Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

三味線の皮は?

2013-03-02 21:37:52 | Weblog
今日は叔母夫婦の招待で九つ井「山の上ギャラリー」で行われるサロンコンサートへ出かけました。
毎年、お雛様の時期にお邪魔しているコンサート。
今年は津軽三味線の福居一大さんのコンサートです。

コンサートに行く前に九つ井本店で雛祭り御膳を頂きました。
掘りごたつのある離れ、ちょっと贅沢な気分でした。
お料理もおいしかったですが、お値段は不明です(笑)ご招待なので・・・


〆のお蕎麦がいつも通りおしかったので、帰りにお土産として生蕎麦(3人前)とそばつゆのセットを買って、
留守番の相方Hに「今日の夕飯は天せいろです」と電話を入れておきました。

さて、お食事が終わり、山の上ギャラリーに移動。

演奏者の福居一大さんはトークもお上手な実力者。
力強い演奏と巧みなトークでした。

さて、三味線と言えば、猫の皮・・・と思いますね。
猫好きの私としては「三線は許せるけど三味線は許せん!」と日頃思っておりました。
ただ今回は、叔母夫婦のご招待で尚且つ母のお供ということで出かけたのです。


さて、トーク上手な福居氏によりますと、津軽三味線には猫ではなく犬の皮を使っているとのこと。
それも秋田犬。
秋田犬の皮には傷が少なく良質なのだそうです。

三味線には細棹・中棹・太棹の三種類があります。これは昔、一般教養として勉強した記憶があります。
細棹は長唄、中棹は地歌、太棹は津軽で使われるそうで、太棹の津軽は胴の部分も大きいので猫の皮では大きさが足りないのだそうです。
へえ~~知らなかったわ。


家に帰ってきて「三味線の作り方」をキーワードにして検索すると、読んでいて決して心地よいとは言えないページが多々出てきました。
皮に使う猫は雌で一度も出産したことのない個体のものが理想的である・・とか。

でも、三味線は民族楽器。それを制作されるかたは貴重な存在。
こちらをクリック
その業界の方には動物愛護法は適用されないそうですわ。

津軽三味線の音は力強く芯があり、リズミカルでした。
やはりライブはいいですね。

でも、三味線は犬猫の皮なんですよね~~
フクザツです。

そんなこと言うなら、ステーキ食べるな、化粧品使うな・・って言われてしまうかもしれないのですが・・・(^_^;)