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クラウドファンディング ①急速に広がるクラウドファンディング

2017-09-15 06:45:00 | 経済フロントライン

8月26日 経済フロントライン


8月
クラウドファンディングの運営会社がイベントを開催した。
この1年でもっともお金を集め表彰されたのは“折り畳める電動バイク”。
受賞したのは和歌山のベンチャー企業。
1,100人余から1億2500万円超を調達した。
開発した“折り畳める電動バイク”は持ち運びが可能である。
見た目は自転車のようだがモーターで走る。
バッテリーが切れたときはペダルをこいで自転車のように乗ることもできる。
この会社の従業員は30人。
自動車やバイクなどの部品を製造しインターネットで販売している。
社長の鳴海禎造さん(36)。
2年前から開発を始めたが量産化には大きな課題があった。
部品の購入資金や工場に生産を委託する資金を調達するのが難しかったのである。
(ファイントレーディングジャパン社長 鳴海禎造さん)
「アクセル全開にできない踏み切れない。
 いろんな議論をテーブルに上げてやっていた中で
 クラウドファンディングが一番量産に近いことができる。」
サイトに掲載された電動バイク。
出資者は製品化されればいち早く手に入れることができる。
その結果わずか3時間で目標金額の300万円が集まった。
都内に住む樋口健夫さん。
学生のころからバイクや自転車が大好きだった樋口さん。
サイトで見つけすぐに出資を決めたという。
(電動バイクに出資した樋口健夫さん)
「一発で決めました。
 自分で乗る気で一番高いやつにしました。」
樋口さんは12万7500円を出資。
製品を手に入れる権利を得た。
(樋口健夫さん)
「このバイクと青春18きっぷがあれば最高の旅行ができる。」
この電動バイクは現時点で目標の40倍以上1億2500万円が集まっている。
1,000台が生産される予定である。
(ファイントレーディングジャパン社長 鳴海禎造さん)
「クラウドファンディングがなければ
 ここまで多くの人に知ってもらえることや話題にしてもらうことはなかった。
 出資してくれた多くの人がいて
 そういう人たちに後押ししてもらった。」
クラウドファンディングの会社が開催したイベント。
ベンチャー企業の経営者など500人以上が集まり
開発に成功した製品や資金調達中のプロジェクトが披露された。
ビールの原料 ホップを詰めたティーバッグはすでに90万円を集めている。
「これをグラスに中に入れて発泡酒やビールを入れると
 クラフトビールに近づく商品。」
極薄ながらも丈夫な名刺入れは220万円以上を集め製品化が決まっている。
(サイバーエージェント・クラウドファンディング社長 中山亮太郎さん)
「僕らもどのくらい大きくなるか読み切れないほど大きな仕組みになる。
 クラウドファンディングと言われないくらい当たり前のインフラになっていく。」






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