Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

読書の秋、中間状況

2011-11-05 21:12:39 | フランス語
11月5日だというのに、夕方の気温は22度もありました。
今年は、いつまでも、暑くなったり寒くなったりを繰り返しています。
いつになったら、”寒い”で安定するのでしょうか?

読書の秋は続いています。
とくに、フランス語図書読書の秋が・・・。
たとえ2~3ページでもよいから、とにかく毎日読むということを自分に課した(やや大げさ)のですが、それがぼちぼち達成されています。
いつ頓挫するかは神のみぞ知るですが、今のところちょっと”調子づいてきた”感じがします。

ほとんど辞書を引かず、分からない語は前後の内容から、ひたすら想像推測しながら読み進めていますので、内容の理解度は5割未満・・・。
著者Simone Veilさんのバックグラウンドが前情報としてあるので、それが大きな助けになっています。
家で読むときはせいせいと音読し、電車の中ではモゾモゾゴモゴモと声にならない声で音読しています。

そんなことを続けながら、ふと思ったのです。
単語をそれを構成するアルファベット1文字1文字を追わなくても、ざっくりと全体の”見た眼”で判断することが少しずつできるようになった気がします。

日本語だって、ひらがなや漢字を1文字1文字追って、その単語を理解しているのではなく、ぱっと見て、自分の頭の中のキャッシュメモリーに照会し判断している場合がとてもとても多いです。

車の乗ってて、「江の島、鎌倉」とか「新橋、虎ノ門」という標識を見たときに、1文字1文字追わずに、”江の島”というブロックで頭の中に残っている情報そのものを呼び出して「ああ、江の島ね」と判断しているわけです。

それと同じようなことが、フランス語でも実現できたら・・・・。

読んでいて、漠然と日本語にして理解することはやっとの思いでできていても、日本語からフランス語にするのは、まだまだまだまだ。

シモーヌ・ヴェイユ回想録」を読むのが今から楽しみです。答え合わせの意味もこめて・・・。