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米 クラフトビール 味の決め手は日本のホップ

2018-07-14 07:00:00 | 報道/ニュース

6月22日 国際報道2018


アメリカではビールの消費は減少傾向にある一方
クラフトビールの販売量は5年で2倍に増加。
アメリカのクラフトビール界で特にいま熱い注目を集めているのが
日本に由来する味である。
ニューヨークのブルックリン地区のバーで話題となっているのは
レモングラスのさわやかさの後にしっかりとした苦みが残る独特の味。
(客)
「とても気に入ったよ。
 さっぱりとして甘くて
 他のビールと全く違うね。」
このビールを製造したブルックリン・ブリュワリーの創業者スティーブ・ヒンディさん。
1988年にブルックリンで操業し
クラフトビールのブームをけん引してきた。
独特の味の秘密はホップ。
北海道の空知で生まれたことから「ソラチエース」と名付けられた。
もともとは日本の大手ビール会社が1980年代に品種登録したが
ヒノキや松の香りが強く
当時 日本では商品化されなかった。
(ヒンディさん)
「ほかのホップよりもはるかに強い香りですからね。」
このホップを西部ワシントン州で生産している生産農家のダレン・ガメシュさん。
偶然 地元の大学でこのホップに出会ったと言う。
(ガメシュさん)
「こんな香りは人生で初めてだった。
 これはすごいホップだと思った。」
今では他の会社からも引き合いが増え
作付面積を拡大してる。
(ガメシュさん)
「日本生まれのホップをこのアメリカで栽培できて光栄です。」
このホップが5月 生誕の地北海道に里帰りした。
ブルックリンの会社が日本への輸出を決めたからである。
(ブルックリン・ブリュワーリー オリバー・ギャレットさん)
「道産子のソラチエースだ。
 ブルックリン育ちさ!」
(客)
「うれしいです。
 来月から飲めるんですよね。
 北海道で。
 飲みます!」
アメリカのクラフトビールブームの中で
特徴ある日本のホップが輝いている。



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