手の心をワクワクさせる。」


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