MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本好きは絵本のある空間が好き

2015年05月29日 | 絵本とインテリア
先日契約書類の確認のため、ある人が我が家を訪れに来ました。
絵本とは全く関係のない人です。

家に上がってもらい、書類の説明をゆっくり受けようと思ったところ、
その方はリビングにずらりと並ぶ絵本を見て、

「いい絵本がありますね!」

と言いながら、いろいろな絵本のタイトルを嬉しそうに言い出しました。
どうやら本棚にある絵本のラインナップがとても気に入ったようです。

その時、この方からなんとなく絵本好きな大人の雰囲気が漂っていたので、

「図書館などで絵本の読み聞かせ等をなさっているのでしょうか?」

と聞いたのですが、ニッコリしながらも特に返事はありませんでした。

後日、知人にその話をしたところ、その方は以前、
子どもと関わる仕事をされていたことを聞き、

「やっぱり!」と、妙に納得してしまいました。

なんとなく、その方が放っている雰囲気が、
図書館で読み聞かせをしている方たちの雰囲気と、とても似ていたのです。

我が家を人が訪れたとき、ずらりと並ぶ絵本を見ても、
何の反応もしないのが普通だと思っていました。

しかし、ごくまれにリビングの絵本を見て、大喜びをする方がいるのですが、
そうした方の大半は、過去に絵本の読み聞かせをしていた方だったりします。

こんな狭いマンションの一角のスペースを喜んでいただけるなんて、
正直言って予想外でした。

もしかしたら、私が図書館や書店の本棚にある絵本の背表紙を見て、
ワクワクしたり嬉しくなるのと、同じかもしれません。

絵本が好きな人は、絵本だけでなく、絵本を取り巻く空間も好きなのだと思いました。

時々息子の友達で、本好きな子が来ると、とても嬉しそうにしてくれるので、
いつか私が図書館等で働く日のためにも、利用者がワクワクするような、
本棚作り、空間作りを今後も心がけたいです。

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【今日(昨日)読んだ絵本】

★ 谷川俊太郎 文・長新太 絵 『めのまどあけろ』 福音館書店、1984年。
「リズミカルな谷川俊太郎の詩に長新太の絵がマッチしていていい!子ども達のお気に入り。」(再読)

★ みやにしたつや 作・絵 『まねしんぼう』 岩崎書店、2015年。
「妹がお兄ちゃんのまねをする姿がかわいい。兄弟で楽しめる絵本。」 (176/200 絵本)


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