まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

関東ふれあいのみち(千葉24)ひとりウォーク

2018年06月15日 | 関東ふれあいの道(千葉)ひとりウォーク
千葉24 ニホンザルと出会うみちは、君津市の豊英(とよふさ)下の台バス停を起点に、高宕山、石射太郎山を経て、君津市植畑上郷バス停をまでを歩く9.0kmのコースである。
 
千葉県の提供してくれているマップでは、コースの出発、終点バス停へ、JR内房線君津駅から、日東交通バス、君津市コミュニティバスを乗り継ぐ設定になっているが、乗り継ぎのロスタイム等を考えて、JR外房線安房鴨川駅から出ている鴨川日東バスの鴨川-木更津線を使って移動することにした。
 
 
 JR外房線安房鴨川駅西口(イオンがある側)に出て、8時35分発の木更津イオンモール行(急行)バスに乗った。約30分(630円)ほどで、下の台バス停に到着。国道410号を鴨川方面に歩き出した。
 
 
国道沿いの農道を少し歩くと、国道410号にかかる新豊英トンネルのところにでた。
ここからは国道の歩道を進み、君津市コミュニティバスの奥畑バス停を右折して今回のコースに入った。
 
 
 

このまま進むと民家に入ってしまうのでは、と不安になりつつ進むと、山に上がってく案内板があった。
 

山に入ってすぐに、ツワモノどもの活動跡を発見。凄い掘り返しである( ゚Д゚)。
イノシシはかなり居そう。
 
ニホンザルと出会うみちではあるが、できれば自然のサルにも、イノシシにもお会いしたくはない(笑)。
なんどか遭遇しているが、多勢に無勢(ひとり)だと、けっこう怖い。
スタートからちょっと気持ちが引き締まった。
 
 
すごい時間を感じさせる木。
 
 
 
滝。
 
 
歩くコースはよく整備されていた。
 
 
八良(はちろう)塚コースとの分岐点に出た。ここのベンチでちょっと小休止。
 
 
三郡(みこおり)山、群界尾根コースとの分岐点。
 
 
志組方面への分岐点。
かなり山深いが、案内は充実していて分かりやすい。
 

こんな崖道を歩き、少しすると高宕山山頂への分岐点にでる。
 
 
距離はわずかだが、「登山!」って感じの急斜面を設置されたロープや鎖を伝って登り、
 
 
 
ちょうど良い疲労感で、山頂だった。
ふれあいのみちひとりウォーク(千葉)も終盤だが、山頂を極められたのはここが初めてのような。
とにかく、気持ちいい。
 
 

梅雨空で遠くは見えなかったが、冬場ならこの方向に富士山もきっとみえるはずだ。
 
高宕山山頂を下りてコースに戻り、しばらく歩くと、
 
 
 
なにやら怪しい穴!
ここが、今回のチェックポイントの高宕観音堂だった。
 
 
本堂の隅を借りて、お弁当に持ってきたおにぎりをパクつく。

自分がときどき立てる音以外は、鳥のさえずりが聞こえるだけ。
日常と切り離された空間。
とにかく、雰囲気がある。
 
奈良時代に行基が開き、頼朝が石橋山の合戦に破れ安房国に下った時にこの地を訪れ、源氏再興を祈念したという伝説もあるらしいが、それはさておいても、今、この時だけでもすごくいい。
 
非日常は、日常ではないので有難いのに、本堂内には日常の落書きがたくさんあった。残念だったなぁ。
いい形でこれからも残ってほしい風景である。
 
 
 
参道側もなんともいえない雰囲気があった。
 
コースに戻り、石射太郎山へ向かう。
 

石射太郎山手前に、レジ袋がなっていた( ゚Д゚)。・・・(-_-メ)。
 
 
石射太郎山の由来、高宕山のニホンザルについての解説看板があった。石射太郎山は、明治から大正にかけての石切り場だったらしい。
 
 
山を少し下ると、25 九十九谷をたどるみちとの分岐看板が立っていた。
現在一部通行止めで、迂回路が設けられているようだ。
山の1kmは、平地の何倍も疲れる。来月のコース取りはこのあたりにも注意しよう。
 
 
石切り場の名残のような山肌を見ながら山を下ると、
 
 
お地蔵さんが迎えてくれた。「今日もいろんな輩がとおるなぁ、ありゃ、だいじょうぶかいな」などとおしゃべりしながら、山道を歩く人たちの安全を毎日見守ってくれている、そんな雰囲気のあるお地蔵さんたちだった。

無事、登下山できたことに感謝である。
 

ここからは、舗装された生活道を歩いて
 

13時40分ころ、植畑上郷バス停にたどり着いた。

帰路も、、鴨川日東バスの鴨川-木更津線を利用。
国道410号にある、清和中バス停まで約2kmを歩き、
 

このバス停付近をブラついて時間をつぶし、14時42分発、鴨川行バスに約40分(800円)揺られて帰ってきた。
 
全般に山深いコースで、風水害で柵が崩れたりしていた部分はあったが、分岐での案内情報は分かりやすく、迷いやすい脇道へのロープはりなどの配慮が見られ、歩きやすいコースだった。
 
千葉県の最高峰は、峰岡山系の愛宕山408m。全国で最も低い。海県のイメージが強い沖縄でさえ石垣島於茂登岳は526m。
今回歩いた高宕山周辺は300m級で、他県の山と比べれば小さな丘のような印象も受けるが、実際に歩いてみると、道に迷えば遭難することもあるだろうし、滑落すれば命を失うかも、という場所もある。
ふれあいのみちは、整備されているとはいっても、事前の準備、当時の天候には十分注意した方が良さそうだ。

コース名:千葉24 ニホンザルに出会うみち
スタート 君津市 下の台バス停
ゴール  君津市 植畑上郷バス停  9.0km
実際に歩いた日 2018年06月13日(水)
本日の歩数   29,083歩
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<今日は何の日>
今日は、千葉県民の日、栃木県民の日です。
 
千葉は、1873年に印旛県と木更津県が合併し、千葉県が誕生した日、栃木は、1873年に当時の栃木県と宇都宮県が合併し、栃木県が誕生した日を記念して制定されたのだそうです。
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