MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

おうち絵本のいいところ

2014年04月10日 | 絵本とインテリア
我が家の子供たちは、絵本を元あった場所に戻す習慣がかなかなかつかず、
いつも「片付けなさい!」やら「この本はどこにあったの??」
といった私の声が絶えません・・・

そんな子供たちは、朝、わたしよりも早く起き、
ご飯を食べる前に、好きな絵本をパラパラ眺めて楽しんでいます。

しかし、絵本を出しっぱなしで学校に行ってしまうことも多く、
今日も「まったくもう!」と思っていたところ、テーブルの上に
あまり見かけない絵本が、置いてるではありませんか。

へぇ・・・このな物語を読んでいるんだ。

買ったときは何回か読んでいたけれど、
それからあまり読まなくなってしまった絵本・・・

そうした絵本が置いてあると、実は読まれていることに気が付き、
とても嬉しくなります。

図書館で借りた絵本は、興味が出てきたら借りますが、
よっぽど好きでない限り、息子は同じ本を何度も借りません。

しかし、おうちの絵本は、なんとなく読みたくなったら
パッと開けるので、図書館で借りるよりも、好きな時に読めるので、
いつその時が来ても、すぐに出られるよう、見守ってくれているかのように見えます。

そうした絵本が読まれていると、嬉しくて嬉しくて、

あの子の心の中に、まだこの絵本の存在が残っていたんだなぁ・・・

などと、しみじみ思ってしまうわけです。

図書館の本でも、こうしたエピソードはありますが、
やっぱり家の絵本がダントツ多いです。

「この絵本、うちの絵本?」

「うん、この間買ったんだよ」

「やったーっ!この絵本面白いんだよ!」

と、我が家に仲間入りしてきた絵本を見て、大喜びする息子。

娘も外に返す絵本と、家にある絵本の両方があることを、
最近わかるようになってきました。

何年も経ってから、再度手に取られる絵本の多いこと!

そうした瞬間や、絵本を読んだ後を見ると、何とも幸せな気持ちになれます。

そして、子どもが好きな絵本の事なんて、表面上しかわかっておらず、
子どもの心の中で、どんなことが起こっているか、私はわかっていないと気づきました。

息子が1歳の時にある絵本を買って、2歳の時によく寝る前に持ってきて、
幼稚園の時に思い出したかのように持ってきて、
小学生になった今は、娘にその絵本を読んでいるとのぞきこんでくる・・・

狭いマンション住まいで、収納スペースも少なく、
男女の子供なだけに荷物も多く、絵本置き場に関する悩みは耐えませんが、
これからも他の物を見直して、絵本を置くスペースを確保していきたいです。

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【今日(昨日)読んだ本】

松野正子 作・瀬川康男 絵 『ふしぎなたけのこ』 、福音館書店、1966年(こどものとも傑作集)。
「縦のページと横のページの使い方が上手い!ダイナミック!けれど、絵がわかりにくいので、教室向きではないかも。」(58/100 絵本)

ピーター・スピア 作・絵 『雨、あめ』 評論社、1984年。
「字のない絵本。しっかり絵が物語っています。読者の共感をそそる、家絵本。」(59/100 絵本)

甲斐伸枝 作・絵 『ちょうちょ はやく こないかな』 福音館書店、1997年(幼児絵本)。
「お花さんの待つ気持ちが何とも言えない。これを読むと、『ちょうちょうひらひら』を思い出す。」(60/100 絵本)

小西英子 作・絵 『サンドイッチ サンドイッチ』 福音館書店、2008年(幼児絵本)。
「サンドイッチの絵本の中では、これがお気に入り。やさしく明るい色、リアルな感じががお気に入り。」(6/100 再読)


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