今朝5時半過ぎのNHK R1の健康番組で、人は本来三日坊主でいいのだという話が流れていた。
自他共に認める三日坊主で、六十年も生きてきてしまった私は、とても興味深く聞いた。
人の脳には、身の安全を守るために変わらないでいようとする古い脳と、新しいことに興味を持ち変わっていこうと行動を起こす新しい脳の領域があるらしい。
自らを守ろうとする古い脳の方が強いので、なかなか新しい習慣などが身につかない。みな、そういう仕組みになっているらしいのだ。
何をやっても長続きしない、ダメだ、と思ってきたが、こんな話を聞くと、三日坊主はきっと世にはたくさんいるのだろうと少し安心した。
よい生活習慣をつけるには、はじめから大きな変化をせず、小さな変化の積み重ねが重要らしい。そうすると、古い脳は変化を見逃し、習慣化できるようになるとのこと。
変わっていく方向はイメージしつつも、小さな一歩からゆっくりコツコツ継続ということだ。
そういえば、早期退職を機にはじめたラジオ体操、やったりやらなかったりのちゃらんぽらんだったけれど、やろうという気持ちは折れなかったので、6時30分からの裏庭でのひとりラジオ体操、すっかり定着したなぁ。
今日も気持ちよくスタートがきれた。
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今日は、二十四節気の一つ処暑です。
暑さが峠を越し後退し始める日だそうですが、8月に入り梅雨空のようだった房総の空にも久々の夏空が戻ってきて、暑いこと。
でも、庭先を見ると、柿の実もだいぶ大きくなり、秋は確実に近づてきていますね。