MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

本は近所の書店で買おう!

2015年08月25日 | ティータイム(雑談)
今日やっとゲラのチェックが終わり、原稿から解放されました!(1)

夜遅くまで赤入れをしていたので、毎日眠かったですが、
最後まで諦めずに、手直しすることができてよかったです。

久々に、原稿以外の真面目な記事を書いてみます。


先日、図書館でとても気にった本を購入することにし、
近所の書店で取り寄せをお願いしたところ、
取り寄せに2週間くらいかかると言われました。

急ぎでなかったので「かまいません」と返答。
届くまでに時間がかかる方が、楽しみがあっていいのです。

私は書店が好きで、お気に入りの書店で本を買うことが多いのですが、
紀伊国屋やクレヨンハウスでばかり、買っているわけではありません。(2)

取り寄せて買う時などは、近所の書店を利用しています。

ポイントがついたり、クーポンが利用できたり
ネットショップを利用する人が多いと思いますが、
私はネット書店はめったに使いません。

ネットショップを利用するのは、
どうしても明日その本が必要!というときくらいです。

ネットショップで毎回10%オフで本が買えるのですが、
ほとんど利用したことがありません。

(ネットショップが悪いと言っているわけではなく、あくまで私の場合です)

そんな私も、以前はネットショップも書店も、両方利用していました。
ネットショップはポイントがたまりやすく、貯まったポイントで本が安く買えるので、
少しでも多くの本を買いたい私には、ありがたい存在でした。

しかし、子どもとよく病院の帰りに寄っていた書店が、
今年に入って潰れ、身近な書店をなくしてから、意識が大きく変わったのです。

立地がよくても、書店がつぶれることがある

1,000円の本が900円に、2,000円の本が1,800円にと考えると、
日々節約を心がけている私としては、
本が安く買えることは、非常に魅了的です。

しかし、安いからといって、ネットショップばかり利用していると、
近所の書店がつぶれる可能性が出てきます。

新刊を手にとれる書店がなくなると、非常に不便です。
ネットショップではレビューはあるけれど、
直接本を手に取ることはできません。(一部の中身を読むことはできますが)

絵本などは、図書館で手に取ることがわりとできるのですが、
大人向けの新刊などは、予約待ちが多く、なかなか手に取れないのです。

実物を見て買うと、イメージが違うというともなく、
手に取って五感を使って本を選ぶことができます。

近所の書店だと、プレゼントに本を送る時、
本と手紙を一緒にラッピングしてくれたりするのも嬉しいサービスです。

本に詳しい店員さんと仲良くなると、書店へ行くのが楽しくなり、
読書が今まで以上に楽しくなります。

ネットショップで買うと、梱包のゴミが出ますが、
店舗で買うと、カバーを断ればゴミも出ません。

図書館ばかり利用している私が、こんなことを言うのは
どうなのかと思いますが、本を買う時、是非思い出してみてください。

ネットショップだとポイントが使えて、100円安く買えたとしても、
100円近所の書店に募金したと思うと、書店を応援できた感じがして、嬉しくなります。

基本的には、書籍は値下げはできないので、
ポイントなどで還元したりすることが多いのですが、
ネットショップだと、日本でお金のやり取りがされていない場合、
バーゲンブック以外でも、安く手に入ることがあります。

日本の書店で本を買うことは、国の経済にもいい影響を与え、
近所の書店で買うと、本屋がつぶれにくく、遠くまで行かなくても、
気軽に中身を見て、本を買うことができます。

子どものドリルなんかも、中身を見て書店で買いたいですよね。
ああいった環境も、書店が近くにあるからできることなのです。

なくなって わかる書店の ありがたみ

今、近所の書店で取り寄せている本は、娘の絵本なので
入荷したら、娘と取りに行こうと思います。

店員さんから娘に本を手渡してもらったら、
娘はどんな顔をするか・・・今からとても楽しみです!

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【注】

(1) 過去ログ 「ゲラが赤だらけ!」 参照。

(2) 過去ログ 「久し振りに、新宿南の紀伊国屋書店へ」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ 『ぴっかぴかすいぞくかん』 ひさかたチャイルド、2014年(しぜんにタッチ!)。
「水族館の水槽を、どうやって掃除しているかがわかる写真絵本。面白い!!」(189/200 絵本) 

★ ドリス・シュワーリン 文/ カレン・ガンダーシーマ― 絵/ 木島始 訳 『あすはきっと』 童話館出版、1997年。
「息子はあまり気に入らなかったが、娘はとても気に入った絵本。寝る前におすすめ。」(再読)


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