みどりの野原

野原の便り

9月17日 曽我川緑地公園

2011年09月17日 | Weblog
月に1度ぐらいヒマな時に曽我川緑地公園を回って見ることにして3回目。

特に珍しい植物があるわけでもなくあまり面白くもないが、それなりに発見もある。

曽我川緑地公園は曽我川の洪水対策として造られた遊水地利用の公園
曽我川はこの辺りで大きく蛇行していて20数年前?に氾濫したことがあった。
その後、曽我川をまっすぐに付け替え、以前の川との間を公園にしたもの。
体育館は高床の上に建ち、テニスコートや多目的グラウンドなどがあるが、曽我川の水量が増え洪水の危険のある時は水門を開け、また一部わざと低く作った堤防から水を流入させ洪水を防止する仕組みになっている。2003年にできた?

 
先ずいつも卓球で利用している緑地体育館の外周を歩く。散歩、ウォーキングによく利用されている。公園側はセイバンモロコシばかりがはびこっている。
植え込みの下は先月きれいに草刈りがされてまだ草は伸びていない。
面白くはないが半周で34種ぐらいの植物が見れた。


下へ下ってグラウンドのフェンス沿いを1周 ここも乾いていて丈の高い草はカヤツリグサの仲間ぐらい。ここで18種(外周と重複する)

途中で雨が降り出して帰ろうかなと思うと止むのでもう少し・・

この前(先月)見た東側の水路周辺はきれいさっぱり草が刈られているので西側にまわって見た。
子供が3人水路を覗きこんでいるのを見に行くとビニール袋に魚が入っていた。
フナらしい。15㎝位はある。釣り棹を持ってうどんを1玉持っていた。これで釣れたらしい。
子供は遊び場を見つける名人だ。

 
曽我川の水量が増えると開けられる水門 ここから南へと水路が続く。

 
チョウジタデ・ヒレタゴボウ・ヤナギタデが花咲きヒメガマらしい葉・コガマらしい穂が見えた。オオイヌタデらしいのが水路を覆っている。
この水路で35種(重複)水路の中は草刈されないのでいい。ただ近づいて見れないのが難。

 
      多分コガマ         コツブキンエノコロ?の帯化したもの。

水路周辺には生き物も多い。捕まえられないがバッタの仲間が足元から飛び立つ。
テントウムシやチョウやトンボなども。
そして体育館に近い水路ではメダカのような小魚が泳ぎ、ドジョウもいた。
ここも一つのビオトープになっている。

体育館のそばのコンクリートの上の植え込みは夏の暑さで茶色に枯れている木がたくさんありよほど環境に適した樹種でないと育たないのがわかる。植え込みのマスの中にもそういうところに合う草がたくましく生きている。

ウォーキングにもならなかったが、たまにはこんな観察もいいかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする