みどりの野原

野原の便り

2月22日 甲山(かぶとやま) 鳥三昧

2008年02月22日 | Weblog
西宮市「甲山(かぶとやま)森林公園」は六甲山の東の位置する309,4
メートルの甲山から山麓に広がる兵庫県立都市公園

           甲 山

管理事務所に立ち寄って散策路を歩き始めると、早くもジョウビタキが
お出迎えしてくれた。かわいい!


         散策路 

その後、次々と鳥たちが現れた。
小さい鳥は自分ではなかなか見つけられないが、今日の案内役の甲山
のエコガイドのボランティアで活躍されているUさん、鳥博士になり
つつあるHさんはじめ、皆さん詳しい方ばかりなので、小さい鳥を見
つけるのも早い!

みんなよりいくらか遅れて双眼鏡を合わす私だが、たくさんの鳥を自分
の双眼鏡ではっきり見ることが出来たのは、まったくみなさんのお蔭だ。
渡りの前の鳥たちを見れて幸せな気分。

ジョウビタキ・ルリビタキ・アオジ・ツグミ・シロハラ・シジュウカラ
・コゲラ・ヤマガラ・エナガ・メジロ・ミヤマホオジロ・コゲラ・キジバト
・キクイタダキ・・ビンズイ・コサギ は、はっきり見れた。
ウグイスその他、私が見れなかったものもある。

トラツグミも見られるそうだが今日は早朝から掃除に入られていて見れ
なかった。
アオゲラはドラミングのみ。

弁当を食べた仲良し広場のところでは、ほんの目の前でジョウビタキや
ルリビタキがよく見れ、そのほかの場所でも何度も何度も見れて、大満


 
     ネコヤナギ       アカメヤナギの大木 
                 幹がねじれてエネルギッシュ

ここには湿原も何箇所かある。希少な湿原植物が残っていて、生物保護地
区として立ち入り禁止にして湿原環境を守っている。


          湿原

この湿原はボランティアのUさん達が昨日草刈をしたそうだ。
 
   草刈の成果          柵で守られた湿原

ここで、初めて見るミヤマホオジロが4.5羽群れていた。そこにシロハラ
やジョウビタキ・ルリビタキも行ったり来たりして、そこだけでも満足で
きるぐらいだった。
ルリビタキのオスは青い色になるのに年数がかかるらしい。
でもきれいな色のオスを何回も見た。みんなかわいい。

草刈をしてくれたお蔭ですごく見やすかった。

    
(左)切った木をチップにして利用
(右)ハチ捕獲用ペットボトルにスズメバチが捕まって死んでいた。

自然学習館に立ち寄った。ここには私たちの仲間の「Iさん」が勤めて
おられる。
今日は急用で会えなかったのが残念だった。


         甲山自然学習館
ここは環境センターの1つで、環境学習や自然環境保全活動の拠点となっ
ている。

      
      館内
また、エコハウスとして、ソーラーを取り付けたり、屋根の暖かい空気
をダクトで室内に取り込み床の縁から吹き出したり、風通しを考え、地
中で冷やした空気冷房に使ったり、再生可能な国産杉材を使った建物で、
床も木材ブロックを使用している。

小さい建物だけど、マップや公園内の情報もいろいろ置いてある。

Uさんによると309メートルの甲山は、3(み)・0(わ)・9(く)「魅惑」の
山だとか、私も魅了された。

自然の宝庫「甲山」ミツバツツジの早春から春夏秋冬1年中楽しめそうだ。

整備された森林内は樹木も豊富で、名札もたくさんついている。
また来たい場所だ。


     梅林 紅梅のいい香りが漂っていた





コメント (5)
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