みどりの野原

野原の便り

9月13日 正暦寺(しょうりゃくじ)から田原

2011年09月13日 | Weblog
正暦寺に車を止め、田原まで歩く。
正暦寺は「しょうりゃくじと読むんだよ」と帰りの電車で一緒になったミッチャンから教えてもらった。「しょうれきじ」かと思っていた。

 
黄金色の稲田は稲刈りシーズン。 稲刈りが済んだ田んぼも。

                                                山裾の道から谷沿いの山道へ。木陰は涼しい。
田原までで車が3台ぐらい?通っただけで歩いている人誰もいない。
ツクツクボウシとミンミンゼミの大合唱の中、あっちへ寄り道・こっちへ寄り道。

 
   奈良市を見晴らせる茶畑        茶畑が続く。田原は茶どころ

途中でお弁当を食べる。
 
田原春日野町に出た。ここはバスが通っているのか不明。集落も分散している。 右)歌碑 「昭和開拓入殖記念碑」があった。 

「来てみれば 都に近し田原村 こころで伸ばす 庭の若竹 ○○」と読み取れた。(○○は読めない)歌の上には「昭和開拓入殖記念碑」と書かれていた。
裏を見ると「昭和開拓入殖」の由来が書かれていた。
「昭和21年政府は戦災並びに引き揚げ者の救済のために開拓計画を樹立し、菩提山国有林の一部を第1次先駆者、叉、十津川村から第2次入殖者11家族が入り、森林を切り開き、食糧自給のための農作物を植え付けたが、酸性が強く困難を極めたが、県技術員の指導で克服し、五箇谷村から田原村に編入、奈良市に属し・・」(要約) 昭和45年に建てられた記念碑らしい。 

ここから引き返し車に戻る。

 
ノシメトンボ 連結して稲穂の田んぼに打空産卵しているのも見えた。アカネの仲間やヤンマの仲間も。チョウやトンボは多かった。      右)ホタルガ  何匹か見た。

 
ヤブツルアズキ(アズキの原種)          コバノギボウシ?

 
      ボントクタデ              アキノウナギツカミ

 
       アブラガヤ                  イボクサ

 
ノリウツギ 大きい実のようなのはノリウツギミフクレフシ(虫こぶ) 右)ガガイモ

 
正暦寺 サルスベリと青い空・白い雲   右)キツネノカミソリの実かな?

ヒガンバナは日本にあるのは3倍体なので実が出来ないが、キツネノカミソリは実が出来るものもあるらしい。

日向は暑い日だったが木陰も多く、虫や花に秋を感じるハイキングだった。 
コメント (4)
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