みどりの野原

野原の便り

2月6日 緑地保全管理講習⑭

2008年02月06日 | Weblog
最後の講義 後は次回の最終回を残すのみとなった。


  冬のフラワーセンター メタセコイア

午前
土作り PHの矯正のやり方
ツツジ科のサツキ・シャクナゲ・ブルーベリーは酸性を好み、ピート
モスを混ぜ込むことで酸性土壌に矯正することが出来る。
鹿沼土も酸性。
アルカリ土壌を好むものは、ほうれん草やネギ類などで、少ない。

水和剤と乳和剤の混ぜる時は、先ず水和剤を作ってから乳和剤を
入れないと効果がない。
挿し木は水をやりすぎると根が出ない。
他、肥料などについてや質疑応答

同じようなことを繰り返し習ってきたが、なかなか身にはつかない。

昼休み

    黄色いバラが元気に咲いていた

温室は閉まっていたが、入り口にサボテン多肉植物のコーナーが
あった。
ベンケイソウの仲間などの紅葉した多肉植物を使った額やリースが
きれいだった。

   多肉植物ばかりの寄せ植えの額


        多肉植物のリース

午後、所長の講義
剪定ばさみと枝を持って入ってこられた。
「”だんなとハサミはコジ使い”といいますね」知ら~ん。
持ち方と枝の曲げ方で簡単に切れる。ということの説明だ。
実習の時にも教えてもらったが、力がないせいか慣れないせいか、
そう簡単ではなかったが。
切り方にも要領があるということだ。

「剪定ノコギリは目の粗さが必要です」「目が細かいと切れません。
代わりに息が切れる」と笑わす。

所長いわく、「”魔の20分”をいかに眠らせないか、眠くなるのも
ある意味講師の責任です。だから、しゃべりのテクニックがいる」
といわれる。

この調子で話がテンポよく進むので、さすがの私も?寝る暇はなか
った。

実は夕べはすることがあって、気が付いたら3時。
わあアカン。明日という日があるんや~と寝たが、寝付くのに時間
がかかり、睡眠時間3時間。
それでなくても眠たがりで、どこでも寝れるのに、今日に限って午
前・午後講義では「これは絶対寝るわ」と自信を持っていたが(?)
刺激飴をしゃぶったりでなんとかごまかそうとしていたけど、所長
の「テク」のお蔭で無事乗り切れた私だった。

ほんとやなあと思ったこと。それは、薬剤回数はなるべく少なくと
いう話。
自分の畑で薬剤を使い100%のものを作るか、回数を減らしまたは
なくして、80%のものを作るか?
ちょっとぐらい出来が悪くても心配のないものを食べたいものだ。

薬剤は天敵も殺してしまう。
「虫やカイガラムシも薬剤に頼らず、手や歯ブラシで取ってもしれ
てます」という話に、なるほど。

実や花が付かない木は、木の栄養状態を悪くすれば実や花が付く。
窒素過多にしない。枝を下向きに誘引したり、木をねじる方法、枝
にノコ目を入れる方法、幹の皮を剥離する方法などで、樹勢を弱め
るとよいらしい。

フジのツル切りをした時に気がついた「フジの幹の剥離」は、フジ
の花を咲かせるためにやったことだった。

仕事に行った先で「剪定してもらったらちっとも花が咲かない」と
いわれないように、それぞれの木の花芽の時期、切る時期を覚えて
ください。とは、講習ではいつも言われることだが、なかなか難しい。
コメント (2)
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