Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

フランスの政治家

2005-11-13 15:48:54 | フランス語
日本のニュース報道でも、やっとフランスがトップ(または準トップ)扱いになって1週間ほどが過ぎたでしょうか。

アメリカ人で、フランスの大統領の名前を正しく言えるパーセンテージが驚くほど小さい、というのをどこかで読んだことがあります。
日本で有名な(ちょっとは名の知れた)フランスの政治家といえば、きっとド・ゴール将軍でしょうね。なんたって、空港の名前にまでなってるんですから。(シャルル・ド・ゴール空港)
あとは?今の大統領のシラクさんもOKかな?
彼は大の親日家らしいですね。自分のペットの犬に「SUMO(相撲)」って名前をつけているそうです。
前回のご来日の折には、もちろん、相撲観戦。なぜかその横にお台場のテレビ局の会長さんがいらっしゃいました。

で、で、で。
今回の暴動報道で、まず日本メディアデビューを飾った(と思われる)のは、ド・ヴィルパン首相です。
私としては、小泉さんに風貌が似ているような気がするのです。きっと白髪(銀髪とも言える)のせいかな?
外務大臣当時、アメリカのイラク侵攻に反対する演説を国連でして、「アメリカに対峙するフランス」の存在価値をアピールしていました。
場慣れしていてかっこよかったです。
でも、その後なぜ首相になったのかはよくわかりません。外務大臣のほうが合っていると思うんですよね。私としてはね・・・

そして、ド・ヴィルパン首相よりもインパクトがあったのが、後発(?)のニコラ・サルコジ内相です。
今回の暴動の主役たちを「社会の屑」「ならず者」よばわりし、外出禁止令やら、集会禁止令やらを出して、「社会の秩序はオレが守る、文句あっか!」「社会の屑は社会の屑さ」と強硬姿勢をキープ、がんばっているのです。
声もかすかにハスキーで、それがかえってスゴ味を加えているのですが。しかぁ~し

いかんせん、小柄!おちびさんなのです!!



国民からは、親しみまたは憎しみをこめて「サルコ」(サルコジーを縮めてね)と呼ばれているそうですが、私としては「猿子」とついつい漢字を当てはめたくなります。
それに、ニコラという名前がなんともかわいすぎる。
フランスには「プチ・ニコラ」(おちびのニコラ)というお話があるんです。

でも、内務省は国内の治安全般を担当して(牛耳って)いるので、警察のことも入国管理のことも国籍に関することも内務大臣が担当です。
日本で言えば、自治大臣と法務大臣兼務というところでしょうか。
このポスト、花形ポストなのかなぁ?それとも苦労ばかり、皆に恨まれるばかりの損なポストなのかなぁ。


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2 コメント

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日本嫌い? (erima)
2005-11-13 23:04:43
先日は私のblogに来てくださってありがとうございました(アイメイトのログでしたね)。実はあれ以来、毎日遊びに来させて頂いてましたerimaです。

このニコラちゃん。昨日TVで見ましたよ~。「相撲はデブがぶつかってるだけでスポーツじゃない」とか、「なぜ皆が京都を神秘的などと騒ぐのかわからない」とか、親日家のシラクに当てつけ、反日発言を繰り返しているとかで(笑)。いかにもヒールらしいやり方で、こういう判り易い人がいると、以外に政治って盛り上がるのかも。あ...アメリカ人はフランスだけではなく、他の国の指導者の名もあまり知らないような気がしますよ~(笑)
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猿子・・・ (miauleuse)
2005-11-13 23:50:49
erimaさま!!

コメントありがとうございます。

そして、いろ~~~んなこと、おめでとうございます!! 

わたしも、ブログずっと拝見していました。

コスチュームジュエリーのところでは、「へぇ~~~」と机をたたいておりました。



猿子が相撲のことをこき下ろしていることは知ってたんですけど、京都もお気に召さないとは知りませんでした。

シラク大統領との差別化を狙うとしたら、猿子のペットは猫かも・・・・。

猿子は親中派らしい(これもシラクさんとの差別化)ので、飼い猫に楊貴妃とか名前付けててもちっとも不思議じゃぁないですね(笑)



やっぱりアメリカの人々って、自分の国が大きすぎて外国まで目が届かない人もたくさんいるのですね。

まだ日本人の方が外国の政治にも関心あるのかな?



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