みどりの野原

野原の便り

2月9日 飛鳥里山クラブ イベント 里山仕事体験

2008年02月09日 | Weblog
飛鳥里山クラブのイベント 
里山仕事体験「炭焼き体験としいたけ栽培」

あすか夢市場で里山友達と待ち合わせて公園館へ

飛鳥夢市場の変わった野菜たち こんど買ってみよう。

  
 赤い大根     薄紫の辛味大根     薄紫の大根

スタッフジャンバーの私に「里山クラブの方ですか。子供が時々お世話
になってますよ」と声をかけてくださった人がいた。

9時30から公園館で、ブタ汁の準備。大量の材料を5人で洗ったり切ったり。

イベント会場の豊浦(甘樫丘)
雪が降ってきた。テントが張られて、こちらも準備が出来ていた。

大なべに材料を入れてプロパンガスでブタ汁を炊きはじめる。

向こうのテントでは、紙芝居「きのこは森のおたすけまん」という手作り
紙芝居に続き、しいたけの「ほだ木」作りが始まっているらしい。

クヌギやコナラの原木にドリルで穴をあけて、受付で受け取った菌を打
ち込んで、持ち帰り用のほだ木を作る。

雪はますます降ってきた。


見る間に積もり、一面銀世界。うつくしい!
昼に降って、こんなに積もるのは珍しい。今年1番の雪だ。
美しいけど、帰りは車。大丈夫かな?

しいたけ打ち込みが出来た人からブタ汁のサービス。


寒くて機嫌の悪かった子供は、みんなより一足先にあったかいブタ汁を
食べて温まったからか機嫌が治ってよかった~。

どんぶりにいっぱいの具沢山ブタ汁を何人もお替りして食べてくださっ
た。「おいしかった。あったまった。ご馳走様」の声がうれしい。
こんな冷たい日は温かい汁物が一番のご馳走だ。

どんぶりを持つ手もかじかんで箸が使いにくい。
長靴の底から冷えが登ってくる。

大なべのブタ汁もほとんど余らず売り切れ。作ったかいがあった。

参加者は雪で実際の炭焼き窯の炭出し作業は出来なかったようだが、
炭焼き窯を覗いて、お土産の炭の袋を手に、1メートルのしいたけ原木
を担いで帰っていかれた。

午後1時ごろ片付けも終わった。

真弓かんす塚古墳
今日は、真弓かんす塚古墳の現地見学会の日。
朝10時~3時までやっている。
9時の電車ではすごい人数が飛鳥駅を降りたそうだ。

「まだ間に合うよ」と誰かが言い、車を駅前に止めて歩くことになった。

シャーベット状になった道をゆっくりと飛鳥駅前の店の前に車を停め、
4人で歩く。


案内板が・・雪で見えない。
ところどころに村の関係者が立っておられた。寒いのにご苦労さま。

途中の雪景色のすばらしいこと。
 
    山や畑の雪景色。ここが飛鳥とは思えない。 

緩やかな登りの雪道で、立ち往生している車もあった。


雪かきのパワーショベルが来た。


ゆるい坂道を20分ほど歩いて、行列の最後尾に着いた。

重くなる傘の雪を時々落としながら少しずつ前進。
雪の重さに耐えかねて折れている竹もあった。

前からは見学が済んだ人が戻ってくる。
「2時間並んで見るのは2分や」という人。午前中は待ち時間3時間だった
とか。
行列が飛鳥駅からず~っと続いていたそうだ。
こんな雪の日になんて熱心な方たちだろう。

杖をついたかなりな年配の方もおられた。

向こうに古墳が見えてきた。でもまだまだ。
 
やっと入り口近く。見学者のために手すりや歩道や階段完備。
入り口の前は、前に来た時よりずいぶん深く掘り下げられていた。


体をかがめて古墳の中へ。
電気がついて明るい。石が丸く積まれたドーム状石室 中は広い。
排水溝もある。


前に入ったときは暗かったせいか気がつかなかった、南海地震による石
のひび割れや、砕けてるのがよく見えた。

奥の間もあって、石棺や木棺あわせて3つ置ける構造になっている。

後で追葬されたらしい。


奥から外へ出る。
ここはひょっとして奥の部屋への追葬の入り口だったのかな?

待ち時間1時間。”熱心な人”の仲間入りしたけど、帰ってから資料読ん
でみよう。

帰り道は、車のよく通る車道なので不安なく帰れた。やれやれ。
コメント (2)
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