みどりの野原

野原の便り

2月2日 長居植物園 果実・種子

2013年02月02日 | Weblog
長居公園
落葉樹は春に先だって剪定されていた。


植物園のタペストリーは「バレンタイン」
おいしいチョコレートほしいなあ~。

 
      ニホンズイセン               白梅は咲き始め


よく見ると花壇の際にマメカミツレやホトケノザが花をつけていた。
今日も暖かいが、本物の春もそう遠くはない。

ケヤキ・クスノキ・メタセコイアなどの落ち葉で葉の特徴を観察する。

 
ロウバイ 雄しべが開いているものと閉じているもの。
 右)ソシンロウバイ 寒い時期下向きの釣鐘型の花は内部が暖かく虫の訪れも多いらしい。

 
 マンサクは満開の木もあった。  たたまれていた細い花弁がほどけるように咲く。

ドングリ・ハンノキ・センダン・ソテツ の「実」は果実か種子か。

ドングリは柱頭がついているから果実


ハンノキは? 落ちていた実からこぼれ出たものを見ると2本の柱頭があった。
だからこの小さいものが果実。松ぼっくりのようなのは果序だ。


無数のセンダンが落ちていた。
センダンは柱頭がついているので果実。中がいくつかの部屋に分かれている。
その中に種子がある。

 
ソテツが「実」をつけていた。この「実」は?
先に付いているのは柱頭のように見えたが、ルーペでよく見ると柱頭ではなく穴だった。
だからこれは一見「果実」のように見えるが果実ではなく「種子」
ソテツは裸子植物。♂♀異株 種子がつくまで雌雄はわからない。

いつも食べている果物や野菜、
果実を食べているのか?種子を食べているのか?
内果皮・外果皮はどれか?あまり考えるとのどが詰まりそうだけど。
コメント
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