
長居公園 サルスベリが満開
待ち時間にコンクリート縁石に座って横のハマスゲを引っ張って見た。
植え込みマスの土は柔らかくスッと抜けた。

見るときれいな塊茎が付いていた。
塊茎をよく見たいといつもおもうのだけれど、家の近くにあるのはコンクリートの隙間や固い土に生えていて塊茎を掘りだせたことがないのでよく見れてラッキー。
今日は植物調べの日だが夕方5時半から長居陸上競技場でミスターチルドレンのコンサートがあるらしい。なので午後からは客が多くなりそうというので、午前中は先に外周を回った。
全員学芸員さんと一緒にまわり、出てきた植物をしらみつぶしに書き出していく。
メンバーには詳しい人もいれば私程度の人、大学生さん、小学4年生の男の子(毎回参加)等々。
根を見ないと同定できないというフシネキンエノコロなど初耳の植物も出てきた。アキメヒシバにも初めてお目にかかった。
なかなか「わかった」とは言いづらいが、頭の刺激にはなる。この程度で申し訳ない。
お昼休みに、ゴキヅルを見に行く人に付いて行った。
「昔は橿原でも見たことがあるのに最近は全く見かけません」と言ったら「絶滅危惧種になっているところもある」とのお話。「エエ~ッ。でも鵜殿でははびこっていましたよ」
帰って調べてみたら大阪では指定されていないが、近畿では奈良県と兵庫県が準絶滅危惧種に、三重県は絶滅危惧種になっていた。へえ~。可愛いから好きな植物なのに。

繁っていたゴキヅル


ゴキヅルの花 房状の雄花の基部に雌花が1個付く 実は熟すと上下に半分に割れる。
午後は班分けして2区域をまわる。
私の班は小学生が今回も筆記役。私など自分のメモが追いつかないぐらいなのに、見事に役割をこなしていた。
博物館歴も長いらしく、植物もよく知っているし、大人になる頃にはいっぱしの専門家になっていることだろう。
みんなの目で今日、午前96種、午後、区画1で91種 区画2で74の植物がリストアップされたらしい。

イヌコウジュ
似たものの区別が難しいものがたくさんある。思い違いもあるので、こんな機会に知らないことを教えてもらえるのはありがたい。