Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

パスカル王子のヘルニア

2011-11-06 15:36:12 | パスカル王子
3週間ほど前だったか、パスカル王子がシラクと思い切り追いかけっこをし、その直後に左後ろ足を引きずる素振りを見せたので、その日のうちに獣医さんでレントゲン撮影してもらった。
撮影結果はどこにも異常はないし。
「レントゲン撮るときに抵抗したけど、左後ろ足も力強く抵抗してたから、折れてるとか絶対ないよ」とのこと。
翌日には何事もなかったのように普通に歩いていた。
驚かせないでくださいませ、パスカル王子。

さて、パスカル王子には背骨に3か所の突起(ヘルニア)がある。
「先生、四足の動物には腰痛はないと言われていますよね!」と言ったら
「加齢とともに、ヘルニアは出るよ。人間と一緒。それが痛みになるかならないかはそのコ次第だよ」とのこと。
ヘルニアが背骨を通る神経に触れると、うちの母のように痛みがでるのだなぁ。
猫にも脊柱管狭窄症ってのもあるのかな。

そうそう、も一つ先生に訴えてみた。
「先生、この猫、後ろ足の爪が引っ込まなくなってしまったんです。年だからですか?」
すると先生「ええ!??(そんなことありえない、というニュアンス)、ちょっと見せてみて」と。
先生、おもむろに爪切りをとり出し、パスカル王子の後ろ足の爪をガツンガツンと切り始めた。
「爪が伸びてるだけだよぉ。この伸びた爪が畳や絨毯に引っかかって、後ろ足を捻っちゃったとかなんかじゃないの?」と。

あらあら、ごめんねパスカル王子。

さて、この頃王子は不活発になりつつある。
まずは椅子の上に飛び乗るのに、「よいしょ!」という風情を醸し出す。
4本の脚で立ったまま右後ろ脚で右耳を掻く(左後ろ脚で左耳を掻く)ことができない。
耳を掻く気持ちは大ありでも、脚が耳に届かずに空振りしてしまう。
だから、代わりに掻いてあげる。
いや、掻かせていただいている。

トイレに行く前に大きな声で鳴く。
「オシッコしたいんだよ~~」と。
だから、王子を後ろから追い立てて、トイレまで誘導するか、お風呂まで連れていく。

ここだけの話・・・
王子はお風呂で用をたすことも多い。直後にシャワーで流すのでまるで水洗トイレのようだ(笑)

本当に”生き物”同士が共生するというのは、お互いの理解と協力体制があってこそだなぁと思う。
また、飼い主はいつまでも元気でいなきゃならないなぁと、強く思う。