Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

もっと、”本当の”専門家の意見に耳を傾けてほしいです

2011-07-30 21:08:14 | 原発
2011.07.27 国の原発対応に満身の怒り - 児玉龍彦



twitterのリツイートから知ることができたこのYoutube動画。
東京大学先端科学技術研究センター教授の児玉龍彦さんが衆議院の厚生委員会に於いて、全身を震わせて怒っておられます。
何に対してか。
それは、原発事故に続いて環境に放出された放射性物質への、政府の対処のなさにです。

京都大学実験所助教の小出裕章さんは、原子力発電のしくみや、その脆弱さや危険性を著書の中、またはラジオ番組へのご出演などを通じて説明してくださっています。
そして、児玉龍彦さんは、このYoubuteの中で、放射能物質がどのようにして癌を誘発していくのかを、内科医の立場から危機感を持って説明してくださっています。

お二人のような専門家の意見を知ることがなければ、私は政府発表を鵜呑みにして、「停電は困るからやはり原発は必要よね」なんて思っていたでしょう。

地震国日本にある原発施設は、高台でマグニチュード10にも耐えられる構造でなければ稼働させてはいけないと思います。
簡単にはゼロ原発は難しいかもしれませんが、少なくとも高速増殖炉「もんじゅ」はもう諦めるべきだと思うし、事前の仕込みがなければ賛成の意見を得られないと分かっている、プルサーマル計画もなしにしなきゃね。

原子力計画、進むも地獄引くも地獄かもしれませんが、原発崩壊地獄の方がどれだけ悲惨かということは、今回の福島のことを考えれば、誰もが感じることができるはずです。

政治家は、もっともっと”本当の”専門家の意見に耳を傾け、分からないことは素直に質問して正しい判断をしてもらいたいです。

よく「この件に関しては、歴史の判断にゆだねることが適当かと思われます」のような答弁は発言をされる政治家さんがいらっしゃいますね。
それはイコール「すぐにどうこう言われるこっちゃないわい!」ってことなのでしょう。

原発に関しての判断は、確実に歴史の審判を下されます。
そのとき、私はもう生きてはいないかもしれませんが。
だから、後世に恥じることのない判断をしていただきたいです。

そのために協力してくださる専門家の方はたくさんいらっしゃるのですから。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿