みどりの野原

野原の便り

9月24日 新ノ口~田原本~真菅へ ウォーキング

2011年09月24日 | Weblog
奈良県ウォーキング協会の行事に参加

新ノ口駅へ集合して最寄の真菅駅までの約8キロ。

お世話役さんの先導のもと出発

(新ノ口町)善福寺~須賀神社~(田原本町)多神社~県営福祉パークで休憩と見学~飛鳥川堤防~(大垣町?)春日神社でお昼~(飯高町)瑞花院~(中曾司町)磐余神社~(曽我町)真菅駅
 
新ノ口(旧新口村)は近松門左衛門の浄瑠璃「冥途の飛脚」の梅川忠兵衛の出身地。
善福寺には忠兵衛の墓所 供養塔がある。

村の中の道は懐かしい雰囲気を残していた。

 
多坐弥志理都比古神社(オオニイマスヤシリツヒコ神社)太安万侶を祀る。この多神社は初詣にも来たことがある。

県営福祉パークでは中を見学、福祉機器や介護用品などが展示されていた。
できるならお世話になりたくはない。
ウォーキング協会の目的?も「ピンピンころり」だそうだ。


飛鳥川堤防からは西の山並みが見渡せる。左から金剛・葛城~二上山~信貴・生駒へと続く。 大和国中の広々とした眺め。


     線路そばのヒガンバナ


    春日神社でお昼

瑞花院(ズイケイン)では住職さんのお話を聞くことが出来た。    

瑞花院のあるあたりは飯高町(ひだかちょう)と言うが、元は飫富(オフ)と言ったのが、筆で書き写されているうちに飫富~飯富~飯高と変わっていったらしい。

 
瑞花院は祐禅山「瑞花院」吉楽寺といい、歴史は古く重要文化財に指定されている。
興福寺の衆徒16人衆の飯高(ひだか)氏の菩提寺だったらしい。

昭和47年(1972)修理時に、嘉吉年間のヘラ書き落書き瓦が43枚も発見された。
瓦大工は法隆寺、薬師寺、唐招提寺等の造瓦に従事した橘吉重(の子孫?)とわかった。


修理の時見つかった瓦大工の落書き。寺に入る角の石碑は住職さんが寺の案内がわりに建てられたそうだ。


寺に入る角に立つ石碑

「嘉吉元年(1441年) 5月1日 サルノトキニ トクリホトナル アラリフルナリ ヒツシサルヨリウシノハウヘフリイクナリ」と書いてある。
おまじないのような言葉は「(旧暦)5月1日 2時頃 どんぐりほどの アラレが降った 南西より北の方へ」という意味だと説明してくださった。昔は時刻も方角も干支で表したようだ。

そこからずっと南へ行けば家の方へ帰れるが、遠回りで磐余神社へ。


久しぶりの磐余神社(いわれじんじゃ)はガールスカウトのデイキャンプをした場所はそのままで懐かしかった。


  丸型ポストも健在
普段あまり通らない道を通ってのハイキング。近場だったけどゆっくり歩けた。
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9月23日 深北緑地 ふれあいイベント

2011年09月24日 | Weblog
台風も通過して今年の深北ふれあいイベントはさわやかな秋空の1日となった。
5時に起き。早めの6:34の電車に乗ったら、連絡がよくてより早く7:30に四条畷駅に着いた。駅からスタッフみんなで歩いて公園へ。

準備物を乗せた車が到着。荷降ろし、各担当の場所のセッティングや看板付けなども終わる。

この公園はすごく広い。寝屋川の洪水を未然に防ぐ遊水地になっていて、普段は池もあり広場・バーベキュー場もある公園として使われている。

イベントを行う芝生広場周辺は木が多く、バッタのオリンピック以外は日陰でできるのがいい。

メインのバッタのオリンピックの他、どんぐりつかみ・マツボックリ釣り・葉っぱのかるた・丸太切り・自然観察・カモフラージュ・自然工作などのコーナーがある。


                  芝生広場
今年は草刈りも待ってもらっているらしく、芝生広場も草が繁り草っ原。
外周も伸びた草がある。


   木陰の下でイベント

私は「しぜんかんさつ」担当の4人の1人。
バッタのオリンピックの1回目が終わり、スタンプカードを持った子供たちがやってきた。

クスノキ・ケヤキ・ナンキンハゼ・シラカシ・アキニレ・カツラ 番号と樹名をつけた6本の木を見つけながら回る。


カツラの木にはヒロヘリアオイラガが付いていた。先ず虫を見てもらい注意を促す。

枯れ葉の匂いを嗅いでもらったり、葉っぱの形をみたり。どんぐりや実も。
簡単な説明をして、準備したシートに木の番号や葉の番号を書いてもらう。
終わればスタンプカードにシールを張ってもらい、シートの下には好きな葉を貼り付けてお土産に。

あまり小さい子はお父さんお母さんが観察することになる。
少し字を読めたり数字をかけたりする子は手伝ってもらいながらシートを完成。
若い親御さんはあまり自然に触れる機会もないのか子供と一緒に楽しんでおられた。
小学生ぐらいだと積極的にまわってくれる。

お年寄りがシートを持ってコーナーを回っておられたのもほほえましかった。

 
さすがにバッタは人気。開始前 網をふるう子供たち
     右)受付開始の合図に長い列ができていた。
公園内で捕まえたバッタを種類別、♂♀別にジャンプ台から飛ばし順位を競うらしく、手づくりの金メダル・銀メダルも準備されたようで面白そう。
こっちも忙しいので見ている間がないのが残念。

全部回ったら最後に総合受付でお土産をもらえるらしい。

後の報告では今年初めてクルマバッタの♀が見つかったそうだ。
これは公園の自然環境がよくなってきた証とか。

さわやかな1日を自然遊びで過ごせた子供は幸せだなあと思う。
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