夜7時ごろ、夕飯の準備を終え「さ、食べよう」と缶ビールを開け、一口飲んだその直後、シラクの異変に気づく。
息が荒い。落ち着きなく歩き回る、下半身を異常に気にして、頭を右に左に振っては後ろを振り返るようにして体を曲げて舐めようとしている。
「どうしたの?」と声掛けしながら近づくと逃げる。
何かおかしい。
やっとの思いで捕まえて、体をチェックしてみたけど、出血しているわけではない。
「縁側のガラス戸を5~6センチ開けておいたから、外猫にでも引っかかれたか、蜂に刺されたか?」などと考えてみた。
でも、外傷はなさそう。
しかし、「ハッハッハッ」とピンクを舌を出して息をしている。
7時過ぎでは獣医さんはもうしまっている。
だめもとで電話してみたけれど繋がらない。
「近くにおりません、後ほどおかけ直しください」の応答メッセージが流れるだけ。
間をおかずに2度電話しても同じ。
そこで猫のエキスパートである「ままにゃんさん」に電話してみた。
ままにゃんさんの携帯に留守電メッセージを残し、再度獣医さんに電話。
繋がった。
状況を説明してみると
「熱はない?耳の中に指を突っ込んでみて、熱くない?」と訊かれた。
冷たくはないけど、熱いというほどでもない。
熱中症ではないか?と質問してみると
「熱中症の場合はぐったり横になってしまって、顔をあげ気道を確保するようにしてハァハァ言うよ」とのこと。
シラクは落ち着きなく飛び回っていて、横にはなっていない。
「食欲はある?」
あるともないとも、ハァハァ言っているので食べるどころではない様子。
とりあえず、もう少し様子を見て、それでもハァハァ言うようだったら診てもらうことになった。
「9時ごろにでも電話してみて」と言われた。
9時までシラクを観察。もうご飯どころじゃない、ビールなんてもってのほか。
だって、シラクを乗せて獣医さんへ行くことになるかもしれないんだから。
デジカメでシラクの動画を撮影。必要なら獣医さんに見てもらうつもりで。
サラダのトマトをつまみながら、シラクを観察。
少し落ち着いてきたかも。
「シラク、シラク」と声をかけるとこっちを向く。
そんなに深刻ではないのか?
膝の上に乗せておなかを触ってみた。息が荒いのでおなか動きも速い。
時計を見ながら数えてみたら5秒間に15回ぐらいおなかが動く。
ってことは1分で180回だ。
これは異常でしょう。
尻尾の付け根辺りを触ったら、なにかブツっとできている。
「これかもしれない」
かさぶたのような感じ。
シラクはその後台所へ行って、ご飯をちょっと口にした。
9時になって獣医さんに電話してみた。
「さっきより落ち着いてきました。ご飯の2口3口食べていました
ただ、背中側の尻尾の付け根に何か傷がありそうなんです」と報告。
「今から連れて来る?」と獣医さん。
「いや、夜9時過ぎに連れて行くほどのことではないのかもしれません」と私。
「でも、連れて来たほうが安心なら連れて来てもいいよ」と獣医さん。
ってなことで9時過ぎ獣医さんへ。
よくよくみてもらったら、やはり尻尾の付け根に傷があり、そこが化膿していたのだった。深さ自体はそれほどでもないけれど、直径1センチほどの範囲で膿んでいた。
膿を出し、消毒し、縫合してから抗生剤の注射。
この傷の原因は、はい、昨日の朝のエルメスの背後からの一撃でしょう。
まだまだ平穏な共生への道は長く長く続くのでした。
ままにゃんさんからも電話を頂き、夜間動物救急医療センターの電話番号を教えてもらった。
うちからだと車で40分ほどはかかる場所。
初診料も診察料も高いのだそう。
そこへ行くことにならないでよかった。
息が荒い。落ち着きなく歩き回る、下半身を異常に気にして、頭を右に左に振っては後ろを振り返るようにして体を曲げて舐めようとしている。
「どうしたの?」と声掛けしながら近づくと逃げる。
何かおかしい。
やっとの思いで捕まえて、体をチェックしてみたけど、出血しているわけではない。
「縁側のガラス戸を5~6センチ開けておいたから、外猫にでも引っかかれたか、蜂に刺されたか?」などと考えてみた。
でも、外傷はなさそう。
しかし、「ハッハッハッ」とピンクを舌を出して息をしている。
7時過ぎでは獣医さんはもうしまっている。
だめもとで電話してみたけれど繋がらない。
「近くにおりません、後ほどおかけ直しください」の応答メッセージが流れるだけ。
間をおかずに2度電話しても同じ。
そこで猫のエキスパートである「ままにゃんさん」に電話してみた。
ままにゃんさんの携帯に留守電メッセージを残し、再度獣医さんに電話。
繋がった。
状況を説明してみると
「熱はない?耳の中に指を突っ込んでみて、熱くない?」と訊かれた。
冷たくはないけど、熱いというほどでもない。
熱中症ではないか?と質問してみると
「熱中症の場合はぐったり横になってしまって、顔をあげ気道を確保するようにしてハァハァ言うよ」とのこと。
シラクは落ち着きなく飛び回っていて、横にはなっていない。
「食欲はある?」
あるともないとも、ハァハァ言っているので食べるどころではない様子。
とりあえず、もう少し様子を見て、それでもハァハァ言うようだったら診てもらうことになった。
「9時ごろにでも電話してみて」と言われた。
9時までシラクを観察。もうご飯どころじゃない、ビールなんてもってのほか。
だって、シラクを乗せて獣医さんへ行くことになるかもしれないんだから。
デジカメでシラクの動画を撮影。必要なら獣医さんに見てもらうつもりで。
サラダのトマトをつまみながら、シラクを観察。
少し落ち着いてきたかも。
「シラク、シラク」と声をかけるとこっちを向く。
そんなに深刻ではないのか?
膝の上に乗せておなかを触ってみた。息が荒いのでおなか動きも速い。
時計を見ながら数えてみたら5秒間に15回ぐらいおなかが動く。
ってことは1分で180回だ。
これは異常でしょう。
尻尾の付け根辺りを触ったら、なにかブツっとできている。
「これかもしれない」
かさぶたのような感じ。
シラクはその後台所へ行って、ご飯をちょっと口にした。
9時になって獣医さんに電話してみた。
「さっきより落ち着いてきました。ご飯の2口3口食べていました
ただ、背中側の尻尾の付け根に何か傷がありそうなんです」と報告。
「今から連れて来る?」と獣医さん。
「いや、夜9時過ぎに連れて行くほどのことではないのかもしれません」と私。
「でも、連れて来たほうが安心なら連れて来てもいいよ」と獣医さん。
ってなことで9時過ぎ獣医さんへ。
よくよくみてもらったら、やはり尻尾の付け根に傷があり、そこが化膿していたのだった。深さ自体はそれほどでもないけれど、直径1センチほどの範囲で膿んでいた。
膿を出し、消毒し、縫合してから抗生剤の注射。
この傷の原因は、はい、昨日の朝のエルメスの背後からの一撃でしょう。
まだまだ平穏な共生への道は長く長く続くのでした。
ままにゃんさんからも電話を頂き、夜間動物救急医療センターの電話番号を教えてもらった。
うちからだと車で40分ほどはかかる場所。
初診料も診察料も高いのだそう。
そこへ行くことにならないでよかった。