そろそろ一葉の命日、11月23日がやってきます。
この日にいつも樋口一葉研究会の大会があるため
大会の演目や研究会の会報にやっと目を通し始めました。
研究会の会報を読んでいたら
信じられない事実を今更になって知りました。
一葉研究で有名な、樋口一葉研究会の事務局を長く務めてきた
あの菅聡子先生が今年の5月にご病気で亡くなられたというのです。
5月と言えば、私は体調を大きく崩しながらも司書資格のレポートを書いていた時期です。
6月は容態がさらに悪化し、久しぶりに研究会を休んだため
菅先生の訃報を知ることはありませんでした。
半年も知らないで過ごしていたなんて
私がどれだけ一葉研究から離れていたかがよくわかるようです・・・
樋口一葉研究会の会報のおかげで菅先生の訃報を知ることができました。
事務局の大井田先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
思い起こせば、私が菅先生に初めてお会いしたのはM1の時に初めて参加した
樋口一葉研究会の例会ででした。
ドキドキしながら声をかけたのを覚えています。
そんな小娘を相手に、先生はニッコリと笑って
話を聞いて下さったことが昨日のことのようです。
某研究誌の一葉特集でご一緒したことも。
私が本を出版した時、先生のお宅へお送りしたところ
お忙しいのにもかかわらず、
感想を書いた丁寧なメールまで送ってくださった先生。
菅先生が続けてきた樋口一葉研究会の事務局が
大井田先生にうつる前に
「私が事務局をやっている間に、原稿を書いてもらえるかな?」
と、樋口一葉研究会の会報に原稿を書くチャンスをくださった先生。
原稿を書いて送ったところ
「原稿読みました。面白かったです。さすがですね!」
といった返信をいただいたとき
「お忙しいのにきちんと会報の原稿まで目を通していらっしゃるなんて・・・」
と、先生の丁寧な仕事ぶりと配慮に感心せずにはいられませんでした。
一時期はあまりの多忙さで、これ以上事務局を続けられない
樋口一葉研究会はあと少しでおしまいになってしまうと
悲しそうにおっしゃっていた先生が
大井田先生が引き受けてくれたことで、存続すると
喜んでメールをしてきてくれたことが昨日のことのようです。
その菅先生に、もうお会いすることができないなんて
とても信じられません。
まだまだ先生との会話ややりとりが、記憶に鮮明なのです。
先生はまだまだこれからだったというのに
48歳という若さでこの世を去ってしまうことになるなんて・・・
菅先生の死を通じて、私にとって先生の存在が
どれだけ大きかったかを痛感しました。
そして先生の存在も、研究会の存在も
一葉からだいぶ離れてしまった今も
とても大きな存在であるということも。
今回の命日の大会には、絶対足を運ぼうと思いました。
私と菅先生を出会わせてくれた、大切な研究会ですから。
菅先生が残してくださったものをこれからも大切にして
自分になにができるかを考えたいです。
菅先生、今までありがとうございました。
仕事に追われてずっと大変だったと思います。
どうかゆっくり休んでくださいね。
※樋口一葉研究会で、菅先生のことに触れている記事は、「【予告】 樋口一葉研究会 第二十八回例会」 「樋口一葉研究会から会報が届く」 「昨日は一葉研究会の大会でした」 を参照。
この日にいつも樋口一葉研究会の大会があるため
大会の演目や研究会の会報にやっと目を通し始めました。
研究会の会報を読んでいたら
信じられない事実を今更になって知りました。
一葉研究で有名な、樋口一葉研究会の事務局を長く務めてきた
あの菅聡子先生が今年の5月にご病気で亡くなられたというのです。
5月と言えば、私は体調を大きく崩しながらも司書資格のレポートを書いていた時期です。
6月は容態がさらに悪化し、久しぶりに研究会を休んだため
菅先生の訃報を知ることはありませんでした。
半年も知らないで過ごしていたなんて
私がどれだけ一葉研究から離れていたかがよくわかるようです・・・
樋口一葉研究会の会報のおかげで菅先生の訃報を知ることができました。
事務局の大井田先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
思い起こせば、私が菅先生に初めてお会いしたのはM1の時に初めて参加した
樋口一葉研究会の例会ででした。
ドキドキしながら声をかけたのを覚えています。
そんな小娘を相手に、先生はニッコリと笑って
話を聞いて下さったことが昨日のことのようです。
某研究誌の一葉特集でご一緒したことも。
私が本を出版した時、先生のお宅へお送りしたところ
お忙しいのにもかかわらず、
感想を書いた丁寧なメールまで送ってくださった先生。
菅先生が続けてきた樋口一葉研究会の事務局が
大井田先生にうつる前に
「私が事務局をやっている間に、原稿を書いてもらえるかな?」
と、樋口一葉研究会の会報に原稿を書くチャンスをくださった先生。
原稿を書いて送ったところ
「原稿読みました。面白かったです。さすがですね!」
といった返信をいただいたとき
「お忙しいのにきちんと会報の原稿まで目を通していらっしゃるなんて・・・」
と、先生の丁寧な仕事ぶりと配慮に感心せずにはいられませんでした。
一時期はあまりの多忙さで、これ以上事務局を続けられない
樋口一葉研究会はあと少しでおしまいになってしまうと
悲しそうにおっしゃっていた先生が
大井田先生が引き受けてくれたことで、存続すると
喜んでメールをしてきてくれたことが昨日のことのようです。
その菅先生に、もうお会いすることができないなんて
とても信じられません。
まだまだ先生との会話ややりとりが、記憶に鮮明なのです。
先生はまだまだこれからだったというのに
48歳という若さでこの世を去ってしまうことになるなんて・・・
菅先生の死を通じて、私にとって先生の存在が
どれだけ大きかったかを痛感しました。
そして先生の存在も、研究会の存在も
一葉からだいぶ離れてしまった今も
とても大きな存在であるということも。
今回の命日の大会には、絶対足を運ぼうと思いました。
私と菅先生を出会わせてくれた、大切な研究会ですから。
菅先生が残してくださったものをこれからも大切にして
自分になにができるかを考えたいです。
菅先生、今までありがとうございました。
仕事に追われてずっと大変だったと思います。
どうかゆっくり休んでくださいね。
※樋口一葉研究会で、菅先生のことに触れている記事は、「【予告】 樋口一葉研究会 第二十八回例会」 「樋口一葉研究会から会報が届く」 「昨日は一葉研究会の大会でした」 を参照。
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