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皇室ウエディングを振り返る

2017-09-28 06:45:00 | 報道/ニュース

9月3日 おはよう日本



初めて民間から皇室に入られた美智子さま。
ドレスはクリスチャン・ディオール。
和装での結婚式が一般的だった当時
ウエディングドレスへ憧れや夢を託す文化も広がっていった。
時代は平成。
皇太子妃となられた雅子さま。
ドレスは森英恵さんのデザインで
バラをイメージした襟飾りが華やかだった。
そして女性たちの目をくぎ付けにしたのは光り輝くティアラ。
美智子さまが身に着けられたものを受け継がれた。
新たなプリンセスの誕生を祝った。
これをきっかけに
女性たちも“自分たちも輝きたい”と結婚式にティアラをつけることが大流行した。
そして眞子さまの母親の紀子さま。
眞子さまと同じく学生時代から交際を重ねて結婚された。
(当時の秋篠宮殿下)
「話をしていて楽しい人。
 そういう人なんですね。」
ドレスは着物を羽織ったような独特のデザイン。
担当したのは日本人で初めてありでファッションショーを開いた中村乃武夫さんだった。
長年皇室を取材してきたジャーナリストの渡邊みどりさんは
当時中村さんのインタビューを担当。
ドレスのデザインについて聞いた。
(皇室ジャーナリスト 渡邊みどりさん)
「今まで“紀子ちゃん”と呼ばれていた方が
 これからは妃殿下におなりになって
 “羽が生えてふわっと飛んでいくようなそういうドレスが作れたらな”
 そういうイメージを持って取り組まれたようだ。
 普通のローブデコルテ(夜会服)にはないような独特な打ち合わせ。
 ステキでかわいいなと思ったし
 平成の皇室というものの最初のそれがスタートいう感じがした。」
眞子さまと同じく一般の方と結婚し皇室を離れたのが叔母の黒田清子さんである。
眞子さまは小さいころから清子さんを“ねぇね”と慕い
将来に向けた相談をされることもあったという。
清子さんが晴れの日に選んだのはシンプルなどレスだった。
親しい友人によると
清子さん自身が子どものころから憧れたアニメのヒロインのドレスによく似たデザインだという。
シンプルさは披露宴にもよくあらわれていた。
形にとらわれないものにしたいという強い希望から
お色直しもケーキカットもなかった。
清子さんの結婚には平成の皇室のあり方がよくあらわれていたと
専門家は指摘する。
(皇室の歴史に詳しい神戸女学院大学 河西秀哉准教授)
「私たちと
 まさに国民と同じ目線
 同じ立ち位置にいる結婚式としてやられている。
 もうひとつは今の天皇家のあり方みたいな形だと思うが
 しきたりにとらわれて“こうじゃなきゃいけない”というのではなく
 自分たちで考え自分たちで行動する。
 そういう形で清子さんがご自分の意志を表現されたところに大きな意味があった。」
眞子さまの結婚の準備については
「基本的には我々に近しい存在として
 特に今回の場合もご結婚が恋愛結婚だということが伝えられていて
 本当に私たちと近い形になるんじゃないかというふうには考えられる。」




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