MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

娘が机の下の絵本箱を置きたがる理由

2021年02月22日 | 絵本とシンプルライフ
今日は子どもには子どもなりの考えがあることに
改めて気づかされた一日でした。

そのことを少し記事にしたいと思います。

先日、冬の時期だけリビングのキッチン側に置いている娘の机の下に、
床に散らかした絵本等を入れる箱(絵本箱)を置いていると書きました。(1)

この箱を机の下でなく、他の場所に置いたらどうか娘に聞いたものの
机の下に絵本箱があるのが、どうやら気に入っているようで、
他の場所には置きたくないと言ってきました。

私は娘に

「机の下に絵本箱があると、椅子を机の下に入れられないんじゃない?」

と伝えました。

机の椅子がいつも机から飛び出ており、邪魔だと感じていたからです。

すると娘は、このままじゃママが机の下に絵本箱があることに納得してくれないと思ったのか、
机の中に入り、ガサゴソと絵本箱の中の本を、机の前の本棚に戻し始めました。

娘が絵本箱からササっと机の前の本棚に本を戻す姿を見て、
この場所だと絵本箱に入っている本を、本棚に戻しやすいから気に入っているんだ!
とわかりました。


椅子が机の中に納まるにはどうしたらいいか娘は考え、絵本箱を右側へ、椅子は左側に移動させた

大人から見たら、机の下の本棚から本を取り出すのが大変そうに見えますが、
娘からしたら、机の下はちょっとした秘密基地のようで、
机の下にもぐって本を出すのは、楽しい作業のようです。

普段はあまり片づけをしない娘が、自分から本を本棚へ戻す姿を見て、
狭いマンションのリビングの一角にある娘の机スペースが、娘にとって楽しい場所であることがわかり、
なんだかとても嬉しくなりました。

ねずみが主人公の本を続けて並べたりなど、本の並べ方も娘なりにこだわりがあり、
興味のない本はこの本棚に入れないなど、入れる本も徹底しています。

本が多く、散らかりやすい絵本リビングですが、
こんな風に子供が楽しんでくれるなのら、いつもきれいなリビングでなくても
別にいいかなと思えてきました。

光熱費を下げるために、冬の間は子ども達の机を和室から床暖房のあるリビングに移動させましたが、
冬が終わっても、子どもが希望するなら、このままリビングのダイニングスペースに
机を置いたままにしてもいいかもしれません。

それと、これはおまけの話なのですが、
新型コロナの影響で、子どもの友達を家に呼ばないこともあり、
リビング横の和室を、今は息子以外の寝室として使っています。

冬は北側の廊下側を寝室にするより、南側に寝室を置いたほうが暖かく快適なので、
新型コロナの時期だけ、冬の間だけ和室を寝室にしていましたが、
これも冬に限定せず、よさそうならもうしばらく続けてみようと思いました。

気が変わって変えたくなったとしても、気軽に変えることができるのは、
小ぶりな家具のいいところです。

狭い3LDKのありきたりな田の字の間取りのマンションですが、
家の中でちょっとした引っ越しをして、気分転換をすることができるので、
今後もフレキシブルに動けるよう、部屋を固定せず、柔軟性を持たせたいと思います。

【注】

(1)過去ログ「床に散らかる絵本や新聞、どうする?

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